NCIS ネイビー犯罪捜査班シーズン9

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新海軍長官に指示されたトニーの極秘任務とは? ギブスの恋路や、新たな敵の出現など、気になる展開を見せる新シーズン。
通算200回記念特別エピソードも見逃せない大人気ドラマシリーズ、シーズン9をチャンネル初放送!!

作品解説

米海軍に関する事件を捜査する海軍犯罪捜査局(NCIS)の活躍を描いた「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、全米でロングラン・ヒットを記録した大人気シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとして誕生した犯罪捜査ドラマ。2003年より米CBSにて放送開始した本作は、スタートから間もなく爆発的な人気を獲得し、2009年~2014年にわたり全米ドラマ視聴率No.1※に輝く高視聴率ヒットを記録。全米ではシーズン15までの放送が終了している大人気シリーズだ。

本作の全米での大ヒットをうけて、2009年にはそのスピンオフ・シリーズとなる「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」が登場、2014年からは2つ目のスピンオフとして、ルイジアナ州のニューオーリンズ支局を舞台にした「NCIS: ニューオーリンズ」が放送スタート。「NCIS」シリーズは一大フランチャイズを形成し、いずれもアメリカをはじめ世界各国で大ヒットを記録している。

ワシントンD.C.を拠点に海軍関係者が絡んだ殺人から、テロ、暗殺など様々な難事件の捜査に挑む精鋭チームNCISの活躍を描く本作。緊迫感溢れるスリリングなストーリー展開に加え、頼りがいのある絶対的リーダーのギブス、お調子者で女好きなタフガイ捜査官トニー、科学捜査をマルチにこなす分析官アビー、おしゃべり好きでギブスが絶大な信頼を寄せるベテラン検視官ダッキーら、ユニークで個性豊かなメンバーが織り成すコミカルで絶妙なチームワークの良さも本作の魅力だ。チームリーダーのギブスを演じるのは映画『プレシディオの男たち』、『ワイアット・アープ』、『君がいた夏』などで知られるマーク・ハーモン。また、TV「ダーク・エンジェル」のローガン役でおなじみのマイケル・ウェザリー、往年の名作シリーズ「0011ナポレオン・ソロ」のデヴィッド・マッカラムといった実力派キャストが脇を固めている。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査 2009-2014年 ドラマ視聴率ランキング第1位

シーズン9 見どころ

記念すべき第200回記念特別エピソード!!

シーズン9第14話「運命の分かれ道」は、シリーズ通算200話記念特別エピソードとしてファンへおくられるサービスエピソードとなっており、今は亡きキャラクター達が回想の中で1話限りの復活を遂げる。生死の淵に立たされたギブスが、ラルフ・ウェイト演じる父ジャクソンや、クレア・ケアリー演じる母アン、ミューズ・ワトソン演じるギブスのかつての上司である捜査官マイク・フランクスといった懐かしい人々との会話を通じて、人生の分かれ道を振り返る。視聴者にとっても懐かしい面々が登場し、ギブスが下してきた選択が人生に及ぼした影響についてギブス自身が回顧するというストーリーは、200回という節目を記念するにふさわしい感慨深い内容となっている。

各エピソードの豪華なゲスト出演陣にも注目

今シーズンも、豪華なゲストが登場。新海軍長官のクレイトン・ジャーヴィスには「よみがえり ~レザレクション~」フレッド・ラングストン役のマット・クレイヴン。さらに、ジョン・カーペンターの『ハロウィン』にて映画デビュー、「スクリーム・クイーンズ」キャシー・マンチ役や多くのホラー映画に出演し、“スクリーミング・クイーン”と呼ばれたジェイミー・リー・カーティスが、ギブスと対立しながらも恋愛関係となる女性心理学者ライアン博士を演じる。
その他にも、「地上最強の美女たち!/チャーリーズ・エンジェル」クリス・マンロー役で知られる美人女優シェリル・ラッド、「サード・ウォッチ」モンティ・パーカー役で知られるマイケル・ビーチ、「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」ダニー・テイラー役のエンリケ・ムルシアーノ、『ロボコップ』や「ツイン・ピークス」リーランド・パーマー役で知られるレイ・ワイズ、「ザ・ホワイトハウス」トビー・ジーグラー役のリチャード・シフといった俳優陣が続々と登場する。

放送当時、アメリカのテレビシリーズ人気第1位を3年連続で記録

2012年12月に本国で放送が開始され、当時3年連続でアメリカのテレビシリーズ第1位の人気を誇った「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン9」。第1話は、シーズン8からの視聴率の上がり方でもトップとなり、視聴者数は1950万人を記録。シーズン通じて同時間帯では視聴率第1位、各話平均1940万人の視聴者を獲得。オーストラリアでは米ドラマシリーズでトップ10の人気を誇り、フランスのテレビ局M6では最も人気のドラマとなっている。

ストーリー

ポートキラー事件が解決し、ダヴェンポートは海軍長官を辞任。新海軍長官に就任したジャーヴィスは、ヴァンスに対しあるNCIS捜査官が機密を外部に売り渡していると告げ、その件をギブスにも伏せたまま、捜査をトニーに一任すると通告するが……。

ギブスがケイトの姉である精神科医クランストンを病院に呼び、入院中のトニーと話をするよう依頼。トニーは任務中に銃撃を受け、大事こそなかったものの任務に関わる記憶を失っていたのだった。現場の状況からトニー自身も撃ち返したこと、相手がNCIS捜査官らしいということも分かる。病室にFBI捜査官ストラットンが押しかけてきて事情を聞こうとするが、ギブスとクランストンが撃退。トニーはクランストンの誘導で、少しずつ当時の記憶を掘り起こしていく。トニーは仲間たちにも事実を言わず、単独行動を続けていた。トニーの様子がおかしいのを見て、チームメンバーたちはそれぞれ心配する。ギブスはヴァンスに食い下がるが任務の詳細を教えてもらえず、独自に探りを入れることとなる。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

リロイ・ジェスロ・ギブス/Leroy Jethro Gibbs (声:井上和彦)

海軍犯罪捜査局(NCIS)ワシントン本部の特別捜査官で、チームのリーダー。元海兵隊の凄腕スナイパーで、冷静沈着かつ責任感の強い人物。部下たちからの信頼も厚い。捜査においては独自のルールでチームを引っ張り、数々の事件を解決に導き、卓越したリーダーシップを発揮。仕事以外に楽しみのないことを心配され、トニーらに恋人探しをされる。しかし、ペンタゴンの心理作戦部のチーフである女性心理学者ライアン博士には、対立しながらも通じ合うものを感じ、デートの約束をしたようで……。

マーク・ハーモン Mark Harmon

1951年9月2日、米カリフォルニア州バーバンク生まれ。『カムズ・ア・ホースマン』で映画デビュー。ジョディ・フォスターと共演した『君がいた夏』、『プレシディオの男たち』、『ワイアット・アープ』などの映画に出演。TV「ザ・ホワイトハウス」でエミー賞ドラマ部門ゲスト男優賞にノミネートされた他、「リーズナブル・ダウト/静かなる検事記録」でゴールデングローブ賞にノミネート。本作では今シーズンより、そしてスピンオフ「NCIS: ニューオーリンズ」でも製作総指揮としてスタッフに名を連ねている。

アンソニー・“トニー”・ディノッゾ/Anthony Dinozzo (声:森宮隆)

通称トニー。殺人課の刑事からNCISに転身した経歴を持つ捜査官。根っからの女好きで普段はチャラチャラした軟派なプレイボーイだが、犯罪捜査にかける情熱と勇気はギブスも一目を置くほど。ジャーヴィス新長官から「機密を売っている捜査官を追って始末しろ」との極秘命令を受けたが任務中に銃撃され、任務に関わる記憶を失ってしまう。女好きでトニーそっくりの父アンソニー・シニアには今シーズンでも手を焼かされるようだ。

マイケル・ウェザリー Michael Weatherly

1968年7月8日、米ニューヨーク州生まれ。実家は輸入業や病院経営をする資産家。TV「ダーク・エンジェル」のローガン役で海外ドラマファンにはおなじみ。主な映画出演作には、『エステラ・ウォーレンの知られたくない私のヒ・ミ・ツ ヴァージン・ラプソディー』など。2017年秋のTheWrapの好感度調査では見事第1位となる。

アビゲイル・“アビー”・シュート/Abigail Sciuto (声:愛河里花子)

ゴス系のメイクとファッションのインパクトが強いNCISの科学捜査分析官。理系特有のオタク気質をフル稼働し、どんな些細な証拠や手がかりも見逃さない。仲間たちへの愛情も人一倍で、誰からも愛される人気キャラ。腎臓移植のドナーになろうとして適合検査を受けた結果、自分の生い立ちについて衝撃の事実と向き合うことに。

ポーリー・ペレット Pauley Perrette

1969年3月27日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。『ザ・リング』、『あの頃ペニー・レインと』などの映画やTV「CSI: 科学捜査班」などの出演を経て、本作のアビー役で注目を集める。マイケル・ウェザリー同様、2017年秋のTheWrapの好感度調査で第1位となる。

ドナルド・“ダッキー”・マラード/Dr. Donald Mallard (声:千田光男)

通称ダッキー。イギリス出身のベテラン検視官で、英国人特有のブラックなユーモアセンスの持ち主。ギブスとは親子にも似た信頼関係を築いている。数え切れないほどの死体を検証してきた豊富な知識と経験を生かして、ギブスらの捜査を頼もしくサポートする。美しく聡明なソーシャルワーカーのメアリーとネットで出会いラブラブ状態となる。

デヴィッド・マッカラム David McCallum

1933年9月19日、英スコットランド生まれ。1950年代後半から俳優としてのキャリアをスタートさせる。TV「0011ナポレオン・ソロ」でロシア人エージェントのイリヤ・クリヤキン役でブレイクした他、「LAW & ORDER」、「セックス・アンド・ザ・シティ」、「透明人間」などに出演。映画では『大脱走』、『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』や『ヒア・マイ・ソング』などの他に、2015年のアニメ映画『バットマン vs. ロビン』では声の出演を果たしている。デヴィッドが1960年代にリリースした楽曲のなかのひとつ”The Edge”のオリジナル版が、2017年公開の『ベイビー・ドライバー』のサウンドトラックで使用される。

ティモシー・マクギー/Timothy McGee (声:会一太郎)

頭脳明晰で、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒の秀才。ハッキングや暗号解読など、コンピューターを使った解析・情報収集能力に長けている。ノーフォーク地区担当の常駐捜査官だったが、シーズン2より正式にギブスらのチームに加入する。オタクであることをネタにトニーからいじられることが多い。祖母のペニーはインテリの元大学教授・元反戦活動家で、老いてなお気が強い。厳格な海軍大将の父とは長く音信不通状態。

ショーン・マーレイ Sean Murray

1977年11月15日、米メリーランド州生まれ。母親が「犯罪捜査官ネイビーファイル」や「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のプロデューサー、ドナルド・P・ベリサリオの4番目の妻となったため、マーレイはベリサリオの義理の息子にあたる。1993年に映画『ボーイズ・ライフ』に出演した後、「ER 緊急救命室」や「犯罪捜査官ネイビーファイル」などのTVシリーズにゲスト出演。本作のマクギー役で注目を集めた。

ジヴァ・ダヴィード/Ziva David (声:大津愛理)

イスラエル諜報特務局モサドから派遣された捜査官。所属は特殊工作部コメミウテで、暗殺、尋問、スパイ活動のスペシャリスト。モサドから出向を命じられ正式にNCISメンバーになる。モサド局長のイーライ・ダヴィードを父に持つ。NCISを去ったあと囚われの身となっていたところをトニーたちに助けられ、DCへ戻ってくる。その後、父ダヴィードにモサドを辞めると告げ、NCISへ転職するためギブスに推薦を依頼、晴れて正式にNCISのメンバーとなる。恋人のレイ・クルスが久々に帰国したものの早速ケンカして険悪な雰囲気に……。

コート・デ・パブロ Cote de Pablo

1979年11月12日、チリ・サンティアゴ生まれ。10歳のとき家族とマイアミに移住。大学時代に舞台に出演し、その後「The Jury(原題)」などのTVシリーズに出演。本作の出演で、ラテン系俳優の功績や作品を称えるImagen Awardsの最優秀助演女優賞を受賞。映画では『トゥルー・リベンジ』や、アントニオ・バンデラス主演の『チリ33人 希望の軌跡』に出演。

レオン・ヴァンス/Leon Vance (声:佐久田脩)

シェパード局長の後任として、副局長から局長に昇進。NCISチームを一旦解散させて再布陣するが、ギブスたちの強い要望によって再びメンバーたちを呼び戻すことを許可する。ギブスとはいつも衝突し、愛想は悪く、目的達成のためには手段を選ばない冷淡な性格のため、メンバーたちからは苦手とされている。妻ジャッキーの弟でヴァンスの義弟にあたる不良少年マイケルに対して、父親代わりとして更生させる義務感を抱き続けてきたが……。

ロッキー・キャロル Rocky Carroll

1963年7月8日、米オハイオ州生まれ。「シカゴ・ホープ」のウィルクス役で知られ、「ER 緊急救命室」、「ボストン・リーガル」、「グレイズ・アナトミー」など数多くの作品に出演しているベテラン俳優。映画では『レディース★マン』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』などに出演。

作品基本情報

原題:NCIS
データ:シーズン9・2011~2012年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン9・全24話/HD作品
企画:ドナルド・P・ベリサリオ、ドン・マッギル
製作総指揮:ドナルド・P・ベリサリオ、シェーン・ブレナン、フランク・カルデア、ゲイリー・グラスバーグ、マーク・ハーモン、マーク・ホロウィッツ、チャス・フロイド・ジョンソン、ジョージ・シェンク
出演:マーク・ハーモン、マイケル・ウェザリー、ポーリー・ペレット、デヴィッド・マッカラム
日本語吹き替え:井上和彦、森宮隆、愛河里花子、千田光男、会一太郎、大津愛理、佐久田脩