ストーリー
アルコール中毒、薬物中毒、10代での妊娠があふれる街、ハッピー・バレー。キャサリン・ケイウッドはその小さな街で巡査部長をしている。ある時、娘を自殺に追いやったとキャサリンが信じている男、トミー・リー・ロイスが出所したと知り、彼女の生活は一変する。同じくハッピー・バレーに住むごく平凡な会計士ケビン・ウェザリルは、仕事で正当な評価をされず十分な給料が支払われていないことに不満を抱えていた。ケビンは娘を私立の良い学校に入学させるため、学費を払えるだけの給料に昇給してほしいと要求するが、裕福な上司ネビソンに拒否され、彼の中で何かがぷつりと切れてしまう。ケビンは出来心から地元の麻薬密輸組織のボス、アシュリーにネビソンの娘を誘拐し、身代金を要求するよう依頼する。しかし、アシュリーが誘拐作戦にトミーを巻き込んだことから、物事は危険な方向に進み始める……。