米有料ケーブル局Showtimeが、官能サスペンスドラマシリーズ「アフェア 情事の行方」の新シーズン更新を発表した。現在、米ではシーズン4を放送中。更新が決まったシーズン5が、最終シーズンとなることも併せて報告された。
Showtimeのゲイリー・リーヴァイン番組部門社長は、「アフェア 情事の行方」について「私たち、Showtimeは番組の描く“不貞”と“貞節”についての独自の見解を気に入っています。親密でありながら曖昧、そして感情の揺れをうまく表現しているからです。(クリエーターの)サラ・トリームは当初から5シーズンでの完結を考えていました。彼女が才能あふれる俳優陣と私たち視聴者に、最終シーズンでどんなクライマックスを見せてくれるのか楽しみです」と説明。2015年のゴールデングローブ賞でドラマシリーズ部門の最優秀作品賞と主演女優賞(ルース・ウィルソン)をW受賞した、Showtimeの看板ドラマのフィナーレに期待を寄せている。
また、米でシーズン4の放送開始(8月6日)を待たず、「ベター・コール・ソウル」がシーズン5の更新を決めた。放送するケーブル局AMCのチャーリー・コーリアー社長が発表した。
「ブレイキング・バッド」の成功を受け、前日譚スピンオフとして、2015年にスタート。「ベター・コール・ソウル」は、現在までに23のエミー賞ノミネートを受け、ケーブル局ドラマシリーズの中でもトップクラスの人気と高い評価を得ている。
シーズン4以降は、さらに「ブレイキング・バッド」との接点が強まることが明らかになっており、前日譚がオリジナルに追いつくのも時間の問題といえそうだ。
<「deadline.com」 7月28日>