米で今秋スタートする最新の「クリミナル・マインド」シーズン14で、全15エピソードのうち3分の1にあたる5エピソードを5人の出演スターがそれぞれ監督することが分かった。製作総指揮者の一人、エリカ・メッサーが明かしたもの。
監督エピを担当するのは、マシュー・グレイ・ギュブラー(12回目)、ジョー・マンテーニャ(9回目)のベテラン組、シーズン11から加入したアイシャ・タイラーとシーズン12から加入したアダム・ロドリゲス(共に2回目)、そして初めての挑戦となるA・J・クック。
さらにカーステン・ヴァングスネスは、メッサーと共同でエピソードを執筆する予定で、実現すれば5回目の脚本参加となる。
米のTVシリーズで出演スターがエピソードを監督するのは珍しくなく、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」や「スーパーナチュラル」でも、主演スターらがメガホンを取っている。特にロングランを続ける番組に顕著な傾向と言える。
しかしこれだけ多くの出演スターが同じシーズンに監督エピを受け持つとなると話は別。マシューやジョーといった“監督”としてもベテランを抱えた余裕なのかもしれないが、メッサー自身も「内輪で済ませていると思われても仕方ない」と認めるほど、スターが表も裏も大活躍だ。
ファンには嬉しい知らせも、気がかりは新シーズンのエピソード数。通常の22エピソードから減らされ、15エピソードの放送となっているのだ。
これについてメッサーは、今のところ15エピソードでシーズンを考えているとしたものの、「もっと増える可能性だってある」と楽観的。話題性あふれるエピソードで吉報を待つようだ。シーズン14は米で10月3日から放送が始まる。
<「tvline.com」 8月22日>