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海外ドラマ最新レポート Vol.56 2018-19年期新シーズンの第一週視聴率/視聴者数ランキング 「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」今シーズンも好調

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9月17日にエミー賞授賞式が開催され、時期を合わせて新番組のシーズンがスタートした。冬スタート、夏スタートの番組も増えたとはいえ、秋は米TVドラマ界の一年の始まり。注目の2018-19年期第一週、米ニールセン社発表の週間視聴率/視聴者数のランキングを紹介しよう。
調査機関は9月24日から30日までの一週間。コアターゲット視聴率(18-49歳層)と全体視聴者数のランキングで、リアルタイム及び同日のタイムシフト視聴のみを対象としている。
 
まずは、新シーズンも米TV界のキックオフはプロアメリカンフットボールのNFL中継から。日曜夜の定番番組「サンデー・ナイト・フットボール」は、視聴率と視聴者数ランキング共に首位。NFL関連で、視聴率トップ10内に5番組、視聴者数トップ10内に2番組がそれぞれランクインしている。
 
上位をNFL関連が独占する中、ドラマ・シリーズの視聴率トップで立ったのが、「THIS IS US 36歳、これから」(3.0)で、第3位。今やネットワークの雄的存在に成長したファミリードラマがシーズン3も好調に発進した。
 
コメディ・シリーズの視聴率トップは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(2.5)で第5位。最終シーズンを迎えて、今シーズンは豪華ゲストの登場も期待されており、一話一話に注目が集まっている。同スピンオフの「Young Sheldon」の視聴率も1.7と好成績。ランキングは17位につけている。
 
新番組で一番人気は、視聴率2.2を記録した「Manifest」(第8位)。かつて量産された「LOST」タイプのミステリーサスペンスで、一周廻って再びブームを起こす可能性も。
同2番人気には、視聴率1.8の「New Amsterdam」(第15位)。やや食傷気味の医療物だが、病院に革命を起こす若手医師の挑戦を描くドラマで、「ブラックリスト」「ブラックリスト リデンプション」のライアン・エッゴールドが主演。「ブラックリスト」シリーズで磨いたカリスマティックな演技が見もの。
 
一方、全体視聴者数ランキングでは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が1293万3000人を集めて、第4位。後塵を拝したものの、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、1256万6000人で、第5位。人気キャスト(ポーリー・ペレット)降板の痛手は最小限に収まったようだ。
 
ちなみに「NCIS ネイビー犯罪捜査班」スピンオフの2シリーズ共に、トップ20入り。第16位に「NCIS: ニューオーリンズ」(897万2000人)、第18位に「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」(875万2000人)がそれぞれランクインしている。
 
<「tvbythenumbers.zap2it.com」 10月2日>