スマートフォンのショートメールやチャットアプリで間違った相手に送信してしまうのはよくある失敗。しかし、恋人へのいちゃいちゃメールを、自分の母親に送ってしまったとしたら、しばらくは顔を合わせるのも恥ずかしい大失敗だ。そんな赤面ものの大失敗をやらかしたのは、「S.W.A.T.」「クリミナル・マインド」のシェマー・ムーア。今年48歳のイケメンだが、結婚はしておらず、さまざまな美人女優・モデルらと浮名を流すプレーボーイだ。
TVのトーク番組に出演したシェマーが、その赤面経験の顛末を明かしている。
「前のガールフレンドと付き合っていた時の話なんだ。ある夜、仕事が終わって家に帰る途中、ちょっとばかり寂しい気分だった。それで彼女と楽しい時間を過ごせないかと思ったのさ」 そこでシェマーがスマホに打ち込んだショートメールが、「ベイビー、今日はいい一日だったかい? そうだといいね。だけど僕が家についたら、君はもっといい一日を過ごすことになるよ!」 実際はもっといちゃいちゃした内容だったに違いないが、つまりは彼女へのデートのお誘い。それなのに、シェマーは母親に向けて送信ボタンを押してしまったのだ。
日中、シェマーは母親と連絡を取っており、そのまま相手を変えず送信してしまったらしい。ハッと気が付いた時はすでに遅し。どんなにスマホをいじくり倒してもショートメールが元に戻ることは無かったという。そして母親から電話。平謝りに謝るシェマーに、母親は「まったく、あなたの父親とそっくりなんだから」と笑い飛ばしてくれたとか。日頃から、デートの相手については包み隠さず報告していたため、母親にとって息子のいちゃいちゃメールは意外でもなんでも無かったらしいのだ。
「(母親を)心から愛している」と公言するシェマー。プレーボーイの息子が落ち着くのは、まだもう少し先になりそうだ。
<「montrealgazette.com」 9月30日>