スターになる顔立ちがあるのだろうか? 米には思わず見間違えてしまうような、そっくりさんなスター同士が存在する。
よく言われるのが、レイチェル・ビルソン(「The OC」)とレイトン・ミースター(「ゴシップガール」)。黒髪でコケティッシュな二人は顔立ちだけでなく骨格まで瓜ふたつ。「ゴシップガール」と言えば、チェイス・クロフォードは、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のイアン・サマーホルダーと似ている。二人とも目元くっきり正統派ハンサムのそっくりさんだ。ジェフリー・ディーン・モーガン(「スーパーナチュラル」)とスペイン人俳優のハビエル・バルデムは兄弟のようにそっくり。シワの寄り方まで似ているようだ。
これまで何度も指摘されてきた上記のスターたちとは別に、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」のクリス・オドネルと間違われてしまったスターがいるという。「ARROW/アロー」のスティーヴン・アメルで、自身のツイッターで間違われてしまった経験を披露している。
それはスティーヴンがバーを訪れた時のこと。バーテンダーと軽い会話を交わしたスティーヴンは、そこで衝撃の質問を受けたという。
バーテンダー 「あなた、クリス・オドネルさんですよね?」
もちろん「違います」と否定したスティーヴン。しかし、(じゃなかった…)と反省するわけでもなく、バーテンダーは畳みかけてきた。
バーテンダー 「僕は彼の番組が好きなんですよ」
「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」のこと? スティーヴンは会話をつなぐが、バーテンダーの勘違いは止まらない。
バーテンダー 「いいえ。彼の演じるグリーンアローが最高なんです!」
もはやスティーヴンは絶句したことだろう。バーテンダーの目の前にいるのが、「ARROW/アロー」でグリーンアローを演じているスターであるのは正しい。しかし、なぜかそのスターをクリス・オドネルと思い込んでいるのだ。
たしかに「ARROW/アロー」でスティーヴンのようにフードをかぶってしまえば、クリスと似ていると言えなくもない。けれど2012年から演じ続けている自身の代表作で、人間違いされてしまう屈辱は想像に難くないはずだ。
それでも、スティーヴンは先輩俳優のクリスに敬意を払うことを忘れない。「クリス・オドネルとは、以前『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』で一緒に仕事をさせてもらいました。最高にいい人でしたよ」と気を取り直して、ツイートを締めくくっている。
<「ew.com」 7月7日>