ニュース

海外ドラマ最新レポート Vol.63 「スタートレック」ユニバース、さらに広がる 今度はアニメシリーズ、しかもコメディ!

米CBSの映像配信サービス CBS All Accessの代表的コンテンツ、「スタートレック」シリーズに新たな作品が加わることが分かった。
新しいシリーズは、30分番組のアニメ「Star Trek : Lower Deck」で、意外にもジャンルはコメディ。宇宙艦隊の中で最も地味な宇宙船に勤務するクルーが主人公になるという。
 
配信開始日はまだ明らかになっていないが、すでに2シーズン分の製作が決定している。
 
「Star Trek : Lower Deck」の製作を手掛けるのは、エミー賞受賞の大人気アニメ「リック・アンド・モーティ」のマイク・マクマハン。マクマハンは「リック・アンド・モーティ」のヘッド・ライター(脚本家チームのリーダー)であり、「リック・アンド・モーティ」クリエーターのジャスティン・ロイランドと共同製作する次作「Solar Opposites」の配信が米Huluで決定している、最も売れっ子のコメディ・アニメ製作者の一人だ。
 
マクマハンが「スタートレック」ユニバースの新しい一員となるコメディ・アニメシリーズを手掛けるにふさわしい理由は、彼が売れっ子というだけではない。マクマハンは自他ともに認める、筋金入りのトレッキーなのだ。マクマハンが最初に注目を浴びたのは、「新スタートレック」のフェイク・エピソードを勝手に創造し、つぶやき投稿したツイッター。2011年に始めたこのツイッターが米出版社の目に留まり、マクマハンは「Warped: An Engaging Guide to the Never-Aired 8th Season(原題)」の執筆・出版にこぎ着けている。
 
マクマハンと共同で「Star Trek: Lower Deck」を製作する、アレックス・カーツマン(「スタートレック:ディスカバリー」製作総指揮者)は、「マイクは私たちのハートを(企画書の)最初の一文でつかみ取りました。彼は“フード・リプリケイター(『スタートレック』シリーズに登場するレプリカ製造機)に黄色のカートリッジを入れて、バナナが出てくるのを待っているような人たちの番組を作りたい”と。彼の飼い猫の名前はライカー(『新スタートレック』のキャラクター)で、息子はサガン(『スタートレック』シリーズの有名脚本家)です。この男は本物なんですよ」と、マイクのハイレベルなトレッキー度を語る。
 
カーツマンはその才能にもべた惚れ。「彼はずば抜けて愉快で、かつ『スタートレック』シリーズのエピソードを隅々まで知っています。それが彼の強みでしょう。そして、真のファンだからこそ、ピュアで明快な心のまま脚本に取り組めるのです。『スタートレック』の世界をさまざまな世代に伝えるべく、非凡なる才能を持つマイクと一緒に仕事ができることに興奮しています」と、「スタートレック」ユニバースへのマイクの参加を手放しで歓迎している。
 
「スタートレック」シリーズの中で、「Star Trek: Lower Deck」はアニメシリーズ第2作目。最初のアニメシリーズ「まんが宇宙大作戦」は1973年~1974年に製作された。
 
<「hollywoodreporter.com」 10月25日>