「スーパーナチュラル」のジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキら出演スターが、飢餓から子供たちを救うチャリティ活動の一環として、シアトルマラソンに挑戦した。
11月25日、米シアトルにて開催された、シアトルマラソンに参加したのは、出演者のジェンセン、ジャレッドの他、ミシャ・コリンズ、アダム・ファーガス、ロブ・ベネディクト、レイチェル・マイナー、ジュヌヴィエーヴ・コルテーゼに加え、 ビクトリア・バントック(ミシャの妻)、ジェイソン・マンズ、チャーリー・ケープンの10人。
10人は、今回のマラソンのスペシャルユニット「ザ・バッド・アイデア・ツアー」のメンバー。「ザ・バッド・アイデア・ツアー」は、非営利団体ランダム・アクトを主宰するミシャの発案で結成された。ランダム・アクトのプロジェクト、子供たちを飢餓から救う「Endure for Kindness」への募金活動が目的だ。
ジェンセン、ジャレッドらのマラソン挑戦は、2018年8月にファンイベントで発表。以降、「ザ・バッド・アイデア・ツアー」のメンバーは完走に向けトレーニングを重ねてきた。そんな彼らを応援しようと、この日は全米中からファンが集結、沿道でその勇姿を見守った。
マラソンの結果は、レースの間中、並んで走ったジェンセンとジャレッドがほぼ一緒にゴールイン。ジェンセンのタイムは4:33:42、ジャレッドは 4:33:44だった。
続けてアダムが 4:42:45、ミシャが 4:42:46でゴール。応援したファンからは、ミシャはちょっぴり苦しそうに見えたと心配する声も上がっていたとか。
フルマラソン初挑戦となったロブは、5:29:56で完走。2013年に脳卒中で緊急入院した、ロブにとっては、感激もひとしおのゴールだったに違いない。
意外にも、メンバー1の快足を見せたのが、ジャレッドの妻でもあるジュヌヴィエーヴ。ハーフマラソンにエントリーし、タイムは 01:45:20。1マイル(約1.6キロメートル)を8分3秒のペースで駆け抜けるハイペースだった。
多発性硬化症を患い、「スーパーナチュラル」にも車いすで出演しているレイチェルも、メンバーや仲間たちに車いすを押してもらいながら、レースに参加。途中で離脱し、水分補給所でのヘルプに加わったのち、移動してメンバーらのゴールを見守ったという。
「ザ・バッド・アイデア・ツアー」のマラソン挑戦で集まった募金は、現時点で11万6958ドル(約1328万円)。さらにシアトルマラソン主催者であるアミカ・インシュランスからも、ランダム・アクトへ2万6200ドル(約297万円)の寄付金が贈呈されている。
<「runnersworld.com」 11月28日>