米のシットコム「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のセット見学ツアーが、6月28日、一般に向けスタートした。カリフォルニア州バーバンクのワーナーブラザーズ・スタジオで行われている、スタジオツアーに新しく組み込まれたもので、早くも話題を呼んでいる。

 

米エンタメサイトによると、ツアーでは「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」に登場する、シェルドンとレナードの住むアパート4A号室、カリフォルニア工科大学のカフェテリア、そしていつも壊れているエレベーターといった、おなじみのセットのほか、シェルドンやペニーらキャストの衣装も展示されているという。

 

「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は、5月に最終回を迎えた。セット見学ツアーについて、番組クリエーターのチャック・ロリーは「全12シーズン、279エピソードで使用した、セットの終の棲家を見つけることができたよ」と感慨ぶかけ。

 

ファンに向けては、番組からの最後のプレゼントだ。製作総指揮者の一人、スティーヴ・ホランドも「番組とセットにお別れするのは本当につらかった。だから皆が気にかけてくれて、遊びに来てくれるような場所ができて嬉しいですね。ファンだけじゃない、僕らだって時々顔を出せるんですから」と、喜びを語る。

 

一般見学用にセットが常設されただけでも番組にとって大きな名誉だが、加えて、番組を撮影してたスタジオ、ステージ25が公式に「The Big Bang Theory Stage」に改名されたことも明らかになった。

 

これはワーナーブラザーズにとって特別な番組にだけ与えられる特権で、「フレンズ」「ER緊急救命室」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」そして「エレンの部屋」に続く5番目の名誉となった。

この夏のLA観光のみどころの一つ、ワーナーブラザーズのスタジオツアーには、他に「フレンズ」や映画『ハリー・ポッター』シリーズのなどのセット見学も含まれているという。

 

＜「thewrap.com」　6月28日＞