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海外ドラマ最新レポート Vol.202 「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のケイリー・クオコ 大幅ディスカウントで自宅売却も落胆無しのワケ

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ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のケイリー・クオコが、米ロサンゼルス郊外ターザナの自宅を売却したことが分かった。その価格が驚くほどディスカウントされていたことが話題になっている。
 
ケイリーが、美しい地中海風建築の自宅を売りに出したのは2019年5月のこと。6つのベッドルームと9つのバスルームを備えた約740坪の大邸宅には690万ドル(約7億5000万円)の値札が付けられた。昨年の5月といえば、ケイリーの出演した「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の終了時と重なる。番組の思い出とも決別するため、自宅を売りに出したのだろうか。
 
そして市場に出してから3カ月。シットコムの大スターの自宅に食指を伸ばすものはいなかった。
 
しびれを切らしたケイリー側は一気に200万ドル(約2億1700万円)のプライスダウン。どうしても売りたかったのだ。490万ドル(約5億3300万円)まで値下げしたものの、それでも買い手はつかず、最終的に売却された時の価格は395万ドル(約4億3000万円)だったという。最初の売値から40%以上の超ディスカウント価格だ。
 
この大邸宅は、ケイリーが2014年始め、550万ドル(約6億円)で購入したもの。元の持ち主は米を代表するセレブリティの一人、クロエ・カーダシアンだったとか。ケイリーはこの大邸宅について「全てが気に入った。内装も家具もアートも。全部欲しくなったの」と明かしている。実際、クロエから家具を購入したほか、彼女と同じインテリアデザイナーを雇って、内装をよりケイリー好みに変えたという。
 
お気に入りの大邸宅に手を加えて、お金をかけたものの、驚愕の売値となってしまったことに、ケイリーはさぞ落胆しているとファンならば心配してしまうだろう。しかし、ケイリーはやっぱりセレブ中のセレブだった。まだ自宅が売れていない、今年2月の段階で、別居婚を続ける夫カール・クック氏と共同でなんと1200万ドル(約13億円)の新居を購入していたのだ。
 
強気の行動も納得だ。「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」終了には涙を流したケイリーだが、その後のキャリアは絶好調。アニメシリーズ「Harley Quinn」では主役のハーレイクインの声を演じ、新配信サービスのHBO MAXでは「The Flight Attendant」を製作・主演する。
 
そして夫のクック氏もタダものではない。クック氏は、米金融IT大手イントゥイットの共同創業者スコット・クック氏の息子。馬術を通して出会い、結婚して2年近くになる若夫婦は、新居を購入した今も同居していないという。
 
家の売買も結婚も規格外のケイリー。落胆なんてしてられない、ケイリーはこれでまだ34歳なのだ。
 
 
<「people.com」  4月3日>