ニュース

海外ドラマ最新レポート Vol.214 「クリミナル・マインド」のパジェット・ブリュースター、共演者とは「一緒に成長できた」と絆を語る

333.jpg2005年からスタートした「クリミナル・マインド」。2020年2月に終了するまでの間、15シーズン、全324話を放送したロングラン・ドラマシリーズだ。
 
一年の大半を撮影のため共に過ごす出演者との関係は仕事仲間以上。共演者について、エミリー・プレンティス役のパジェット・ブリュースターは「一緒に成長できた」と、米紙のインタビューで振り返っている。
 
ロングラン・シリーズについてパジェットは、「いろんな人がやって来たし、去っても行った。何人かのメインキャストはずっと出演し続け、一緒に成長することができた。ここにいるうちに結婚した人もいれば、離婚した人も、親になった人もいる。とにかく長い期間だったから、人生のいろんなことが起こったのよ」
 
結婚した人、それはパジェット自身のことでもある。13歳年下の夫、スティーブ・ダムストラさんと2014年に結婚。その夫となる人との縁を結んだのも「クリミナル・マインド」だったのだ。
 
「主人はマシュー・グレイ・ギュブラーの友人なの」
 
ミュージシャンで作曲家のダムストラさんは、「クリミナル・マインド」の実質的主役リード役のマシューの友人。マシューを通して二人は出会い、恋に落ちた。そしてゴールイン。結婚式はキューピッドのマシューが司祭を努め、「クリミナル・マインド」の共演者たちも揃って出席したのだとか。
 
長い年月を公私共にするから、お互いの仕事面だけでなく人間的な成長も実感している。その間、結婚や親になるなど良いことばかりではなかったからだ。病気になった人もいれば、親を亡くした人もいる。人生の高い時、低い時を支え合っての15シーズンだ。
 
「クリミナル・マインド」のシリーズ自体は終了した。けれど、そこから生まれた友情、なにより新しい家族の存在が「クリミナル・マインド」をパジェットの人生そのものに組み込んでいる。
 
 共演者とは「今でも毎日おしゃべりしたり、メールをやり取りしたりしてるわ。やっぱりちょっと変よねえ」と、茶化しながらも固い絆を誇らしげに語る。これからの人生も、パジェットは「クリミナル・マインド」と共に歩む。
 
 
<「bostonglobe.com」  1月16日>