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海外ドラマ最新レポート Vol.301  「ゾーイの超イケてるプレイリスト」のスカイラー・アスティン、コロナ禍の撮影を寂しいと愚痴る

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ゾーイの超イケてるプレイリスト」でゾーイの親友マックスを演じているスカイラー・アスティン。劇中、自慢の歌声を聞かせるイケメン俳優が米エンタメ誌の取材に答えている。 「寂しいよ。ストレスがたまってしまう!」 いきなりの愚痴には理由がある。NY生まれのスカイラーは「ゾーイの超イケてるプレイリスト」の撮影に参加するため、カナダ・バンクーバーへ向かわなければならない。数カ月に渡り、バンクーバーでの仮住まいが始まるのだ。
 
何より寂しいのが、恋人のリサ・スタリーと離れ離れになってしまうこと。とくにホリデーシーズンは人恋しかったらしい。「バンクーバーに7カ月も滞在しているんだよ。クリスマスの間は2週間休みをもらえた。それは有難かったね。だけどあっという間に帰ってこなくちゃいけないわけだから…」とグチグチグチ。撮影で愛する人と離れ離れになるのは仕方ないだろう。とはいえ、人恋しさを加速させるのが、コロナ禍事情。ソーシャルディスタンスが身動きを取れなくさせるからだ。
 
「借りたマンションに閉じこもる時間が増えたよ。曲を作ったり、何かを執筆したり、(オンラインで)家族や友達と話をしたりしている」 スカイラーは現在、33歳。劇中でも歌って踊るエネルギッシュな元気者にとって何と退屈な毎日なのか。「バンクーバーでの生活を例えるなら、すごく静かで穏やかな老人ホームにいるみたい。出歩くといっても、せいぜい湖の周りを歩き回ったりするくらいなんだから」 自由時間があっても、外で遊んで感染するわけにはいかない。「ものすごいプレッシャーの中で撮影している」と、出演者の一人として責務を感じているのだ。
 
「早く物事が以前のように戻ってほしい」と願う。そんな時が来たならば、スカイラーが一番に出かけたいのが「コンサート!」「ライブで音楽が聴きたいんだ。ブルーノ・マーズなんかいいね。そしてまたブロードウェイのステージに立ちたい。観客の前に立ちたいよ」 そう、スカイラーは「RENT」「ウエスト・サイド・ストーリー」など有名作品にも出演してきた、ミュージカルスターなのだ。愛するブロードウェイは休止中。「(ミュージカルが)戻ってくるのを待っている。絶対に戻ってくるさ。だから今は、自分にできることを何でもやる、我慢もするよ!」
 
寂しさもプレッシャーも終わりはきっと近づいている。その時までスカイラーは「ゾーイの超イケてるプレイリスト」で歌って踊って弾けるつもりだ。
 
 
<「people.com」   3月23日>