米CBSでロングラン放送を続ける「
NCIS ネイビー犯罪捜査班」が今秋以降のシーズン19更新を決めたばかりだが、そのスピンオフ・シリーズも新シーズンが更新されることが分かった。新シーズンとなるシーズン13の更新を決めたのは「
NCIS: LA 極秘潜入捜査班」。もともと更新は確実視されていたが、クリス・オドネル、LL・クール・J両主演の継続確定を待っての発表となった。「犯罪捜査官ネイビーファイル」(1995~2005年)のスピンオフとして誕生した「NCIS ネイビー犯罪捜査班」(2003年~)。そのスピンオフが、2009年スタートの「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」だ。その5年後には「
NCIS:ニューオーリンズ」の放送が始まったが、こちらは現在米で放送中のシーズン7をもってシリーズ・フィナーレ。最終回の放送は5月16日(米時間)、全155話で完結となる。
そして「NCIS」シリーズから4番目のスピンオフとして製作が決定したのが「NCIS:Hawaii」(原題)。「NCIS:ニューオーリンズ」製作総指揮のクリストファー・シルバー、ジャン・ナッシュがそのまま「NCIS:Hawaii」(原題)の指揮を執る。さらに「HAWAII FIVE-0」「
S.W.A.T.」などCBSのドラマシリーズの監督を多く手掛けている中国系米国人のラリー・テンが新しく「NCIS:Hawaii」(原題)の製作総指揮に名を連ねる。テンは、プレミア・エピソードの監督も手掛けるという。また「NCIS:Hawaii」(原題)は、同シリーズ史上初めて女性捜査官が主役となることでも注目を浴びている。候補として「NCIS ネイビー犯罪捜査班」シーズン14にアレックス・クィン捜査官役で出演していたジェニファー・エスポジートの名前が挙がっている。
<「deadline.com」 4月23日>