大型ポリス・アクション・ドラマシリーズ「
S.W.A.T.」で主役のホンドー役を演じているシェマー・ムーア。「
クリミナル・マインド」で名を挙げた人気者が映画『ソニック・ザ・ムービー』の続編『Sonic the Hedgehog 2(原題)』出演をSNSで発表した。
主演する「S.W.A.T.」は4月にシーズン5の更新が決定。TVシリーズと鍛え上げられたマッチョボディを維持するだけでも忙しいはずだが、タフな男は欲張りでもあった。多忙の合間を縫って、シェマーは日本のゲーム「ソニックシリーズ」をベースにした大ヒット映画続編への出演も決めていたのだ。
ファン歓喜の一報もシェマーらしく。先ごろ自身のインスタグラムに「イエーイ!ベイビーガールたち、オレは#SonicMovie2のキャストメンバーの一員になったよ」とコメントした一枚の写真を投稿。写真には『ソニック・ザ・ムービー』に出演していたジェームズ・マースデン、ティカ・サンプター、ナターシャ・ロスウェル、そしてシェマーの姿が写っている。役名など詳細は含まれていないものの、どんなニュースより偽りのない出演発表だ。
今でこそ陽気な笑顔を見せているシェマーだが、「S.W.A.T.」の撮影は困難を極めた。米国で5月に放送終了したシーズン4はコロナ禍真っただ中で撮影されていたのだ。「コロナ禍の撮影は大変だったね。(感染防止のための)規則を全部クリアしないと撮影ができないんだ。僕らは新型コロナのテストを繰り返し受けなきゃならなかった。犯人を追いかけてタックルしたり、体と体をぶつけ合うシーンが多いから、本来は週に3回でいいはずのテストを、僕らは毎日受けていたんだ」
撮影は万全の態勢で行われたが、昨年末シェマーは新型コロナに感染。「S.W.A.T.」撮影中の離脱は主演として辛かったはずだ。もちろん感染の発表もインスタグラムだった。けれどそこに、シェマーがめげる様子は一切ない。自宅での隔離生活を伝える投稿にも、「ベイビーガール」ことファンへの思いやりと感謝の言葉であふれていたのだ。超ポジティブなシェマーは今年51歳。ストレートに思いを伝えるSNSが性に合っている。
<「popculture.com」 6月16日>