SFサスペンスシリーズ「
MANIFEST/マニフェスト」が米映像配信チャートの首位を独走している。2018年から米NBCで放送がスタートした「MANIFEST/マニフェスト」。独創的なSFストーリーが話題を呼び、同年の新ドラマシリーズの中で最も多くの視聴者を集めた。しかしシーズンを重ねるごとに視聴者数が減少し、シーズン3をもって終了。現在はネットフリックスでシーズン1と2が配信されている。
NBCで一度は終了した番組だったが、ネットフリックスで人気に再び火がついた。6月半ばに配信スタートした「MANIFEST/マニフェスト」は瞬く間にチャートを駆け上がったのだ。初登場となる6月14~20日の映像配信チャートで、「MANIFEST/マニフェスト」シーズン1&2の全29エピソードにおける視聴時間が25億分を記録、見事首位を座についた。さらに7月下旬現在の最新チャート(6月21~25日)では、視聴時間が20億6千分。前週から数字は落ちたが、2週続けて首位の座を維持した。
この配信人気から、一時検討され実現には至らなかった「MANIFEST/マニフェスト」のNBCからネットフリックスでの製作引継ぎ案が、再度浮上。ネットフリックスが新シーズンの製作を検討中と報じられている。
この映像配信チャートでは、ネットフリックスがランキングの10番組のうち8番組を占めた。10位にベテランドラマ「
クリミナル・マインド」がしぶとく10位にチャート入り。311エピソードの配信で5億4900万分の視聴時間を稼いでいる。
米映像配信チャート(6月21~25日、ニールセン社調べ)
2位『あの夏のルカ』(Disney+)1エピソード、17億1千分
3位『ファザーフッド』(ネットフリックス)1エピソード、8億8500万分
4位『ジ・アイス・ロード』(ネットフリックス)1エピソード、7億1400万分
5位「ロキ」(Disney+)3エピソード、7億1300万分
6位「ココメロン ~うたってまなぼう~」(ネットフリックス)12エピソード、7億1200万分
7位「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」(ネットフリックス)375エピソード、6億2500万分
8位「LUCIFER/ルシファー」(ネットフリックス)83エピソード、6億300万分
9位「ダウントン・アビー」(ネットフリックス)50エピソード、5億7200万分
<「deadline.com」7月22日>