米NBCで放送されていた「
MANIFEST/マニフェスト」は、今夏より米で動画配信サービスのネットフリックスにてシーズン1~3を配信中。今後はNBCからの放送を受け継ぎ、ファイナルシーズンとなるシーズン4を独自配信する予定だ。そのネットフリックスの発表によれば、「MANIFEST/マニフェスト」が配信を開始した6月10日以降、デイリー配信チャートでトップ10入りを果たした日数がついに100日を超えたという。
関係者を驚かせる好記録と言ってよいだろう。これまでトップ10入りが100日を超えたTVシリーズはわずか3つのみ。その3シリーズとは、「ココメロン ~うたってまなぼう~」(387日)、「ジ・オフィス」(182日)、そして「MANIFEST/マニフェスト」(100日)。「ココメロン ~うたってまなぼう~」は子供向けシリーズ、そして「ジ・オフィス」は全9シーズン201話製作された超人気シットコムだ。もちろん「MANIFEST/マニフェスト」も2018年のNBC放送開始時には、大きな話題を呼んだ人気SFミステリー。多くの視聴者を集めたものの、諸事情によりシーズン3で打ち切りとなった。
余力を残しての打ち切りだったため、ファンは大いにがっかり。しかし、その窮地を一変させたのがネットフリックスでの配信開始だ。“ビンジウォッチング(一気見)”に適したスリリングな連続シリーズは瞬く間に同サブスクライバー(加入者)の注目を集めた。その注目度の高さは、別の記録からも伺うことができる。「MANIFEST/マニフェスト」がネットフリックスのデイリー配信チャートトップ10入りした100日間のうち、トップの座についていたのは、なんと31日。「ココメロン ~うたってまなぼう~」がわずか3日、「ジ・オフィス」に至っては一度もトップに立っていないことからも、「MANIFEST/マニフェスト」がこの4カ月弱の間、どれほどサブスクライバーのハートをつかんでいたか分かるだろう。
「MANIFEST/マニフェスト」シーズン4は11月にも撮影がスタートする。フィーバーはまだ終わりそうにない。
<「forbes.com」 9月22日>