「NCIS ネイビー犯罪捜査班」が節目の20シーズンに突入だ。現在放送中のドラマシリーズの中では、「
LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(23シーズン)、「LAW & ORDER」(21シーズン)に続く3番目のロングラン。米TV史上の記録としても、1955年から75年にかけて放送されていた西部劇ドラマシリーズ「ガンスモーク」(20シーズン)とタイで並ぶ3位となった。また「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のスピンオフとして誕生した2シリーズ、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」は14シーズン、昨年スタートしたばかりの「NCIS: Hawai’i(原題)」も順調にシーズン2をそれぞれ更新した。
3シリーズのうち、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の人気は抜群。ニールセン社の調査によれば、「今シーズン最も視聴者を集めた地上波のドラマシリーズ」であり、SNSでの投稿も驚異的な数を記録しているという。シーズン19では、長らく看板だったマーク・ハーマンが離脱、主演の座はベテラン俳優のゲイリー・コールに代わった。人気の低下が心配されたが、熱いファンの支持は変わらずシーズンを乗り切った。それでも製作総指揮に名を連ねるマークのゲスト出演が、いつでもウェルカムなのは言うまでもない。
「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」は、5月に記念の300エピソードを迎える。メインキャストがほとんど変わらないチームワークの良さは、「NCIS」シリーズ随一。
一方、シリーズ初となる女性エージェント(ヴァネッサ・ミニーロ)が主役の「NCIS: Hawai’i(原題)」は、今シーズン、最も視聴者数を集めた新ドラマシリーズとして評価されている。新シーズンはファン層を固定し、先輩シリーズ同様、ロングランシリーズへ成長を狙う。
米国及び全世界で大人気の「NCIS」3シリーズ更新の吉報に、CBSエンターテイメントのケリー・カール社長は「3シリーズの才能あふれるキャストと製作陣が、米国、そして世界中の皆様により素晴らしい『NCIS』シリーズをお届け致します」とコメント。シーズンを重ねて、一層の興奮の高まりを誓っている。
<「deadline.com」 3月31日>