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海外ドラマ最新レポート Vol.443  「クリミナル・マインド」リバイバル版、あの人気者の机はそのまま? 今後の出演に期待!

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FBIのエリート犯罪プロファイラー集団BAU(行動分析課)が凶悪事件に挑むスリラーシリーズ「クリミナル・マインド」。リバイバル版となる「Criminal Minds: Evolution(原題)」は、米国内で11月24日にスタートすることが決定した。そして最も人気だったあのキャラクターの出演について、ショーランナーのエリカ・メッサーがTVイベントで気になるコメントを残している。
 
「クリミナル・マインド」最終シーズン(シーズン15)から「Criminal Minds: Evolution(原題)」に引き続き出演するのは、ジョー・マンテーニャ、カーステン・ヴァングスネス、アダム・ロドリゲス、A・J・クック、アイシャ・タイラー、パジェット・ブリュースターの6人。いずれもBAUのメンバーだ。 しかし、熱心なファンはすぐに気づくことだろう、2人の名前がないことに。ドクター・スペンサー・リードを演じていたマシュー・グレイ・ギュブラー、そしてマシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニーだ。特にリードはシーズン1から登場していた「クリミナル・マインド」イチの人気キャラクター。リードのいないリバイバル版なんて…と嘆くファンも少なくないはず。
 
もちろんメッサーら製作陣にもその嘆きは届いている。「リードとシモンズがどうなっているのか、そこはまだ謎の部分なの。だけど、彼らが消えてしまったわけじゃない。彼らの机はまだ残ったままだし、なんなら持ち物だって置きっぱなしよ」 リードらの机や持ち物の話がメッサーのジョークだとしても、彼らの存在感は「Criminal Minds: Evolution(原題)」にも残されているというのだ。「(彼らの出演について)私たちはまだ何とかしようと頑張ってるわ。完全に(出演話が)なくなったわけじゃない」 さらにメッサーは具体的な名前は上げなかったものの、「(他のオリジナルキャストにも)戻ってきてほしいわ。いつかまた出演してもらうことがあると思う」と、昔からのファンにはたまらないリップーサービスも。
 
「Criminal Minds: Evolution(原題)」は米国内では有料の動画配信サービス、パラマウント+から配信される。これまでの地上波(CBS)とは異なる環境だ。「描ける範囲は当然、広くなるでしょうね。だけど私たちの作品を楽しみにしている10代の子供たちがいることも忘れていません。絶対に成人指定の作品にはしませんよ。より残虐なシーンを描くこともありません」と断言。これまでの15シーズンを愛してくれたファンを裏切るような過激な表現は不要と考えているのだ。 それでも「ただ生きているだけで、呼吸しているだけで、嫌な出来事に出くわす世の中になった」とメッサー。時代の変化にアップデート、「Criminal Minds: Evolution(原題)」はより深くダークに、進化したスリラーをお届けする。
 
 
<「variety.com」9月21日>