大ヒットTVシリーズ「
ブラックリスト」が、最新シーズンとなるシーズン10で幕を下ろすことがわかった。
「ブラックリスト」が、2013年9月に米NBCで放送スタートした際は、全米を揺るがすほどの衝撃だった。犯罪コンシェルジュなる謎のキャラクター、レイモンド・レディントン(通称レッド)が、敵か味方か分からぬまま、スリリングにストーリーは展開。そのレッドを演じていたのが、くせ者俳優として確固たる地位を築くジェームズ・スペイダー。すでに大スターのジェームズではあったが、「ブラックリスト」で再ブレイクを果たしたと言っても過言ではない。
その「ブラックリスト」最終シーズンでは、レッドがFBIの情報提供者であることがブラックリスター(凶悪犯罪者)の知るところとなり、過去最大の危機に直面する。復讐を誓うブラックリスターとの最後のバトルが最終シーズンのハイライトの一つとなりそうだ。
「ブラックリスト」終了にあたり、NBCのリサ・カッツ氏は「視聴者の心に深く響き、かつ10シーズン続くTVシリーズが誕生することは滅多にありません。しかし才能あるプロデューサー、素晴らしい脚本、決して期待を裏切らないキャスト、スタッフの完璧なコンビネーションによって、『ブラックリスト』はその一例となりました」と、ベテランシリーズを絶賛、彼らの10年に渡るハードワークをねぎらった。
また製作総指揮者の一人、ジョン・アイゼンドレイスは「この10年間で200エピソード以上を製作し、数百のブラックリスターたちを登場させました。この度、私たちのストーリーを完結できることを誇りに思います。毎週、レイモンド・レディントンとFBI特別捜査班の標的となる奇妙でユニークなブラックリスターを創り出していたことは最高に楽しい思い出になりました」と、10シーズンでの幕引きに完全燃焼したコメントを発表。 さらに「この素晴らしい作品にお付き合いしてくださった熱心なファンの方々にも感謝いたします。皆でこの最終シーズンを共に過ごしましょう」と、長年視聴し続けてきたファンに最大限の謝辞とあと少しの間の応援を呼びかけた。
「ブラックリスト」シーズン10は、米で2月26日からスタートする。NBCは全22話を放送する予定。
<「variety.com」 2月1日>