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BONES ―骨は語る―」で主役のボーンズことテンペランス・ブレナンを演じるエミリー・デシャネルは、同TVシリーズ中に結婚、二児の出産を経験したワーキングママだ。 そのエミリーが、「BONES ―骨は語る―」出演時のインタビューで子育てと仕事の両立について語っている。
「子育てと仕事をうまく両立させるのはとても難しい」 何事もひょうひょうとこなすブレナンのイメージからはちょっぴり意外なグチ発言。 「毎日死ぬほど大変よ。なんとか日々やり過ごせている感じ」 エミリーは、2010年に俳優仲間のデヴィッド・ホーンズビーと結婚、翌年第一子となる男児を出産した。 「BONES ―骨は語る―」が終了した2015年にも男児に恵まれている。
「子供が成長するにつれ少しは楽になった気がするけれど、それでもワークライフバランスが上手に取れているとは言えないわね。たとえば(インタビュー中の)今だって、本当は子供と遊んであげたいのに、そうはいかないものね」 家庭を持ち、妻として、母親としての視野も広がった。同時に人生はより複雑になった。 「演じるという仕事は、うまくやればやるほど難しく思えてくる。それと同じなの。子育ても、うまくやれたと思えば思うほど、次の段階に進むのが難しいと感じてしまう」
仕事も子育ても悩み続けるエミリー。「BONES ―骨は語る―」以降は、仕事をセーブしていた時期もあるが、2022年にはネットフリックスのミニシリーズ「オハイオの悪魔」に主演するなど、本格的に女優業を再開させている。 ようやくワークライフバランスのとり方が上手くなってきたのだろうか。子供の成長と共に、一皮むけた女優エミリーの活躍がこれからも楽しみだ。
<「nydailynews.com」>