ロマコメ・アンソロジーシリーズ「
LOVE LIFE」のシーズン2で主役のマーカス・ワトキンズに抜擢されたウィリアム・ジャクソン・ハーパー。シットコム「グッド・プレイス」の好演で、今や売れっ子となったウィリアムが自身の“ラブ・ライフ”について米誌に明かしている。
TVに映画にハリウッドからモテモテのウィリアムだが、意外にも恋愛には奥手だったとか。
「ファーストキスは高校2年生の時だったと思うよ」
たぶんね、そうだったんじゃないかなと、言葉を濁す。 米国の高校生にしては遅い方だろう。ソノ手の会話も苦手なのかもしれない。
「高校時代の僕は皆からロマンチックなことに興味がないと思われていたんじゃないかな。そういったことに性的興奮を感じない人間だとね」
「LOVE LIFE」で愛を伝えるウィリアムの姿に、そんな高校時代は想像できないが、実は自分でも「ロマンチックな人間ではない」と認めている。
「デートならバスケットボールの試合に行きたい」とウィリアム。実際にガールフレンドをバスケの試合に連れて行ったことがあり、彼女の楽しんでいる姿を見て嬉しかったのだとか。
「バスケの試合の後はバーかどこかで一杯やるのもいい。うるさいところは好きじゃないんだ、相手の声が聞こえないのは困るからね。でも静かすぎるのも御免だ。それから二人でゆっくり散歩するのさ」
無難ではある。が、確かにウィリアムは恋愛の達人ではないようだ。コネコネとプランを練るよりも彼女が好きなことを選んであげたい、それがウィリアムのデートプラン。
浮気もしたことがないらしい。恋愛は自分自身に正直でありたいから。
「当たり前のことを言うようだけど、自分の望む関係になるためには正直でいることが大切だと思うんだ。自分自身に正直でいれば、ありのままの自分でいられる相手と結ばれるんじゃないかな」
ウィリアムはアジア系女優のアリ・アンと長年交際中。かつて奥手だった少年は、自分自身に正直にあり続けた結果、私生活での安定した“ラブ・ライフ”だけでなく、俳優としての成功も手に入れた。イケイケだけじゃない、これが現代のハリウッドスターの一つの生き方なのかもしれない。
<「glamour.com」 2021年10月26日>