第76回エミー賞授賞式が、現地時間の9月15日、LAダウンタウンのピーコックシアターにて開催された。
「SHOGUN 将軍」が歴史を塗り替えた。ドラマ・シリーズ部門で25のノミネーションを受けていた同作はこの日、作品賞、主演男優賞、主演女優賞を含む、4つのエミー賞を受賞。一週間前に開催されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞で受賞していた14のエミー賞と合わせ、計18のエミー賞を獲得。単独シーズンでのエミー賞最多記録を打ち立てた。
コメディ・シリーズ部門では、「一流シェフのファミリーレストラン」が昨年、自ら樹立した同部門の最多記録を超える、11のエミー賞を受賞した。惜しくも作品賞は逃したが、俳優の演技に関しては、主演女優賞以外の５賞を独占。シーズン3を終えて、根強い人気を証明した。
第76回エミー賞主要部門の受賞者は以下の通り（★印）。
＜ドラマ・シリーズ部門＞
■作品賞
★「SHOGUN 将軍」
「ザ・クラウン」
「フォールアウト」
「ギルデッド・エイジ －ニューヨーク黄金時代－」
「ザ・モーニングショー」
「Mr. & mrs. スミス」
「窓際のスパイ」
「三体」
■主演男優賞
★真田広之 「SHOGUN 将軍」
イドリス・エルバ 「ハイジャック」
ドナルド・グローヴァー 「Mr. & mrs. スミス」
ウォルトン・ゴギンズ 「フォールアウト」
ゲイリー・オールドマン 「窓際のスパイ」
ドミニク・ウェスト 「ザ・クラウン」
■主演女優賞
★アンナ・サワイ 「SHOGUN 将軍」
ジェニファー・アニストン 「ザ・モーニングショー」
キャリー・クーン 「ギルデッド・エイジ －ニューヨーク黄金時代－」
マヤ・アースキン 「Mr. & mrs. スミス」
イメルダ・スタウントン 「ザ・クラウン」
リース・ウィザースプーン 「ザ・モーニングショー」
■助演男優賞
★ビリー・クラダップ 「ザ・モーニングショー」
浅野忠信 「SHOGUN 将軍」
マーク・デュプラス 「ザ・モーニングショー」
ジョン・ハム 「ザ・モーニングショー」
平岳大 「SHOGUN 将軍」
ジャック・ロウデン 「窓際のスパイ」
ジョナサン・プライス 「ザ・クラウン」
■助演女優賞
★エリザベス・デビッキ 「ザ・クラウン」
クリスティーン・バランスキー 「ギルデッド・エイジ －ニューヨーク黄金時代－」
ニコール・ベハーリー 「ザ・モーニングショー」
グレタ・リー 「ザ・モーニングショー」
レスリー・マンヴィル 「ザ・クラウン」
カレン・ピットマン 「ザ・モーニングショー」
ホランド・テイラー 「ザ・モーニングショー」
■ゲスト男優賞
★ネスター・カーボネル 「SHOGUN 将軍」
ポール・ダノ 「Mr. & mrs. スミス」
トレイシー・レッツ 「Winning Time: The Rise Of The Lakers Dynasty(原題)」
ジョナサン・プライス 「窓際のスパイ」
ジョン・タトゥーロ 「Mr. & mrs. スミス」
■ゲスト女優賞
★ミカエラ・コール 「Mr. & mrs. スミス」
クレア・フォイ 「ザ・クラウン」
マーシャ・ゲイ・ハーデン 「ザ・モーニングショー」
サラ・ポールソン 「Mr. & mrs. スミス」
パーカー・ポージー 「Mr. & mrs. スミス」
＜コメディ･シリーズ部門＞
▲作品賞
★「Hacks(原題)」
「アボット エレメンタリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「ラリーのミッドライフ★クライシス」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「パーム・ロワイヤル」
「レザベーション・ドッグス」
「シェアハウス･ウィズ･ヴァンパイア」
▲主演男優賞
★ジェレミー・アレン・ホワイト 「一流シェフのファミリーレストラン」
マット・ベリー 「シェアハウス･ウィズ･ヴァンパイア」
ラリー・デヴィッド 「ラリーのミッドライフ★クライシス」
スティーヴ・マーティン 「マーダーズ・イン・ビルディング」
マーティン・ショート 「マーダーズ・イン・ビルディング」
ディファラオ・ウン＝ア＝タイ 「レザベーション・ドッグス」
▲主演女優賞
★ジーン･スマート 「Hacks(原題)」
クインタ・ブランソン 「アボット エレメンタリー」
アイオウ・エディバリー 「一流シェフのファミリーレストラン」
セレーナ・ゴメス 「マーダーズ・イン・ビルディング」
マーヤ・ルドルフ 「マネー ～彼女が手に入れたもの～」
クリステン・ウィグ 「パーム・ロワイヤル」
▲助演男優賞
★エボン・モス＝バクラック 「一流シェフのファミリーレストラン」
ライオネル・ボイス 「一流シェフのファミリーレストラン」
ポール・W・ダウンズ 「Hacks(原題)」
ポール・ラッド 「マーダーズ・イン・ビルディング」
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ 「アボット エレメンタリー」
ボウエン・ヤン 「サタデー・ナイト・ライブ」
▲助演女優賞
★ライザ・コロン＝ザヤス 「一流シェフのファミリーレストラン」
キャロル・バーネット 「パーム・ロワイヤル」
ハンナ・エインビンデル 「Hacks(原題)」
ジャネル・ジェームズ 「アボット エレメンタリー」
シェリル・リー・ラルフ 「アボット エレメンタリー」
メリル・ストリープ 「マーダーズ・イン・ビルディング」
▲ゲスト男優賞
★ジョン・バーンサル 「一流シェフのファミリーレストラン」
マシュー・ブロデリック 「マーダーズ・イン・ビルディング」
ライアン・ゴズリング 「サタデー・ナイト・ライブ」
クリストファー・ロイド 「Hacks(原題)」
ボブ・オデンカーク 「一流シェフのファミリーレストラン」
ウィル・ポールター 「一流シェフのファミリーレストラン」
▲ゲスト女優賞
★ジェイミー・リー・カーティス 「一流シェフのファミリーレストラン」
オリヴィア・コールマン 「一流シェフのファミリーレストラン」
ケイトリン・オルソン 「Hacks(原題)」
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ 「マーダーズ・イン・ビルディング」
マーヤ・ルドルフ 「サタデー・ナイト・ライブ」
クリステン・ウィグ 「サタデー・ナイト・ライブ」
＜リミテッド／アンソロジー・シリーズ部門＞
■作品賞
★「私のトナカイちゃん」
「FARGO/ファーゴ」
「レッスン in ケミストリー」
「リプリー」
「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」
■主演男優賞
★リチャード・ガッド 「私のトナカイちゃん」
マット・ボマー 「フェロー・トラベラーズ」
ジョン・ハム 「FARGO/ファーゴ」
トム・ホランダー 「Feud: Capote vs. The Swans(原題)」
アンドリュー・スコット 「リプリー」
■主演女優賞
★ジョディ・フォスター 「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」
ブリー・ラーソン 「レッスン in ケミストリー」
ジュノー・テンプル 「FARGO/ファーゴ」
ソフィア・ベルガラ 「グリゼルダ」
ナオミ・ワッツ 「Feud: Capote vs. The Swans(原題)」
■助演男優賞
★ラモーネ・モリス 「FARGO/ファーゴ」
ジョナサン・ベイリー 「フェロー・トラベラーズ」
ロバート・ダウニー・Jr. 「The Sympathizer(原題)」
トム・グッドマン＝ヒル 「私のトナカイちゃん」
ジョン・ホークス 「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」
ルイス・プルマン 「レッスン in ケミストリー」
トリート・ウィリアムズ 「Feud: Capote vs. The Swans(原題)」
■助演女優賞
★ジェシカ・ガニング 「私のトナカイちゃん」
ダコタ・ファニング 「リプリー」
リリー・グラッドストーン 「Under The Bridge(原題)」
アジャ・ナオミ・キング 「レッスン in ケミストリー」
ダイアン・レイン 「Feud: Capote vs. The Swans(原題)」
ナヴァ・マウ 「私のトナカイちゃん」
カーリー・レイス 「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」