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海外ドラマ最新レポート Vol.646  「アフェア 情事の行方」アンナ・パキン、我が子を公表しない理由

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アフェア 情事の行方[R15+相当]」のアンナ・パキンが、米誌の取材に答え、セレブリティには珍しい独特の子育てについて語った。
 
子役出身のスターは少なくないが、アンナ・パキンはその代表格だ。1993年公開の映画『ピアノ・レッスン』で主人公の娘役を演じ、11歳でアカデミー賞助演女優賞を受賞。キャリアの形成に苦労する子役出身スターが多い中、アンナは映画『X-MEN』シリーズやTVシリーズの「トゥルーブラッド」など作品にも恵まれている。
「トゥルーブラッド」では、後の夫スティーヴン・モイヤーにも出会い、私生活も順調だ。2012年に双子の子供を出産、母親になった。スティーヴンには前妻との間に2人の子供もいる。
 
仲の良い夫と一緒にメディアに登場すること、たびたびのアンナだが、双子の子供についてはほとんど知られていない。
インターネットにはパパラッチに盗撮された家族の写真が散見されるものの、アンナとスティーヴンが提供した写真は一切出てこない。2人はSNSやメディアに我が子を出さない選択をしているのだ。
「家族にとって一番の選択をしたいのです。私生活は楽しくて、キュートだけど、それをあまり公表したいとは思わないのです」
それには自身の子供の頃の経験が関係しているのだろう。11歳のオスカー女優はどこへ行くにも注目を浴びた。
「若かった頃はもっと神経質なほど気にしていました。他の人に自分のプライベートを明かしたくなかったのです」
 
「それも仕事の一部だった」と今は世間の目にさらされた過去を認めている。しかし、我が子となると話は別。セレブリティの子供だからと言って、公にされるのはフェアじゃないと考えているのだ。
それでも、もし我が子が俳優業に興味を持ったら、止めるつもりはないのだとか。
「素晴らしい人たちと一緒に仕事をする機会があるとしたら、それにノーと言えるでしょうか? 多分言えません」
 
『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督、主演のホリー・ハンターら素晴らしい才能と出会えたから、今の自分がある。自身が幸せだからこそ、我が子にもそんな機会を得てほしいと願っている。
その時が来るまで、アンナとスティーヴンは我が子を周囲の目から守りぬくつもりだ。
 
 
<「people.com」 3月29日>