「
ブラックリスト」主演のジェームズ・スペイダーは、プライベートを大切にするスターだ。出演映画やTVのPR以外でメディアに出演することはほとんどない。SNSにも無縁で、私生活はベールに包まれている。
そんな昨今では珍しいスターだから、のぞき見したくなるのが大衆心理。米エンタメ誌が、ジェームズの3人の息子たちをこっそり紹介している。
ジェームズの長男は、セバスチャン・スペイダーさん、35歳。ジェームズの離婚した妻ヴィクトリア・キールさんとの間に生まれた。
セバスチャンさんが誕生した頃、ジェームズは、すでに主演映画『セックスと嘘とビデオテープ』などでスターの座をつかんでいた。まだ30代前半で落ち着かないモテ男期を過ごしていたジェームズ、ある時、幼い我が子を連れ散歩に出かけた。
「遊歩道で僕が小石を蹴ったら、隣を歩いていた80センチくらいの小さな人間が同じように小石を蹴っていました。それを見て僕もいつか煙草を止めなきゃなと思ったのもです」と以前のインタビューで答えている。
本当に禁煙したのか不明だが、ジェームズの父性の目覚めだったことは間違いないだろう。
そんなセバスチャンさんは、LA地域で不動産ブローカーとして活躍中。趣味のカメラは玄人はだし、海外へ撮影旅行に出かけることもあるという。
次男のイライジャ・スペイダーさんは、32歳。長男と同じくキールさんとの間に生まれた。長男、次男共に、ジェームズの若い頃に似て甘いイケメンだ。
俳優を目指していたこともあるイライジャさんだが、音楽方面にも才能を発揮。「ブラックリスト」にはサウンドミキサーとして参加している。自身のSNSで「番組の後半数シーズンに参加させてもらえて嬉しいよ」と、父との共同作業に素直な喜びの声を綴っている。
3男は、現在のパートナー、レスリー・ステファンソンとの間に生まれたナサニエル・スペイダーさん、16歳。新型コロナのパンデミック期間は、家族で一緒に過ごす時間が長く、父と子は絆を深めたのだとか。
父の背中を見て育った3人の息子たち。どの道を行くにせよ、父に負けず劣らず個性的な人生を歩むに違いない。
<「people.com」 10月14日>