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WALKER/ウォーカー」で主演及び製作総指揮を務めるジャレッド・パダレッキが、出世作となったあの人気シリーズの初給料額を明かした。
米スポーツ・トーク番組にゲスト出演したジャレッド、お気に入りのテキサス大学オースティン校のアメフトクラブ、テキサス・ロングホーンズの話ができてご機嫌だったのだろう、メジャーデビュー作「ギルモア・ガールズ」出演当時の思い出を語り始めた。
「ギルモア・ガールズ」では、アレクシス・ブレデル演じるローリー・ギルモアのボーイフレンド、ディーン役でシーズン1の第1話から登場、シーズン5まで計63話に出演している。
出演が決まった時、ジャレッドはテキサス大学オースティン校に入学したばかりの18歳。高校を卒業して間もない、ピカピカの大学新入生だった。
当初の予定では4エピソードのみの出演だったから、お小遣い稼ぎのつもりで役を受けたのかもしれない。まだ18歳、仕事にガツガツすることもなかった。
ところが、気が変わったのは、初めてもらった一週間分の給料額を見てから。
「最初の給料を覚えているよ。だって1,234ドルだったんだからね。1、2、3、4だ。(テキサス州)サンアントニオで質素に育った僕は、『金持ちになれた!』って喜んだ。オースティン校にはいつでも戻れるはずだから、僕はここでしばらくラーメン代を稼いでやろうって思ったんだ」
一週間働いただけで1,234ドル(当時の日本円レートで13万円ほど)が手に入った。当時、お金のない米大学生の貧乏飯といえば、Nissin(日清食品)のインスタントラーメンが代名詞。安いインスタントラーメンでお腹を膨らます18歳にとって、目の前に転がっているのは自分が思っていたよりビッグ・チャンスだと知ったのだ。
「ギルモア・ガールズ」で5シーズンを過ごした後、結局大学には戻らずじまい。なぜなら、23歳になったジャレッドの前には、もっともっとビッグな仕事がオファーされていたからだ。
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スーパーナチュラル」。ジェンセン・アクレスとの主演シリーズは15シーズン続き、ジャレッドをTV界のスーパースターに押し上げた。
大学で学ぶ以上を現場で経験したジャレッド。今や米国の専門店では一杯3000円以上するラーメンを、ジャレッドは時に舌鼓を打ち、あの頃を懐かしむのかもしれない。
<「fandomwire.com」 11月1日>