S.W.A.T.シーズン1

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「クリミナル・マインド」シェマー・ムーア主演!
70年代の大ヒットドラマ「特別狙撃隊S.W.A.T.」が復活!
多発する凶悪事件に立ち向かう精鋭SWATチームの活躍を描いた全米大人気のアクション超大作!

作品解説

1975年に全米ABC局で放送され、日本でも当時人気を博したTV「特別狙撃隊S.W.A.T.」のリブート版である「S.W.A.T.」は、舞台を現代に移してよりパワーアップした大型ポリス・アクション・ドラマだ。
ニューヨークに次いで全米で2番目に人口の多い街、ロサンゼルス。人種も階層も様々な大都市ゆえ犯罪率も高く、犯人が強力な武器を持つ重大事件が発生した際に出動するのが、ロサンゼルス市警察所属の特殊武装戦術部隊、S.W.A.T.だ。強靭で優秀なリーダー、ホンドー率いるS.W.A.T.チームは、強盗、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった凶悪事件の収拾に、日夜果敢に挑んでいく。

35歳の若さながら、地元民の信頼を得ていることをかわれてS.W.A.T.チームのリーダーに抜擢されるホンドーに、TV「クリミナル・マインド」のデレク・モーガン役で人気を博したシェマー・ムーアが扮し、タフガイながら弱き者の気持ちをくめるハートを持つヒーローを熱演している。共演には、「ブリッジ ~国境に潜む闇」のステファニー・シグマン、「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」のピーター・オノラティ、「ベイツ・モーテル」のケニー・ジョンソン、「デスパレートな妻たち」のジェイ・ハリントンなど、海外ドラマファンにはおなじみのベテラン俳優が揃い、しっかりと脇を固めている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン1 見どころ

1970年代のドラマ「特別狙撃隊S.W.A.T.」がパワーアップして復活!

「S.W.A.T.」は、1975年に米ABC局で放送されたテレビドラマ・シリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」をもとに、舞台を現代に移してよりパワーアップしたポリス・アクション・ドラマである。クリエーターは、「CSI: ニューヨーク」や「サウスランド」などをプロデュースしたアーロン・ラサーン・トーマスと「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」や「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」などをプロデュースしたショーン・ライアン。オープニング・クレジットの音楽に、人気を博したオリジナル版の「反逆のテーマ」が使われているのも、往年の海外ドラマファンには嬉しいところ。

ロサンゼルスを舞台に映画並みの迫力あるアクション・シーンが展開

S.W.A.T.=Special Weapon And Tactics=特殊武装戦術部隊は、1964年、銀行強盗事件が相次いでいたフィラデルフィアで、強力な武器で武装していた強盗犯に対抗するため、同市警察が特別に訓練された警察官100人から成る部隊を編成したのがその始まりとされるが、アメリカ国民が持つS.W.A.T.のイメージの元になっているのは1967年に創設されたロサンゼルス市警察のS.W.A.T.部隊だろう。「S.W.A.T.」は、そのロサンゼルスを舞台に、強盗事件、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった、凶悪事件の収拾に発動する特殊武装戦術部隊の活躍を描く。緊迫感ある銃撃戦や臨場感あふれるカーチェイス、凶暴な犯罪者との素手での直接対決など、映画並みの迫力あるアクション・シーンは本作の大きな見どころだ。映画『ワイルド・スピード』シリーズなどのアクション作品で話題を呼んだジャスティン・リンが第1話のエピソード監督をつとめていることも要注目だ!

主役を演じるシェマー・ムーアの圧倒的存在感

本作の主役は“ホンドー”ことダニエル・ハレルソン。海兵隊出身の優秀でタフな警察官だが、ロサンゼルス市内でも貧困家庭の黒人が多く住む地区の出身で、今も同じ地区に住む。それだけに、とりわけ黒人住民には高圧的になりがちなロサンゼルス市警察の警官たちとは一線を画し、地元民に理解を示して彼らから信頼される存在でもある。そのホンドーを演じるのは、TV「クリミナル・マインド」でデレク・モーガンを演じていたシェマー・ムーア。鍛え抜かれた強靭な身体と精神を持ちながらも、弱き者への思いやりを忘れないあたたかいハートを持つホンドーを見事に体現。圧倒的な存在感でドラマをリードする。

多彩で魅力的なキャラクターたち

1970年代の人気TVシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」をもとにしている本作だが、オリジナル版と大きく異なっている点の1つに、ホンドー率いるS.W.A.T.チームの構成員がある。オリジナル版でホンドー率いるチームのメイン・メンバーとして、オープニング・クレジットに登場する5人は、デヴィッド・“ディーコン”・ケイ以外の4人は全員白人男性。それに対し、本国アメリカで2017年に放送開始したリブート版の本作「S.W.A.T.」では、まずリーダーのホンドーが黒人男性に代わり、彼のチーム・メンバーも5人のうち3人が白人男性だが、1人はアジア系でもう1人は女性と、現在のロサンゼルスの人口構成を反映し、多様なキャラクターが有能なチーム・メンバーとして活躍する。

ストーリー

ロサンゼルス、サウスセントラル地区で不審な行動を取っている集団がいるという通報を受けて出向いたロサンゼルス市警察の警官たちが、いきなり狙撃される。武装した複数の容疑者がいるということで、特殊武装戦術部隊「S.W.A.T.」が出動。リーダーのバックの指示で、ホンドーら隊員たちは容疑者を仕留めるが、容疑者追跡の混乱の中、バックは誤って事件とは無関係な黒人の高校生を撃ってしまう。

警察署長ヒックスは、負傷した少年の命を救ったことに加え、サウスセントラル出身で地域の住民たちとも良好な関係を保っているホンドーをバックの後任に指名。年功序列ではチームメイトのディーコンの方が適任者だと考えるホンドーは、ヒックスの人事は黒人住民の怒りを鎮めるためで自分はマスコット代わりだと、密かに恋人関係にある警部のコルテスに不満をぶつける。納得できない人事に巻き込まれたうえ、ロングビーチ市警察から移籍してきたストリートという新米の面倒まで見る羽目になったホンドーだが、やむなくヒックスの命に従い、ディーコン、ルカ、クリス、タン、そしてストリートのチーム・メンバーたちを率いて、群衆整理のためサウスセントラル地区住民の抗議集会に出向く。

警察官としての立場と地元民としての立場の板挟みになった複雑な気持ちでいたのもつかの間、ホンドーの目の前でいきなり、集会に参加していた白人住民と白人警官が狙撃される。黒人対白人の人種闘争の様相を呈してきた中、ホンドーは聞き込みと通報によって、狙撃犯たちは人種闘争を引き起こすことによって秩序をひっくり返すことを狙う反体制組織だということを突き止めるが……。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ダニエル・“ホンドー”・ハレルソン/Daniel "Hondo" Harrelson (声:咲野俊介)

海兵隊で鍛えた強靭な心身を持つ優秀なS.W.A.T.隊員。ロサンゼルス、サウスセントラル地区出身で、他の警察官たちとは異なり、誰に対しても敬意をもって接するため地元民に信頼されている。犯人追跡中に黒人少年を誤射してしまったS.W.A.T.のリーダー、バックの後任者に抜擢されるが、チームメイトのディーコンの方が適任だと考えると同時に、黒人住民の怒りを鎮めるための道具にされたように思えてしまい……。

シェマー・ムーア Shemar Moore

1970年4月20日、米カリフォルニア州生まれ。数学教師の母親と一緒にデンマークとバーレーンで育つ。7歳でアメリカに帰国。サンタクララ大学でコミュニケーション学と演劇芸術学を専攻する。在学中はモデルのバイトをして生活費を稼いだ。1995年にシットコム「Living Single(原題)」で俳優デビュー。2005年から11シーズンに渡って出演した「クリミナル・マインド」のデレク・モーガン役で人気テレビ・スターの座を不動のものにした。

ジム・ストリート/Jim Street (声:相葉裕樹)

バックによってロングビーチ市警察から引き抜かれてロサンゼルス市警察のS.W.A.T.チームの仲間入りをする。有能だが、向こう見ずなところがあり、ホンドーやチームメイトたちをハラハラさせる事も多い。母親と自分を虐待していた父親を母親が射殺。現在、服役中で時おり面会に行っているが……。

アレックス・ラッセル Alex Russell

1987年12月11日、オーストラリア・ブリスベン生まれ。デビュー作は2010年製作のオーストラリア映画『Wasted on the Young(原題)』。『クロニクル』や『キャリー』などの映画出演歴はあるが、TVシリーズにレギュラー出演するのは本作が初めて。

デヴィッド・“ディーコン”・ケイ/David "Deacon" Kay (声:加藤和樹)

常に冷静沈着で適確な判断を下せるS.W.A.T.チームの頼みの綱的な存在。年功序列から、バックが更迭された際にリーダーに指名されると考えられていたにもかかわらず、ホンドーが抜擢されてしまった際には失望と不満を押し殺していたのが傍目にも明らかだったが、すぐに心にけじめをつけ、リーダーになったホンドーの良き相談役を引き受ける。

ジェイ・ハリントン Jay Harrington

1971年11月15日、米マサチューセッツ州生まれ。シラキュース大学で演劇を学ぶ。1998年「Pacific Blue(原題)」のゲスト出演で俳優デビュー。主な出演作には「WITHOUT A TRACE」、「デスパレートな妻たち」などがある。スポーツ好きで、セレブリティ・バスケットボール・リーグや地元のアマチュア・ホッケー・チームで活躍している。

ジェシカ・コルテス/Jessica Cortez (声:本田貴子)

S.W.A.T.隊員の上司。警察署長の下でS.W.A.T.に指令を出す。メキシコ生まれの移民だが、若くしてロサンゼルス市警察の警部の座に就いた努力家。ホンドーとは密かに恋人関係にあり、上司と部下との恋愛は公表すべきだと理解してはいるが、2人の関係が公になるとどちらかがS.W.A.T.チームを辞めねばならなくなるため、ジレンマに悩む。

ステファニー・シグマン Stephanie Sigman

1987年2月28日、メキシコ生まれ。父親はアメリカ人で母親はメキシコ人。メキシコでの映画・TVドラマ出演を経て、2013年に「ブリッジ ~国境に潜む闇」でアメリカのTVシリーズに初出演。その他の出演作には「ナルコス」や「アメリカン・クライム」などがある。

ドミニク・ルカ/Dominique Luca (声:西村太佑)

祖父の代からS.W.A.T.の隊員を務めている。ロサンゼルス市警察内での腕相撲のチャンピオン。韓国人街で事件が起きた際に、片言の韓国語まで話せる韓国文化通だった事でチームメイトを驚かせる一面も。

ケニー・ジョンソン Kenny Johnson

1963年7月13日、米コネチカット州生まれ。大学ではフットボールとバスケットボールをプレーした。コマーシャル出演を経て、1990年、映画『情熱のランバダ』で俳優デビューを果たす。TVシリーズの主な出演作には「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」、「女捜査官グレイス~天使の保護観察中」、「ベイツ・モーテル~サイコキラーの覚醒~」などがある。

クリスティーナ・“クリス”・アロンゾ/Christina "Chris" Alonso (声:種市桃子)

S.W.A.T.チームの紅一点。屈強なチームメイトに囲まれると小柄に見えるが、実地訓練の際には高得点をマークするなど、S.W.A.T.隊員としての能力ではチームメイトに決して引けを取らない。警察犬担当官だが、引退させた犬の代わりがまだ見つからない様子。

リナ・エスコ Lina Esco

1985年5月14日、米フロリダ州生まれ。2005年、映画『エクスタシー』でデビュー。TV「CSI: 科学捜捜査班」、「CSI: ニューヨーク」などに出演。

ヴィクター・タン/Victor Tan (声:手塚ヒロミチ)

ロサンゼルス市警察ハリウッド地区の麻薬課に勤務していたが、3年前にS.W.A.T.チームに転属となった。麻薬課勤務時代に得た秘密情報提供者たちとのコネを捜査に役立たせる。

デヴィッド・リム David Lim

1983年9月23日、米カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校で電気工学を専攻するが、卒業後はモデルと俳優の仕事を始める。2011年、昼メロ「The Young and the Restless(原題)」で俳優デビュー。その後、TVシリーズのゲスト出演を重ね、最近ではTV「クワンティコ」にセバスチャン・チェン役で出演。

ジェフ・マムフォード/Jeff Mumford (声:白熊寛嗣)

ロサンゼルス市警察のもう1つのS.W.A.T.チームのリーダー。ホンドーのチームに対してライバル意識を持っている。

ピーター・オノラティ Peter Onorati

1953年5月16日、米ニュージャージー州生まれ。大学在学中はフットボール選手として活躍したが、プロになれなかったためMBAを取得。その後就職したものの、最終的にはコメディアンを経て俳優デビューを果たす。TVシリーズ出演作には、「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」や「CSI: 科学捜査班」などがある。

作品基本情報

原題:S.W.A.T.
データ:シーズン1・2017~2018年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン1・全22話/HD作品
製作総指揮:アーロン・ラサーン・トーマス、ショーン・ライアン、ジャスティン・リン、ダニエル・ウッドロー
出演:シェマー・ムーア、ステファニー・シグマン、アレックス・ラッセル、ジェイ・ハリントン
日本語吹き替え:咲野俊介、相葉裕樹、加藤和樹、本田貴子、西村太佑、種市桃子、手塚ヒロミチ、白熊寛嗣