スタートレック ディスカバリーシーズン3

ニュース

イントロダクション

今年度アカデミー主演女優賞受賞のミシェル・ヨーがシーズン1、2に続いて出演!
ファンからも批評家からも賞賛を集める「スタートレック ディスカバリー」シーズン3を日本初放送!!

作品解説

豪華製作陣が贈る新シリーズ!

本作では、歴代スタートレックシリーズのスタッフに加えて新たなクリエーターが活躍。企画・製作総指揮を務めるのは『スター・トレック』や『M:i:III』、「SCORPION/スコーピオン」、「HAWAII FIVE-0」、「FRINGE/フリンジ」シリーズのアレックス・カーツマン。
そして本作にて注目すべきはVFXを駆使した映画にも劣らぬ映像美。壮大かつディテールに拘ったディスカバリーの外観や、宇宙に輝く未知なる惑星群、戦艦による迫力のアクションシーンなど見どころが盛りだくさん! また、主人公マイケル・バーナムと彼女を取り巻くクルーたちが繰り広げるドラマなど、従来のスタートレックファンはもちろん、本作から初めてスタートレックを見るという人でも楽しめる内容となっている。

個性的なキャラクターを演じる実力派キャストたちに注目!

主人公のマイケル・バーナムを演じるのは、「ワンス・アポン・ア・タイム」、「グッド・ワイフ」シリーズのほか、「ウォーキング・デッド」で人気を博したソネクア・マーティン=グリーン。シリーズ初となる黒人女性の主人公である彼女は地球人の熱さとバルカン人の冷静さを見事に演じている。マイケルの上官でありUSSシェンジョウの船長ジョージャウ役には『グリーン・デスティニー』や、主要キャスト全員アジア系俳優のハリウッド映画として話題をさらった『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨー。マイケルの同僚でケルピアン人のサルー役には、『ヘルボーイ』シリーズや『シェイプ・オブ・ウォーター』の不思議な生きもの役などで知られるクリーチャー俳優ダグ・ジョーンズ。宇宙菌類学者として新たなテクノロジーを開発する同性愛者のポール・スタメッツ役には『RENT/レント』、『ビューティフル・マインド』のアンソニー・ラップ。その他にも、地球人、異星人入り乱れる個性的なキャラクターを、実力派の俳優陣が見事に演じストーリーの世界観を創り上げている。

シーズン3 見どころ

ロッテントマトの批評家スコア91%! ファンからも批評家からも賞賛を集める「スタートレック ディスカバリー シーズン3」!!

マイケルがUSSディスカバリー号を930年先の未来に送り込んで終了したシーズン2。まっさらな状態から新シーズンをスタートさせるには絶好な終わり方で、シーズン3の開幕では未知の惑星に落ちたマイケルが全く新しい環境下で新たな仲間ブックと出会う……。

シーズン2のプレミア上映後にファンの反応が良かったことに加え、配信プラットフォームのCBS All Access(現Paramount+)の会員数が増加したことを受け、すぐに第3シーズンが更新された「スタートレック ディスカバリー」。視聴者の需要を分析するParrot Analytics社によれば、「スタートレック ディスカバリー」のシーズン3の最初のエピソードの配信から1カ月後、米国の平均的なシリーズ作品と比べて本作には、36.1倍の需要があることが発表された。さらに、2020年に最も需要のあった配信シリーズのトップ20リストの第12位に本作が食い込んでおり、平均的なシリーズ作品の25.7倍の需要があることが報告された。この年、同じプラットフォームであるCBS All Access(現Paramount+)で配信されていたシリーズは、14位の「スタートレック:ピカード」第1シーズンだけだったそうだ。ファンからの人気に加え、シーズン3は批評家たちからの反響も申し分ない。シーズン3は、批評サイトのロッテントマトで評価家スコア91%という高評価を獲得している。エンタメ系サイトのColliderのモニタ・モーハンは、シリーズ内でのタイムジャンプ(と言う設定)は、議論を呼ぶことがあるが、「スタートレック ディスカバリー」の場合は有利に働いたと述べており、ComicBook.comのジェイミー・ラベットも、シーズン3の設定は、オリジナルのシリーズの原点に立ち返るもので、スタートレックの銀河系を、より大きく危険なものに感じさせてくれると述べるなど、多くの批評家が賞賛を寄せている。

アカデミー主演女優賞に輝くミシェル・ヨーが引き続き登場! 鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督も俳優として参加する期待のシーズン

本シーズン第11話「スカール」の中でホログラフィック・シミュレーションに入ったマイケルたちは、通常と異なるキャラクターの姿で登場する。マイケルはトリル人、カルバーはベイジョー人、そしてサルーは人間といった具合だ。通常、ケルピアン人のサルー役を演じるために必ず特殊メイクを施して登場する俳優のダグ・ジョーンズだが、このエピソードでは、人間の彼自身の姿で登場。特殊メイクをしていないサルーの姿が見られる貴重なエピソードとなっている。さらに、今シーズンの第5話「鋼の意志」、第9話「時空よ、永遠に(前編)」、第13話「希望を信じる者(後編)」に、映画『ザ・フライ』、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『Crimes of the Future(原題)』といった作品を手がけた鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が、コヴィッチ博士として登場しているのも見逃せない。また、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で今年度アカデミー主演女優賞ほか数々の賞に輝き、現在大注目されているミシェル・ヨーは、シーズン1、2に続いて準レギュラーとして登場する。そして今回、「スタートレック」フランチャイズ史上初となる、ノンバイナリーとトランスジェンダーのキャラクターに、新人ブルー・デル・バリオと、トランスジェンダー俳優のイアン・アレクサンダーが起用されることになった。「スタートレック」のライターたちは、新しい切り口とストーリーを模索するために、ノンバイナリーとトランスジェンダーのキャラクターを取り入れたいと考えていたそうだ。「新スタートレック」や「スタートレック/ディープ・スペース・ナイン」のファンたちの間では、LGBTQの象徴と捉えられているトリル星の神話を、このストーリーに組み込んだと言うわけだ。共同ショーランナーのミシェル・パラダイスは、「スタートレックは、人種や性別、性的指向になどによって分断されない未来がすぐ手の届くところにあることを人々に示し、少数派の人々にスポットを当てることを常に使命としてきた」と語っている。

スタートレックシリーズの年代設定

2063年(21世紀) 人類初のワープ飛行。バルカン人とのファースト・コンタクト
2151年(22世紀) 「エンタープライズ」アーチャー船長 (米制作年:2001~2005年)

2250年代(23世紀)「ディスカバリー」(米制作年:2017年~)※本作

2266年(23世紀) 「宇宙大作戦」カーク船長 (米制作年:1966~1969年)
2364年(24世紀) 「新スタートレック」ピカード艦長 (米制作年:1987~1994年)
2369年(24世紀) 「ディープ・スペース・ナイン」シスコ司令官・艦長 (米制作年:1993~1999年)
2371年(24世紀) 「ヴォイジャー」ジェインウェイ艦長 (米制作年:1995~2001年)
2399年(24世紀) 「ピカード」(米制作年:2020年~)

ストーリー

10万年前から存在していた謎の「球体」。死に瀕していた球体はディスカバリーに10万年分の貴重な記録を渡して消滅する。その時、秘密組織「セクション31」のコンピューターシステム「コントロール」が、自らの進化のために球体の膨大なデータを手に入れようと暴走。コントロールがこのまま進化を続け完全な意識を持つようになれば、銀河の知覚生命を絶滅させる可能性がある。ディスカバリーに移された球体のデータは、その自己防衛機能により消去も破壊も不可能。コントロールに球体のデータを奪われぬよう、バーナムらディスカバリーのクルーは、ワームホールを開けてデータをディスカバリーごと23世紀から32世紀の未来へ送り込んだ……。
時は3188年。配達人のブックは、ある積荷を盗んだため密輸業者のコスモから追われていた。ところが突如ワームホールから出現したバーナムと鉢合わせして、バーナムもろともある惑星に不時着する。責任を感じたバーナムは、船を動かすのに必要なダイリチウムを求めて、ブックとともにマーカンタイルへ向かう。そこにはディスカバリーと連絡するための通信設備もあるのだ。しかし、その道中でブックからある話を聞いてバーナムは呆然とする。今から120年ほど前に起きた“大火”という大惨事をきっかけに、惑星連邦が消滅したというのだ!

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

マイケル・バーナム/Michael Burnham (声:よのひかり)

地球人だが、両親をクリンゴン人に殺害されたことによりバルカン人に育てられた。惑星連邦大使のサレクが育ての父親で、時にアドバイスをもらっている。その教育から非常に論理的で知性溢れる人物になった。領域外での調査中にある事件が発生したことでクリンゴン帝国との全面戦争のきっかけを作ってしまい終身刑を言い渡されたが、護送中にUSSディスカバリーのロルカ船長と接触し、能力を買われてクルーとして戦時徴用されることに。その後、ディスカバリーのクルーと共にクリンゴンの惑星連邦侵攻を食い止め、その功績を評価されて中佐に復帰した。シーズン2のラストでは、リーランドの艦隊との戦いの作戦でワームホールからディスカバリーを未来に送った。

ソネクア・マーティン=グリーン Sonequa Martin-Green

1985年3月21日、米アラバマ州生まれ。「ウォーキング・デッド」のサシャ役で有名。幼い頃は心理学者になることを夢見ていたが、16歳の時に女優になることを決め、アラバマ大学では演劇を学んだ。「ウォーキング・デッド」には2012年から2018年まで出演したが、その前には数々のインディペンデント系映画に出演。その後「グッド・ワイフ」コートニー・ウェルズ役や「ワンス・アポン・ア・タイム」タマラ役、「New Girl / ダサかわ女子と三銃士」ロンダ役などを好演している。夫は同じく「ウォーキング・デッド」に出演歴のあるケンリック・グリーン。

サルー/Saru (声:桐本拓哉)

USSシェンジョウの科学士官、後にUSSディスカバリーの副長となったが、シーズン1でのロルカの裏切りにより一時的に船長代理として指揮を執ることに。ケルピアン人として最も出世した優秀な人物であり、90もの言語を操ることができる。後頭部の神経節が剥き出しになって危機を察知することができるというケルピアン人特有の能力を持っている。

ダグ・ジョーンズ Doug Jones

1960年5月24日、米インディアナ州生まれ。『ヘルボーイ』エイブ・サピエン役をはじめ、『シェイプ・オブ・ウォーター』では不思議な生きもの役など、数々の異形キャラクターを好演してきたことで有名。変わった役どころの他にも、「フォーリング スカイズ」コチース役や「ARROW/アロー」ジェイク・シモンズ/デスボルト役、「THE FLASH/フラッシュ」同役等数々のヒット作に出演している。100以上のCMにも出演し、特にマクドナルドのキャンペーンで知られる。最新出演作はファンタジー映画『ホーカスポーカス 2』。

ポール・スタメッツ/Paul Stamets (声:川中子雅人)

宇宙菌類学者で菌類のエキスパート、USSディスカバリーの科学士官でもある。天才だが実年齢の2倍は年を取っているように感じさせる雰囲気を持つ。クマムシ(tardigrade)の遺伝子を腕に注入することで自らがナビゲーション・コンピューターとなり、瞬時に長距離を移動するための胞子ジャンプを実現させた。頻繁に菌糸体に触れていたため、スタメッツだけがタイムループから外れて存在していたことも。ヒュー・カルバーのパートナーで同性愛者。

アンソニー・ラップ Anthony Rapp

1971年10月26日、米イリノイ州生まれ。9歳の頃から本格的に俳優・歌手として活動を始める。トニー賞を獲得したロック・ミュージカル『Rent(原題)』のMark Cohen役で最も知られる。舞台以外でも活躍し、『ビューティフル・マインド』や『RENT/レント』、『水曜日のエミリア』などに出演。最近は「グッド・ファイト」に出演している。演技、歌、更にはプロデューサーも務め、マルチに活躍している。

シルビア・ティリー/Sylvia Tilly (声:坂井恭子)

士官候補生としてUSSディスカバリーで実地のカリキュラムに参加していたが、正式な宇宙艦隊士官として認められた。おしゃべりで未熟な面もあるが、純粋で優しい性格。いつか船長になることを目指しており、その逸材ぶりが徐々に開花しつつある。USSディスカバリー乗組員の誰からも愛されており、マイケル・バーナムの最大の理解者でもある。

メアリー・ワイズマン Mary Wiseman

1985年7月30日生まれ。2015年にジュリアード音楽院を卒業後、ブロードウェイで活躍。「Longmire(原題)」や「Netflixプレゼンツ:ザ・キャラクターズ」、「Difficult People(原題)」に出演。

ヒュー・カルバー/Hugh Culber (声:奈良徹)

USSディスカバリーの医療部長で、スタメッツのパートナーでもある。シーズン1では、クリンゴン人としての記憶が蘇って錯乱状態になったアッシュ・タイラーに首を折られて殺されてしまったが、スタメッツが菌糸体内を旅してカルバーのコピーを見つけ、蘇生させた。

ウィルソン・クルーズ Wilson Cruz

1973年12月27日米ニューヨーク生まれ。プエルトリコ移民の両親とともに10歳の頃ニューヨークからカリフォルニア州に移住。1994年のクレア・デインズ主演のテレビシリーズ「アンジェラ15歳の日々」に出演し一躍有名となった。その他の主なテレビ出演作は「サンフランシスコの空の下」や「13の理由」。ゲイであることを公表しており、有色人種でゲイの若者のためのコミュニティを支援している。

クリーブランド・“ブック”・ブッカー/Cleveland "Book" Booker (声:杉村憲司)

絶滅危惧種を救う活動をしているクウェージャン人。植物や動物とテレパシーで繋がる能力を持っている。ある日ワームホールから飛び出してきたマイケルと彼の船が衝突し、ある惑星の地表に墜落してしまう。グラッジという名の猫をペットとして飼っている。

デヴィッド・アヤラ David Ajala

1986年5月21日イギリス、ロンドン生まれ。アンナ・シェア・シアターで演技を学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「真夏の夜の夢」や「ハムレット」などで舞台に立つ。
イギリスのクライムドラマ映画『Kidulthood(原題)』で銀幕デビューし、続編の『Adulthood(原題)』と『Brotherhood(原題)』にも出演した。その他の出演映画には『ダークナイト』や、シリーズ6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』『ジュピター』などがある。「ドクター・フー」「ブラック・ミラー」「SUPERGIRL/スーパーガール」などのテレビシリーズにはゲスト出演をしたほか、「フォーリング・ウォーター」や「NIGHTFLYERS/ナイトフライヤー」ではレギュラー出演を果たしている。

作品基本情報

原題:STAR TREK DISCOVERY Season 3
データ:今回シーズン3・2020~2021年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン3全13話/HD作品
製作総指揮:オラトゥンデ・オスサンミ、フランク・シラキューサ、ジョン・ウェバー、ユージーン・ロッデンベリー 、トレヴァー・ロス、ジェニー・ルメット、ヘザー・ケイデン、ミシェル・パラダイス、アレックス・カーツマン
出演:ソネクア・マーティン=グリーン、ダグ・ジョーンズ、アンソニー・ラップ、メアリー・ワイズマン、ウィルソン・クルーズ、ミシェル・ヨー、デヴィッド・アヤラ
日本語吹き替え:よのひかり、桐本拓哉、川中子雅人、坂井恭子、奈良徹、杉村憲司