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スパドラ!最新USレポート Vol.604:「NCIS ネイビー犯罪捜査班」「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」 海外ドラマスターちょっといい話「僕が初めてもらった賞」

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先日アカデミー賞が華やかに終幕した。オスカーとはいかないが、誰しも賞の一つや二つもらった思い出があるもの。たとえそれが「頑張ったで賞」でもちょっぴり嬉しい。人気TVスターだって同じこと、彼らが「初めてもらった賞」について、その思い出を語っている。
 
 
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のロッキー・キャロル: 初めてもらった賞「完璧な参加者賞」
 
「僕が賞を初めてもらったのは、小学校の時。『完璧な参加者賞』だった。生徒がぎゅうぎゅうに集まった全校集会で、僕はその賞を受け取るために、一番前に連れていかれた。そして、振り向いて皆にこう言ったんだ、『僕だって今日は来たくなかった』って。一同大笑いだったね。そこで僕は『将来何をするか決まったよ』って言ったのさ」
 
皆の視線をひとり占めした学校集会で、大うけ。人に注目される快感を小学生にして味わってしまったロッキー。初めてもらった賞が、運命を決めた賞になったのだ。
 
 
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のウィルマー・バルデラマ: 初めてもらった賞「プラスティック製のオスカー像」
 
「僕にとって、最初に意味のある賞をもらったのは、9歳か10歳の時。2度目か3度目の舞台の後、父がプラスティック製のオスカー像をくれたんだ。僕にとっては、今でもそれが一番嬉しい賞だ。だって、父が僕の仕事を誉めてくれたことが、今も俳優を続けている原動力になっているんだからね。それに、そのオスカー像をもらったことで、僕の演技を最初に認めてくれたのは、父だったと思えるんだ」
 
子どもの頃から子役として数多くの舞台を経験し、演技力と度胸を積んだウィルマー。プラスティック製のオスカー像を通し、父が息子に与えたのは揺るぎない自信だった。
 
 
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のジム・パーソンズ: 初めてもらった賞「かけっこでもらったリボン」
 
「最初にもらった賞は幼稚園の時だったと思う。その日、僕らは外でかけっこをしていた。僕は足が速くなかったけれど、(先生が)皆にリボンをくれて、僕も一つもらって帰った。そして(家族に)かけっこで一番になったとウソをついたんだ。なぜウソをついてしまったのか、よく分からない。5歳の子どものやることだからね」
 
かけっこで全員にリボン。まさか、ジムが“ゆとり”幼稚園に通っていたなんて!子どもにとって、特別な何かがもらえるというのは、思い出になるものらしい。