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海外ドラマ最新レポート Vol.27 パトリック・スチュワートもノリノリ!「新スタートレック」リブート版を製作か?

STTNG_yr4_#86(4-12)_TNG-epi186_02_PICARDHDi.jpg「スタートレック:ディスカバリー」の製作総指揮者、アレックス・カーツマンが、同作を製作する米CBSテレビジョン・スタジオスと5年2500万ドル(約27億円)で新しく契約を結んだ。カーツマンは、同作に加え、CBSで「SCORPION/スコーピオン」と「HAWAII FIVE-0」の製作も手掛けている。
 
今回の契約で、カーツマンは「スタートレック」シリーズのTV関連(新シリーズやアニメ含む)全般の企画・製作を委ねられることとなった。
 
中でもファンの話題となっているのが、「新スタートレック」のリブート版だ。情報筋によれば、すでにカーツマンと、その右腕的存在で「スタートレック:ディスカバリー」シーズン1では同じく製作総指揮者として参加していたアキヴァ・ゴールズマンがリブート版の企画を立ち上げているのだとか。さらにそのリブート版の主役には、オリジナル版のパトリック・スチュワートの名前が再び挙がっているのだという。
 
CBS側はその情報について、時期尚早で製作しない可能性もあるとして、正式なコメントは出していない。一方で、心はすでにエンタープライズ号に乗船してしまったかのような気の早い人物も。
 
そのパトリック・スチュワート自身で、6月上旬、ある取材で「スタートレック:ディスカバリー」を見ましたか?と聞かれただけなのに、パトリックは「見てないよ。だけど早いうちに見なきゃいけなくなるかもね」と意味深回答してしまったのだ。いきなりのフライング発言にファンも仰天。リブート版への期待は高まった。
 
とはいえ、気がかりはカーツマンの多忙。「スタートレック:ディスカバリー」シーズン1でショーランナーを務めていたグレチェン・バーグとアーロン・ハーバーツが製作費オーバーさらに脚本家チームとの軋轢から、シーズン2途中でカーツマンに交替することが決定した。TVに加え、映画の企画も目白押しという売れっ子が、1エピソードあたり完成まで3、4カ月かかるという、何とも手間のかかる現場を任されることになってしまったのだ。
 
「スタートレック:ディスカバリー」シーズン2放送は「上手くいけば、来年の前半」(カーツマン)と、新ショーランナーのスケジュールは目一杯。ノリノリのパトリックには残念だが、「新スタートレック」の企画が進行するのはもう少し先になるのかもしれない。
 
 
<「hollywoodreporter.com」 6月19日>