テキサス州オースティンのスティーブ・アドラー市長が、米CWで放送中の「スーパーナチュラル」を称えて、2018年6月23日を同市の“スーパーナチュラルの日”に定めたことが分かった。

 

制定を知った同ドラマ主演のジャレッド・パダレッキが自身のSNSで明かしたもので、アドラー市長が署名した“スーパーナチュラルの日”制定書の写真を投稿している。

 

制定書は次のように記されている。

 

「13シーズンにわたり、ジャレッド・パダレッキとジェンセン・アクレスは、地獄とCWネットワークの番組『スーパーナチュラル』の間を行ったり来たりしていたのは、よく知られています。しかしどんなときも彼らは、オースティンにある我が家へと戻ってきました。そして、CWは『スーパーナチュラル』シーズン14の更新をしました。サムとディーンのウィンチェスター兄弟の素晴らしい冒険がまた始まります。また世界中の『スーパーナチュラル』ファンがオースティンを訪れています。世界で最高のファンが世界で最も偉大な市へやって来るのです。これらの理由から、私、オースティン市長スティーブ・アドラーは、2018年6月23日をオースティンの“スーパーナチュラルの日”に制定いたします」

 

オースティンは、テキサス州の州都で、「住みよい街」として雑誌のランキングで選出されるなど人口急増中の人気の街。

 

しかし、「スーパーナチュラル」のもともとの舞台はカンザス州、撮影はカナダのバンクーバーと、それほど番組自体と縁があるとは言い難い。

 

それでもアドラー市長が「スーパーナチュラル」と深い縁を感じているのは、主演の二人が揃ってテキサス州の生まれで、現在はオースティンに居を構えていること。加えて、ジェンセンが昨年、オースティン郊外で家族経営の地ビールのブルワリーをオープンさせ、ビジネスをスタートしたことも影響しているようだ。

 

“スーパーナチュラルの日”制定にあたり、ジャレッドは、「僕の親友、サム・ウィンチェスター（ジャレッドの役名）に生を与え、命を吹き込むことのできた喜びを強く感じます。そしてそれ以上に、共に番組を創り出し、育て上げた、家族や仲間たちに感謝します。この夜を僕は生涯忘れないでしょう」と感激のコメント。故郷オースティンから最大限の名誉ともいえる、記念日の制定を心から喜んでいるようだ。

 

 

＜「screenrant.com」　6月26日＞