6日(現地時間)、2019年のゴールデングローブ賞ノミネートが発表された。
ゴールデングローブ賞は、映画、TVの優秀作品を称える、ハリウッド新年のキックオフ的イベント。有名スター、人気スターがノミネートされる、華やかな賞だ。
TVカテゴリーでは、比較的、同じ作品が続けてノミネートされていた〈ドラマシリーズ部門〉作品賞で大きなサプライズ。常連だった「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」「THIS IS US 36歳、これから」などが落選、全5作品が初ノミネートに入れ替わった。
今回、最多のノミネートを獲得したのは、リミテッド・シリーズ/TV映画部門の「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」。作品賞を含む4つのノミネートとなった。前シーズンの「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2017年)では作品賞、女優賞を受賞しており、新シーズンでもさらなる栄誉を期待できそうだ。
ゴールデングローブ賞は、米国の映画、TVの取材に従事する外国人記者によって構成される、ハリウッド外国人映画記者協会の主催。授賞式は、2019年1月6日に行われる。
TVカテゴリーのノミネートは以下の通り。
〈ドラマシリーズ部門〉
■作品賞
「ジ・アメリカンズ」
「ボディガード -守るべきもの-」
「homecoming (原題)」
「キリング・イヴ/Killing Eve」
「Pose(原題)」
■男優賞
ジェイソン・ベイトマン 「オザークへようこそ」
ステファン・ジェームス 「homecoming (原題)」
リチャード・マッデン 「ボディガード -守るべきもの-」
ビリー・ポーター 「Pose (原題)」
マシュー・リス 「ジ・アメリカンズ」
■女優賞
カトリーナ・バルフ 「アウトランダー」
エリザベス・モス 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
サンドラ・オー 「キリング・イヴ/Killing Eve」
ジュリア・ロバーツ 「homecoming (原題)」
ケリー・ラッセル 「ジ・アメリカンズ」
〈コメディシリーズ部門〉
■作品賞
「バリー」
「グッド・プレイス」
「Kidding (原題)」
「コミンスキー・メソッド」
「マーベラス・ミセス・メイゼル」
■男優賞
サシャ・バロン・コーエン 「Who Is America? (原題)」
ジム・キャリー 「Kidding (原題)」
マイケル・ダグラス 「コミンスキー・メソッド」
ドナルド・グローヴァー 「アトランタ」
ビル・ヘイダー 「バリー」
■女優賞
クリスティン・ベル 「グッド・プレイス」
キャンディス・バーゲン 「Murphy Brown (原題)」
アリソン・ブリー 「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
レイチェル・ブロズナハン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
デブラ・メッシング 「ふたりは友達? ウィル&グレイス」
〈リミテッド・シリーズ/TV映画部門〉
■作品賞
「エイリアニスト」
「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
「Escape at Dannemora (原題)」
「KIZU -傷-」
「英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件」
■男優賞
アントニオ・バンデラス 「ジーニアス:ピカソ」
ダニエル・ブリュール 「エイリアニスト」
ダレン・クリス 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
ベネディクト・カンバーバッチ 「パトリック・メルローズ」
ヒュー・グラント 「英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件」
■女優賞
エイミー・アダムズ 「KIZU -傷-」
パトリシア・アークエット 「Escape at Dannemora (原題)」
コニー・ブリットン 「ダーティ・ジョン -秘密と嘘-」
ローラ・ダーン 「The Tale (原題)」
レジーナ・キング 「運命の7秒」
〈ドラマ/コメディ/リミテッド・シリーズ/TV映画部門〉
■助演男優賞
アラン・アーキン 「コミンスキー・メソッド」
キーラン・カルキン 「キング・オブ・メディア」
エドガー・ラミレス 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
ベン・ウィショー 「英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件」
ヘンリー・ウィンクラー 「バリー」
■助演女優賞
アレックス・ボースタイン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
パトリシア・クラークソン 「KIZU -傷-」
ペネロペ・クルス 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
タンディ・ニュートン 「ウエストワールド」
イヴォンヌ・ストラホフスキー 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
<「goldenglobes.com」 12月6日>