米パラマウント・プラス(旧CBS All Access)にて有料配信されるドラマシリーズ「Star Trek: Strange New Worlds(原題)」の撮影が本格的にスタートした。新生「スタートレック」シリーズの第一弾「
スタートレック ディスカバリー」のスピンオフにあたる新シリーズで、新たに加わるキャストの名前も併せて発表された。
「Star Trek: Strange New Worlds(原題)」の主役は、アンソン・マウント演じるクリストファー・パイク。新シリーズでは「スタートレック ディスカバリー」以前の、USSエンタープライズ号船長としての活躍が描かれる。他に「スタートレック ディスカバリー」から継続して、ナンバーワンこと副長役のレベッカ・ローミン、科学主任のスポック役でイーサン・ペックの出演が明らかになっている。加えて、新キャストはバブス・オルサンモクン、クリスティーナ・チョン、セリア・ローズ・グッディング、ジェス・ブッシュ、そしてメリッサ・ナヴィアの5名。海外ドラマファンにもまだまだ馴染みのない面々だが、アクション・スターからミュージカル・スター、コメディアンまで個性的な顔ぶれのようだ。
「Star Trek: Strange New Worlds(原題)」プレミアエピソードの脚本を手掛けるのはアキヴァ・ゴールズマン。新生「スタートレック」シリーズ全般の統括プロデューサーであり、映画『ビューティフル・マインド』や『ダ・ヴィンチ・コード』の脚本も担当したヒットメーカーだ。ゴールズマンは新シリーズに向けて意気軒昂。「最高のキャストとオリジナル版『
宇宙大作戦/スタートレック』に対する不滅の愛に誓って、私たちは思いっきり暴れるつもりです」と力強く宣言している。新生「スタートレック」シリーズは、これまでに「スタートレック ディスカバリー」(2017年9月スタート)、「スタートレック:ピカード」(2020年1月スタート)、そしてアニメシリーズの「スタートレック:ローワー・デッキ」(2020年8月スタート)がそれぞれ配信開始されている。2021年はアニメシリーズ「Star Trek: Prodigy」もスタートの予定。ユニバースはさらに拡張を続けている。
<「variety.com」 3月12日>