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海外ドラマ最新レポート Vol.294  「スーパーナチュラル」のジャレッド・パダレッキ、妻との共演秘話語る

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俳優のジャレッド・パダレッキは、実生活の妻で女優のジュヌビエーブ・コーティズと「スーパーナチュラル」共演が縁で交際、結婚に至ったことは知られている。さらに新シリーズ「Walker(原題)」では、ジュヌビエーブが、ジャレッド演じる主役コーデル・ウォーカーの妻エミリーを演じるという。妻との2度に渡る共演について、ジャレッドが米エンタメサイトのインタビューに答えている。
 
「僕と彼女が最初に言葉を交わしたのが、バンクーバーで撮影していた『スーパーナチュラル』のセットだった。彼女は何話かゲスト出演することになっていたんだよ」とジャレッド。後に妻となるジュヌビエーブとの出会いを回顧する。
 
「彼女はニューヨークのティッシュ・スクール(・オブ・アート)で、演劇とドラマを学んだ。TVシリーズの主演を務めたこともあるんだよ」ティッシュ・スクールは著名な卒業生を数々生み出した、全米で最も入学が難しい映画学校の一つ。同スクールを卒業後、ジュヌビエーブはTVシリーズ「Wildfire(原題)」の主演に抜擢された。「彼女は素晴らしい女優で、とても頑張り屋なんだ」今年で結婚11年目。妻を絶賛する、ジャレッドは愛妻家だ。
 
「彼女の気質が好きなんだ。多くの女性と同じく、彼女は自分のキャリアを後回しにして子育てに専念してくれた。僕が『スーパーナチュラル』の撮影で家を空けがちだったからね」ジュヌビエーブは子供たちを連れ、バンクーバーのジャレッドの元をしばしば訪れた。ジャレッドにとって最愛の家族と触れ合える大切な時間だったが、それが奪われる事態が発生した。「コロナ禍の撮影では、セットに家族や友達を連れてくることが禁止になったんだ。僕は妻を共演者やスタッフに紹介するのが大好きだったんだけど、それができなくなってしまった」
 
「スーパーナチュラル」は2020年に放送終了。休みもそこそこにジャレッドは「Walker(原題)」に出演を決めた。今度はパダレッキ一家の住むテキサス州での撮影だ。ジャレッドは自宅から仕事に通う。これで頑張り屋ジュヌビエーブの子育ての負担も少しは軽くなるだろう。
 
嬉しいオファーが舞い込んだ。「昨年の2月、僕と彼女はスキーリゾートに出かけた。結婚10年目のアニバーサリーさ。そこで僕は『Walker(原題)』のプロデューサーから電話をもらった。『ジュヌビエーブのことで話があるんだけど』なんて言うから、彼女は僕の隣にいるよと答えたんだ。そしたらプロデューサーが『ジュヌビエーブはエミリー役に興味があるだろうか』って聞くのさ。僕はひどく興奮してしまったよ」夫婦共演のオファーに、ジュヌビエーブも「NO」と言うわけがなかった。「これ以上、幸せなことはないね」とジャレッド。「スーパーナチュラル」時代をパダレッキ夫妻の第1章とするならば、「Walker(原題)」は第2章。「スーパーナチュラル」のように、第2章も長く長く続いてほしい、そう夫妻は願っている。
 
 
<「collider.com」  2月4日>