スーパーナチュラルシーズン14

ニュース

イントロダクション

恩寵を失い弱体化するジャック、ディーンの体を奪ったまま暗躍するミカエル――。
ウィンチェスター兄弟にかつてない危機が次々と襲いかかる!
ついに通算300話を達成したシーズン14を日本初放送!!

作品解説

2005年9月より米WBチャンネル(現The CWチャンネル)にて放送されるや、「トゥルー・コーリング」(視聴者数368万世帯)を超え、「24 TWENTY FOUR」(視聴者数572万世帯)に迫る、視聴者数487万世帯という大ヒットを記録! 現在全米ではファイナルとなるシーズン15を放送中の「超常現象<スーパーナチュラル>アクション」シリーズ。

主人公の兄弟を演じるのは、2人の超イケメン俳優。弟サム役に、リメイク版映画『13日の金曜日』で堂々主役を演じたジャレッド・パダレッキ。兄ディーン役には米TVガイド誌で「最もセクシーなTVスター」に輝いたこともあるジェンセン・アクレス。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン14 見どころ

シーズン14でついに300話を達成!

「スーパーナチュラル」も、2019年2月7日の放送でついに記念すべき300話目を迎えることになった。2018年に開催されたサンディエゴ・コミコンの会場では、ショーランナーのアンドリュー・ダブから300話目のストーリーについて明かされ、父親ジョン・ウィンチェスターとしてジェフリー・ディーン・モーガンが再登場することも後日発表された。記念すべきエピソードでは、ディーンとサムが活動基地として構えるカンザス州に実在する小さな町「Lebanon」をエピソード名にし、これまで描かれることがなかったレバノンの町や、ウィンチェスター兄弟と住民たちとの交流を描くことにしたそうだ。町の質屋で見つけたオカルトアイテムが巻き起こす奇怪な出来事に対峙するサムとディーンが、その一つである「願いが叶う真珠」によって亡き父ジョン・ウィンチェスターを16年前から召喚してしまうというタイムトラベルの要素を取り入れたストーリーになっている。4歳で別れた父との再会を果たし、子供のように無邪気にはしゃぐディーン、事態が招く影響への懸念と父に会えた喜びのとの間で揺れるサム、二度と会えないと思っていた愛する夫と奇跡の再会を果たした妻メアリー、そして立派に成長した息子二人の姿を目の前に感慨深げな父親、という各キャラクターの異なる心境が細やかに描き出されているのは必見。ハンターとして立派に成長したウィンチェスター兄弟が、父親の存在を前に少年のように見える瞬間や、父親としてのジェフリー・ディーン・モーガンの重厚感ある演技も見逃せない。スーパーナチュラルで常に描かれている「家族愛」を存分に堪能できる感動エピソードとなっている。

サムとディーンをはじめとするキャラクターたちの新たな一面が垣間見える新シーズン

ルシファーを倒すためにミカエルの器として身体を差し出したディーン。このシーズンの序盤エピソードの数話に渡り、「ディーンに扮したミカエル」として、これまでとは全く異なるキャラクター像を演じることになったジェンセン・アクレス。シーズン14放送開始の直前に行われたサンディエゴ・コミコンのパネルディスカッションの中で、「いつものディーン」ではなく「ミカエルのディーン」を演じることについて聞かれた彼は、「新シーズンが始まる時に毎回感じている演技調整が、今シーズンは今まで以上に大変だったがとてもやりがいがあった。」と新キャラクターを演じることの難しさを語った。普段の彼のユーモアが微塵も感じられない無慈悲なディーン(ミカエルだが)は、確かにファンにとって新鮮に映るだろう。また同パネルディスカッションでジェンセンは、ミカエルの衣装に自分の好きなネットフリックスのテレビシリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」のデザインを取り入れるアイデアを進言したことも明かした。さらにシーズン14で、ディーンがミカエル役を演じることになるとあらかじめ知っていたジェンセンは、シーズン13の撮影中、クリスチャン・キーズ(シーズン13のミカエル役)から、ミカエルを演じる上で留意すべきポイントを聞き出していた。それは、トレンチコートの裾をバサッとカッコ良く翻す動作だったそうで、それ以来ジェンセンは、その動きを完璧にマスターして見事にクリスチャンのミカエルを受け継いだと誇らしげに語っている。
一方、サムを演じるジャレッド・パダレッキは、ディーンの不在中にグループのまとめ役としてリーダーシップを発揮するように変貌したことが今シーズンのサムの見どころだと語っている。確かに寝る間も惜しんでディーンを探し回り、ヒゲを剃る間もなかったという無精髭面のサムは要チェックで、後に正気を取り戻したディーンから指摘されるポイントにもなっている。その他のキャラクターでは、ディーンの捜索とハンター活動で、果敢に攻めるカスティエルの変化にも驚かされることだろう。また、パワーを失って苦悩するジャックや、ルシファーが抜けた肉体に戻ったニックが過去と向き合う姿など、前シーズンまでのキャラクターとは異なった一面が随所に散りばめられているのが今シーズンの見どころだ。

ストーリー

無実の人を次々と攻撃してしまう自分の力を呪うジャック。ひとり森の中を彷徨っているとルシファーが現れ、息子の気持ちに寄り添うフリをして地球を脱出し別の星へと誘い出そうとする。その一方、ウィンチェスター兄弟とカスティエルの前にミカエルが姿を現す。異次元に閉じ込めたはずのルシファーとミカエルだったが、あることを条件に二人で脱出していたのだった。サム、ディーン、カスティエルがミカエルと死闘を繰り広げているところにジャックとルシファーが到着。すぐに事態を察したジャックは、強大な怒りのパワーでミカエルを圧倒し、瀕死状態にまで追い込むことに成功する。だがそこで明らかになったのは、ルシファーが息子ジャックの力を手に入れ、ミカエルが全世界を制服するという協定内容だった。作戦を暴かれたルシファーは、ジャックの力を奪って逃走してしまう。もはや万策尽き、ルシファーを殺せるのは天使の剣しかなくなってしまった……。最後の望みをかけて瀕死のミカエルと手を組んだディーンは、一度きりを条件に自らの肉体を器として差し出すことに。熾烈な接戦の末、ついにルシファーの息の根は止められたのだが、ミカエルは約束を破りディーンの肉体をまとったまま姿を消してしまうのだった。

ディーンがミカエルの器となって行方を眩ましてから3週間が経過した。ルシファーに力を奪われ、普通の人間になってしまったジャックは、脆い体を鍛えるために日々トレーニングを重ねている。一方のカスティエルは、ディーンに関する情報収集のために奔走し、危険を承知で悪魔キップのもとを訪ねる。そんな中、心霊治療師のシスター・ジョーから、ディーンとなったミカエルについての有力な情報が寄せられた。果たしてサムとカスティエルは無事にディーンを取り戻せるのだろうか? そして力を失ったジャックの運命は?

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

サミュエル・“サム”・ウィンチェスター/Sam Winchester (声:内田夕夜)

ウィンチェスター家の次男。兄と同じ悪霊ハンターだが本来は優しくまじめな性格である。生後半年で「黄色い目の悪魔」アザゼルにより悪魔の血を飲まされているが、実はサムは魔王ルシファーの「器」であった。幼いころのトラウマでピエロ恐怖症。一番好きな歌手は、エルビスではなくセリーヌ・ディオンがであることを白状してしまう。

ジャレッド・パダレッキ Jared Padalecki

1982年7月19日、米テキサス州サン・アントニオ生まれ。TV「ギルモア・ガールズ」に、主人公ローリーの恋人ディーン役でレギュラー出演。その後『フライト・オブ・フェニックス』や『蝋人形の館』と映画出演が続いた後、本作でついに主役に抜擢された。身長193cm。リメイク版『13日の金曜日』では主役を演じた。本作シーズン4にルビー(2代目)役としてゲスト出演したジュヌビエーブ・コーティズと、シーズン5放送中に結婚。2017年3月に第3子が誕生。

ディーン・ウィンチェスター/Dean Winchester (声:東地宏樹)

ウィンチェスター家の長男で悪霊ハンター。幼い頃、サムと共に元海兵隊員の父ジョンから徹底的に訓練を受けているため、並みの特殊部隊員などを上回る戦闘能力を持っている。恐れを知らぬタフガイに見えるが弱さを内に秘めており、弟サムに比べ自らの無力さを感じることも。飛行機恐怖症のため、兄弟の移動はもっぱら彼の愛車67年型シボレー・インパラで行われる。ロックミュージックとホラー映画オタクであることをサムからからかわれることも。

ジェンセン・アクレス Jensen Ackles

1978年3月1日、米テキサス州ダラス生まれ。TV「ドーソンズ・クリーク」と「ダーク・エンジェル」に準レギュラー出演。「ヤング・スーパーマン」ではジェイソン・ティーグ役としてレギュラー出演している全米TV界ではおなじみの俳優。映画デビューはデヴィッド・ウィンクラー監督の『いけにえ』で、いきなり主演に抜擢され、『ブラッディ・バレンタイン3D』でも主演を務める。身長186cm。妻で女優のダニール・ハリスはTV「One Tree Hill」レイチェル役で有名。2016年12月に双子が誕生し、3児の父となる。「アメリカン・アイドル」の司会として知られるライアン・シークレストとカリフォルニアでルームメイトだったことが話題となった。「ザ・ボーイズ」シーズン3に出演予定。

カスティエル/Castiel (声:津田健次郎)

ジミーという人間の肉体を「器」としてこの世に降りてきた天使。本作に登場する天使は、「天使」という言葉のイメージとは違い、冷徹に神の命を実践する存在であり、カスティエルも当初は同様だったのだが、ウィンチェスター兄弟、特にディーンの過酷な運命に感情移入していくようになる。ウィンチェスター兄弟からは「キャス」と呼ばれている。

ミシャ・コリンズ Misha Collins

1974年8月20日、米マサチューセッツ州生まれ。映画『17歳のカルテ』やTV「チャームド~魔女3姉妹」「24 TWENTY FOUR」「ER 緊急救命室」「CSI: 科学捜査班」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」などの多くのドラマにゲスト出演。TVムービー「グランド・クロス レボリューション」では主演を果たす。2017年には米NBC「タイムレス」にゲスト出演。2児の父。

ルシファー/Lucifer (声:井上和彦)

かつては大天使であったが神に背いたことによりミカエルに地獄の最下層へ封印されていた。しかし、色々な人を器として選び、復活を繰り返し、最強の魔王として君臨している。かつてサムを器としていたことも。大統領を器にした際に、大統領の恋人ケリーがルシファーの子を妊娠し、ネフィリムの息子ジャックが誕生する。ジャックの力を奪い無敵になるもディーンを器としたミカエルによって殺され、元の肉体の所有者「ニック」に戻ってしまう。

マーク・ペルグリノ Mark Pellegrino

1965年4月9日、米ロサンゼルス生まれ。「NYPDブルー」、「デクスター」、「クローザー」、「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」、「グレイズ・アナトミー」、「メンタリスト」、「ブレイクアウト・キング」など数々の作品にゲスト出演した他、『リーサル・ウェポン』、『マルホランド・ドライブ』、『カポーティ』、『ナンバー23』などに出演し、経験を積んだ。「LOST」にゲスト出演し、サターン賞テレビ部門最優秀ゲスト俳優賞にノミネートされた経歴を持つ。「13の理由」にゲスト出演中。多くの作品で悪役を演じていることでも知られている。俳優業の傍ら、演劇学校でセミナーやクラスを持ち、教えている。私生活では、妻と2人の子供がおり、キックボクシング、柔道、空手など様々な武道に積極的に取り組んでいる。

ジャック/Jack (声:内山昂輝)

天使のルシファーと人間のケリーとの間に生まれたネフィリム。生まれたばかりだが10代の少年の姿をしており、危険で特殊な能力を持つ。父親であるルシファーに恩寵を奪われ、非力な人間となり苦悩する。

アレクサンダー・カルヴァート Alexander Calvert

1990年7月15日、カナダ生まれ。「デッド・ゾーン」にゲスト出演したことをきっかけに知られるようになる。『スウィート17モンスター』でニック役を演じ、「ARROW/アロー」や「ザ・リターン」、「スクリーム」、「ベイツ・モーテル」などにゲスト出演したことで知られる。仕事以外の時にはバンクーバーに住んでおり、バイクや旅行が趣味。

作品基本情報

原題:SUPERNATURAL
データ:シーズン14・2018~2019年/アメリカ/二か国語&字幕/60分/今回シーズン14全20話/HD作品
製作総指揮:ロバート・シンガー、アンドリュー・ダブ、フィル・スグリッシア、ブラッド・バックナー
出演:ジャレッド・パダレッキ、ジェンセン・アクレス、ミシャ・コリンズ、マーク・ペルグリノ
日本語吹き替え:内田夕夜、東地宏樹、津田健次郎、井上和彦、内山昂輝