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海外ドラマ最新レポート Vol.297  第27回SAG賞発表 授賞パートは初の録画形式 コロナ禍で苦肉の策

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米現地時間の4日、第27回SAG賞の授賞者が発表された。全米映画俳優組合(Screen Actors Guild)の主催。

 

昨年から続くコロナ禍は、お祭り行事にも強い影響を与えている。今回のSAG賞は、史上初となる大きな決断を行った。授賞者がステージ上で発表されるアナウンスパートは授賞式の見せ場であり、生中継で視聴者と結果を共有するのが通常だ。しかし、今回は現状をかんがみ、アナウンスパートはZOOMにてプレゼンターと授賞者をつないだだけでなく、前もって収録していたのだ。授賞結果はこの日の授賞式まで伏せられており、授賞者は喜びをひた隠しにして放送を待っていたことになる。

 

3月31日に収録されていたTVカテゴリーは、ドラマ部門で「ザ・クラウン」、コメディ部門で「シッツ・クリーク」がそれぞれ全体での最優秀作品に贈られるアンサンブル賞を受賞。また、個別の俳優に贈られる賞でも両作品の主演男女優が受賞するなど、全体的にサプライズのない結果となった。

その他、TVカテゴリーの結果は以下の通り。

 

■アンサンブル賞(ドラマ)

★「ザ・クラウン」

ベター・コール・ソウル

「ブリジャートン家」

「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」

「オザークへようこそ」

 

■アンサンブル賞(コメディ)

★「シッツ・クリーク」

「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」

「The Flight Attendant(原題)」

THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~

「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

 

■男優賞(ドラマ)

★ジェイソン・ベイトマン 「オザークへようこそ」

スターリング・K・ブラウン 「THIS IS US 36歳、これから」

ジョシュ・オコナー 「ザ・クラウン」

ボブ・オデンカーク 「ベター・コール・ソウル

レジ=ジーン・ペイジ 「ブリジャートン家」

 

■女優賞(ドラマ)

★ジリアン・アンダーソン 「ザ・クラウン」

オリヴィア・コールマン 「ザ・クラウン」

エマ・コリン 「ザ・クラウン」

ジュリア・ガーナー 「オザークへようこそ」

ローラ・リニー 「オザークへようこそ」

 

■男優賞(コメディ)

★ジェイソン・サデイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

ニコラス・ホルト 「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~

ダン・レヴィ 「シッツ・クリーク」

ユージン・レヴィ 「シッツ・クリーク」

ラミー・ユセフ 「ラミー 自分探しの旅」

 

■女優賞(コメディ)

★キャサリン・オハラ 「シッツ・クリーク」

クリスティナ・アップルゲイト 「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」

リンダ・カーデリーニ 「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」

ケイリー・クオコ 「The Flight Attendant(原題)」

アニー・マーフィー 「シッツ・クリーク」

 

■男優賞(TV映画・ミニシリーズ)

★マーク・ラファロ 「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」

ビル・キャンプ 「クイーンズ・ギャンビット」

ダヴィード・ディグス 「ハミルトン」

ヒュー・グラント 「The Undoing(原題)」

イーサン・ホーク 「The Good Lord Bird(原題)」

 

■女優賞(TV映画・ミニシリーズ )

★アニャ・テイラー=ジョイ 「クイーンズ・ギャンビット」

ケイト・ブランシェット 「Mrs.America/ミセス・アメリカ」

ミカエラ・コール 「I May Destroy You(原題)」

ニコール・キッドマン 「The Undoing(原題)」

ケリー・ワシントン 「リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密」

 

■スタント・アンサンブル賞

★「マンダロリアン」

「ザ・ボーイズ」

「コブラ会」

「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」

「ウエストワールド」

 

 

<「sagawards.org」        4月4日>