第52話「純白」 A Coat of White Primer
Andrea Kuhn
1963-2004
ネイトとの結婚式を前に、リサとネイトの結婚式のビデオを見るブレンダ。結婚式2日前、ネイトとブレンダのもとへデイヴィッド、キース、クレア、ビリーが集まる。デイヴィッドとキースは代理母を頼んで自分たちと血のつながった子を作るか、生まれても家庭に恵まれない子を引き取るかでもめている。ネイトたち兄弟3人で外に出てマリファナを吸うが、ネイトはクレアがビリーとつきあっていることを心配し、デイヴィッドはルースに電話しろとクレアに言う。
ゲスト:キャサリン・オハラ「ホーム・アローン」、ジェレミー・シスト、ジョアンナ・キャシディ、リリー・テイラー
脚本:ケイト・ロビン
監督:ロドリゴ・ガルシア「彼女を見ればわかること」
♪ ドリス・デイ "But Not For Me" / ダヴス "Almost Forgot Myself" / ベベ・ジルベルト "Aganjou (Latin Project remix)" [included on the SIX FEET UNDER Soundtrack album Vol. 2] / シーヴァリー・コーポレーション "The Time We Lost Our Way" / マティーニ・キングス "Days of Wine & Roses" / マティーニ・キングス "So Danco Samba" / マティーニ・キングス "Wave" / マティーニ・キングス "Teach Me Tonight" / ダイナー・ワシントン "Teach Me Tonight"
第53話「違和」 Dancing For Me
Samuel Wayne Hoviak
1965-2004
サム・ホヴィアックは車に乗ったまま新聞を拾おうとしてバランスを崩し転倒、自分の車に轢かれて死亡する。今や連絡が途絶えていたが、彼は高校時代ネイトの親友だった。ネイトは、サムの葬儀に出席したもう1人の元親友トムと再会。40歳を目前にし、人生や行く末に不安を覚えるトムに、達観しているネイトは今を精一杯生きるようアドバイスする。2人は、時間の経過やかつての親友との温度差を実感したまま別れる。
ゲスト:ジョアンナ・キャシディ、アン・キューサック、ジェレミー・シスト
脚本: スコット・バック
監督: ダニエル・アティアス
♪ シーヴァリー・コーポレーション "Holographic Universe" / ザ・プリテンダーズ " Back On The Chain Gang" / ジェム "Amazing Life" [Available on SIX FEET UNDER Soundtrack Volume 2] / リスト "Consolation No. 3 in D-Flat Major (One Music)" / アンジェリーク・キジョ "Conga Habanera" / トラフィック "Feelin Alright" / ウィルコ "Hell Is Chrome" / エイモス・リー "Colors" / ザ・プリテンダーズ "Back On The Chain Gang"
第54話「記憶」 Hold My Hand
Loretta Smith Sibley
1908-1953
51年前の今日、10歳のジョージの目の前で、母ロレッタは睡眠薬自殺をしていた。今もその記憶に苦しむジョージは、母親の幻覚を見る頻度が増え、ますます不安定になる。ジョージの奇行続きにルースもすり減り、夫婦間の距離は広がっていく。
[エミー賞美術賞シングル・カメラ部門ノミネート]
ゲスト:イレーナ・ダグラス「グレイス・オブ・マイ・ハート」、ジェレミー・シスト
脚本: ナンシー・オリバー
監督: ジェレミー・ポデスワ
♪ ハンド・パティ・ペイジ"The Tennessee Waltz" / ハンサム・ボーイ・モデリング・スクール "Breakdown (feat. Jack Johnson)" / シザー・シスターズ "Filthy/Gorgeous" / リック・マーヴィン "How Sweet It Is To Be Loved By You" / アレン・トゥーセント "What Is Success" / ベイスメント・ジャックス "You Don't Know Me" / ザ・スペシャルズ "Monkey Man"
第55話「不惑」 Time Flies
Lila Simonds Coolidge
1909-2005
ネイトは40歳の誕生日を迎える。その朝ブレンダが妊娠の報告をするが、ネイトは手放しで喜べずブレンダを怒らせてしまう。その夜ブレンダはネイトのサプライズ・バースデーパーティーを企画していた。デイヴィッドとキースは、メアリーに卵子提供と代理出産を依頼する。養子の道は絶たれたと思っていた2人だったが、ロジャーの妻シシーが養子斡旋所の理事だったことがわかり、彼女の便宜で養子をもらえることになる。
ゲスト: イレーナ・ダグラス、ジェレミー・シスト
脚本: クレイグ・ライト
監督: アラン・プール
♪ シール "Walk On By (Acoustic Version)" / マデリーン・ペイルー "Dance Me To The End Of Love" / アルヴァ・スター "Cold Calculated" / シケイン "Daylight" / ジョッシュ・ラウス "Winter In The Hamptons" / コールドプレイ "Speed Of Sound' / アーケイド・ファイア "Rebellion (Lies)" / ジェイムズ・クロムウェル(ジョージ)、ジェレミー・シスト(ビリー) "Daddy Sang Bass" / ヘッドランド "Jonathan's Comedown"
第56話「前進」 Eat a Peach
Daniel Holzenchenko
1939-2005
デイヴィッドたちはロジャーの妻の計らいで、養子探しのピクニックに参加する。そこで少年アンソニーを見たデイヴィッドは、彼に特別なものを感じ、養子にしたいと強く思う。ビリーと別れたクレアだが、ビリーはヨリを戻したがっていた。母親を使ってまでクレアを取り戻そうとするビリーに、クレアは「戻ることはない」ときっぱり伝える。
♪ナンシー・シナトラ "Sugar Town" / シンプリー・レッド "Holding Back The Years" / リングサイド "Struggle" / フランキー・ヤンコヴィッチ "In Heaven There Is No Beer" / ハービー・ハンコック "Rockit" / ムード・ローテーション" Getting Started (The Rural's Remix)" / アレクシ・ディラノ "Round & Round (Charles Webster Remix)" / ハービー・ハンコック "Rockit" / ヘンデル "Royal Fireworks Con Grosso" / オイ・ヴァ・ヴォイ "Od Yeshoma" / ヘンデル "Water Music, Suite No. 1 in F Major: Air" / アル・グリーン "Build Me Up" / ハービー・ハンコック "Rockit"
第57話「峡谷」 Rainbow of Her Reasons
Fiona Lenore Kleinschmidt
1948-2005
デイヴィッドとキースは、“養子ピクニック”で会ったアンソニーと兄ダレルをひとまず里子として預かっていた。2週間たってもなつかず、問題ばかり起こすダレルにウンザリのキースは、養子縁組をする前に兄弟を返そうとデイヴィッドに持ちかける。クレアはアーティスト支援の助成金が下りるまで、派遣社員として働くことにする。着慣れないスーツやパンストにイラつき、会社や仕事にも何の愛着も覚えないクレア。
♪ ケレン・アン "Jardin D'Hiver" / ドナ "Brick House" / ローレン・アンブローズ【http://www.superdramatv.com/line/six_feet_under/cast.html#4】 "You Ride Up My Thighs (You Light Up My Life)" / ジョーン・アーマトレイディング "Show Some Emotion" / SFUキャスト "Calling All Angels" / ベンジー・ウェザメア "Purnam Adah" / ジェーン・シベリー "Calling All Angels"
第58話「孤立」 The Silence
Peter Thomas Burns
1948-2005
クレアは創作意欲もわかず、会社にも楽しみを見出せずでくすぶっていた。あまり気の合わない同僚とは距離を置いていたが、会社の弁護士テッドを知り、なぜか彼には少し気を許せる自分に気づく。ジョージと別居し始めたルースは、1人の時間を恐れるかのように様々なカルチャーイベントに参加していたが、どこへ行っても孤立していた。そんなある日、ルースは自分が捨てたはずのジョージから「再婚するから早く離婚を済ませたい」と切り出され唖然とする。
ゲスト: ジョアンナ・キャシディ
脚本: ブルース・エリック・カプラン
監督: ジョシュア・マーストン(映画「そして、ひと粒のひかり」)
♪ サラ・マクラクラン "Fallen" / ブラック・トースト・ミュージック "Yada Yada Yada" / セントラル・リビング "Everyday (Sven's Version)" / テディ・ラスリー "End Of Spring" / ジャーニー "Anyway You Want It" / オスカー・パターソン "Corcovado" / ライアン・アダムズ "Let It Ride" / マイケル・C・ホール "Blow Gabriel Blow"
第59話「模索」 Singing For Our Lives
Pilar Sandoval
1970-2005
美大時代の友人と連絡を絶っていたクレアは、会社の近くでアニタと再会する。そこでアニタに美大の展覧会に招待され気が進まないでいたクレアだったが、チラシを見たテッドに誘われ行くことにする。イキイキしている友人たちに会い気後れすると同時に、自分が見限った世界だと実感し吹っ切れるクレア。ネイトはブレンダを誘ってマギーの信仰するクエーカーの集会に参加する。宗教に拒否反応を示すブレンダとお腹の子供の問題から逃げているネイトは、ますます溝を深めていた。
ゲスト: エド・ベグリーJr
脚本: スコット・バック
監督: マット・シェイクマン
★エミー賞美術部門(シングルカメラ)ノミネート
♪ サブノイズ・ソウルジャズ "Let's Ride" / クエイカー・フレンズ "Singing For Our Lives (We Are A Gentle Angry People)" / ザ・ウィグルズ "Henry The Octopus" / ジェトロ・トゥル "Bouree" / ロバーズ・オン・ハイ・ストリート "Japanese Girls" / アレックスキッド (feat. Lisette Alea) "Don't Hide It" / バー・サンバ "So Tired Of Waiting" / モーツァルト "Ave Verum Corpus" / タウンズ・ヴァン・ザント "To Live Is To Fly"
第60話「境界」 Ecotone
Lawrence Hall Matheson
1971-2005
マギーの家で倒れたネイトは、意識を失ったまま救急車で病院に運ばれる。後ろめたさのあるマギーはブレンダに連絡できず、デイヴィッドに電話して事態を説明、デイヴィッドはブレンダやクレアを病院へ呼び出す。家族たちは待合室で不安な夜を過ごすことに…。
ゲスト: エド・ベグリーJr、レイン・ウィルソン「The Office (US)」
脚本: ナンシー・オリバー
監督: ダニエル・ミナハン
♪スカラーニ "Sonata Prima #2" / ヴィヴァルディ "Concerto For Two Flutes, Strings & Basso Continuo in C Major" / タウンズ・ヴァン・ザント "To Live Is To Fly" / デン・ジャン・ドン "Spring Morning In Suzhou" / ステファニー・サン "Wo De Ai" / ザ・ブラザース・ジョンソン "Strawberry Letter 23"
第61話「一人」 All Alone
Nathaniel Samuel Fisher Jr.
1965-2005
OBITUARY お悔やみ
フィッシャー家の家族は皆うちひしがれていた。ルースはその場に立ち会えなかったことを悔やみ、最後にそばにいたデイヴィッドや、自分をハイラムのもとへ行かせたクレアを責めてしまう。複雑な思いをめぐらすブレンダは、感情のやり場を見つけられずにいた。
ゲスト: パトリシア・クラークソン、ジェレミー・シスト、キャシー・ベイツ、ジョアンナ・キャシディ、リチャード・ジェンキンス
脚本: ケイト・ロビン
監督: アダム・ダビッドソン
♪ ケリー・クラークソン "Breakaway" / ディキシー・チックス "Landslide" / ボブ・ディラン "Knocking On Heaven's Door" / ニルヴァーナ "All Apologies (In Utero Version)" / ニルヴァーナ "All Apologies (MTV Unplugged Version)"
第62話「雑音」 Static
Paul Ronald Duncan
1983-2005
ネイトの死から6週間が経過したが、デイヴィッドは未だに乗り越えられず、幻覚や悪夢に悩まされていた。フェデリコに会社の今後を尋ねられ、それどころでないデイヴィッドは逆上して「すべてを譲る」と言い放つ。ルースは友人として力添えをしてくれるジョージとともに、マヤを引き取りたいと考えていた。しかし冷静になったブレンダはマヤを取り返そうとする。
ゲスト: ジェレミー・シスト
脚本: クレイグ・ライト
監督: マイケル・キュエスタ
♪ ロイクソップ "Dead To The World" / インターポール "Direction" [Available on SIX FEET UNDER Volume 2 - Everything Ends] / ハイドン "Hunt Quartet - Adagio" / ベートーヴェン "Trio for Piano, Violin and Violincello" / フアナ・モリーナ "Salvese Quien Queda" / アーケイド・ファイア "Cold Wind" [exclusive track on SIX FEET UNDER Volume 2 - Everything Ends]
第63話「未来」 Everyone's Waiting
Ruth O'Connor Fisher 1946 - 2025
David James Fisher 1969 - 2044
Claire Simone Fisher 1983 - 2085
Keith Dwayne Charles 1968 - 2029
Hector Federico Diaz 1974 - 2049
Brenda Chenowith 1969 - 2051
OBITUARY お悔やみ
ブレンダは早産ながらウィラを出産。身体機能が未発達なウィラはNICUに入る。納得してマヤを渡したものの、完全に1人になったルースはひどい虚無感にとらわれる。ジョージは涙に暮れ抜け殻のようになって過ごすルースを支える。荒れていたクレアはテッドの優しさで平静を取り戻す。そして…。
(シリーズ最終回・90分枠)
ゲスト: キャシー・ベイツ、ジョアンナ・キャシディ、リチャード・ジェンキンス、ジェレミー・シスト、パトリシア・クラークソン
脚本: アラン・ボール
監督: アラン・ボール
★エミー賞監督賞・脚本賞・美術賞ほか4部門ノミネート、DGA監督協会賞ノミネート
♪ ウェイティング "Lifehouse ""Empty Spaces" / ピーター・マクディシ(オリヴィエ) "Sur Le Pont D'Avigon" / アーセナル"A Volta" / キム・ウェストン "Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)" / ジャクソン・ブラウン"Doctor My Eyes"" / サラ・ブラスコ "Always Worth It"" / リリクス・ボーン"I Changed My Mind (Stereo MC's Rattlesnake Remix)" / ナット・キング・コール"What'll I Do"" / レア・アース"I Just Want To Celebrate (Mocean Worker Remix)"/ シア "Breathe Me" [Available on SIX FEET UNDER Volume 2 - Everything Ends]