実在のカリスマ・プロデューサー、ラリー・デイヴィッドの揉め事まみれの日常を自らが演じるユニークでシニカルなフェイク・ドキュメンタリー・コメディ。
プレミア会場の前でラリーがワーグナーの曲を口笛で吹いていると、とある男が因縁を付けてきた。「それでもユダヤ人か」と言うのだ。ワーグナーはヒトラーのお気に入りだった作曲家。多くのユダヤ人はそのせいでワーグナーを嫌っている。口論となるが、その男はラリーの友人の脚本家クリフの友人ウォルターで、彼もプレミアに呼ばれていたのだった。劇場内でもウォルターは、ラリーの食べるポップコーンの音に文句を言う。
脚本:ラリー・デイヴィッド
監督:ラリー・チャールズ
【POINT】
★コブサラダ Cobb salad 米国ではポピュラーなサラダ。レタスの上に、チキン、トマト、アボカド、ゆで卵、カリカリのベーコンなどをのせたもの。
★リヒャルド・ワーグナー(1813〜1883)
ドイツの偉大な作曲家。ヒトラーがこよなく愛した作曲家でもある。
代表作「タンホイザー」「ニーベルンゲンの指輪」など
【今回の教訓】 ハロウィーンではキャンディーをケチらないこと
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