グッド・ファイトファイナル・シーズン

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アメリカ激動の時をタイムリーかつ痛烈に描いた話題沸騰のリーガルドラマ最終章!
最後まで決してアクセルを緩めない「弁護士ドラマ界の異端児」はどのような幕引きを選ぶのか!? シーズン6であるファイナル・シーズンを独占日本初放送!

作品解説

「グッド・ワイフ」の知識がなくても第1話からハマる!

本作は、シーズン7まで制作されたCBSの人気リーガルドラマ「グッド・ワイフ」の最終話から1年後を舞台としたスピンオフ作品。専業主婦から弁護士に復帰した主人公アリシア(ジュリアナ・マルグリーズ)の浮気を法廷で暴露した後の、クリスティーン・バランスキー扮する弁護士ダイアン・ロックハートが中心に描かれている。本家「グッド・ワイフ」では全米脚本家組合賞を受賞し、ショーランナーも務めたロバート・キングとミシェル・キングのクリエーター夫婦が、再び今回のスピンオフでもショーランナーとして復活することになった。また、近年では『最後の決闘裁判』『ハウス・オブ・グッチ』といった話題映画でも監督として依然第一線で活躍を続けているリドリー・スコットが、本家シリーズに次いで製作総指揮に名を連ねている。その他「グッド・ファイト シーズン1」では、「高い城の男」「グッド・ワイフ」のデヴィッド・W・ザッカー、「キャッスルロック」「Your Honor/追い詰められた判事」のリズ・グロッツァー、「グッド・ワイフ」では監督も務めたブルック・ケネディ、「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」「S.W.A.T.」では脚本・製作総指揮を手がけたアリソン・クロスら、数々の人気シリーズを生み出し、本家シリーズも知り尽くした錚々たるベテラン勢が製作総指揮者として勢揃いした。エミー賞5回、全米映画俳優組合賞(SAG)2回、アメリカン・フィルム・インスティチュート賞(AFI)2回、ピーボディ賞、ゴールデングローブ賞を獲得し、堅実なファンベースを獲得した「グッド・ワイフ」なだけに、スピンオフが制作されたのも当然の流れと言えるだろう。本作の企画は、「グッド・ワイフ」で長年、製作総指揮を務めたデヴィッド・W・ザッカーとブルック・ケネディがキング夫妻に話を持ちかけたのがきっかけだったそう。CBSのストリーミングサービス(現Paramount+)で配信されたオリジナル作品ということもあり、放送局の慣例である1シーズン22話ではなく、10話のみという身軽さもキング夫妻の興味をそそったようだ。主演を務めるクリスティーン・バランスキーも、「(10話だと拘束期間が短くなるので)役者として他のことに挑戦できて嬉しい」と、脚本もない時点で企画に賛同し参加を即決した。さらに「グッド・ワイフ」の最終シーズンに出演したクーシュ・ジャンボも、既に決まっていたプロジェクトを断って本作に加わることにしたそうだ。本家シリーズからのキャストとスタッフがこれだけ揃って制作されたCBS肝入りの本作は、「グッド・ワイフ」のファンには嬉しいシリーズであることは間違いないだろうが、本家の知識が全くなくても、いきなり第1話から釘付けにさせる脚本が書けるキング夫妻の熟練ぶりに圧倒されるだろう。
注)初回放送当時の情報となります

ファイナル・シーズン 見どころ

シーズン6でフィナーレへ。その理由とは⁉

本家シリーズ「グッド・ワイフ」から数えて、合計13シーズン続いた大人気リーガルドラマの世界についに終止符が打たれる。アメリカが直面する問題にタイムリーにタブーなく切り込んできた「グッド・ファイト」の幕を、シーズン6で降ろそうと決めた理由をショーランナーのキング夫婦はこう語る。ミシェル・キングは「今がその時だと思ったんです。同じようなことを繰り返すのは嫌ですし、今シーズンならば、失速することなく面白いエンディングを迎えられる予感がしたのです」と話す。これにロバート・キングは「世の中の情勢を考えると本作を終えるならば今だと思いました。ダイアンは世界で起きている出来事に疲れ切っているわけですが、その状態をこれ以上続けて膠着状態になってしまうのは避けたかった。さらにダイアン&カート夫婦の緊張関係も決着の時だと感じました」と加える。
常に極上の「グッド・ファイト」を提供し続けるクリエーター魂が導き出した結論だといえる。クリエーター夫婦はその言葉通り最後まで攻めの手を緩めることなく、シーズン6のストリーミング視聴数は前シーズンと比べて18%アップしてシリーズ史上最高を記録し、映画・TV批評サイト、ロッテン・トマトで95%(トマトメーター)、IMDbで10点中8.3点の高評価をたたき出した。さらにキング夫婦は本シーズンのエピソードで全米脚本家組合賞にノミネートされ、作品およびクリスティーン・バランスキーは放送映画批評家協会賞(Critics' Choice Awards)のドラマシリーズ部門とテレビ批評家協会賞(TCA Awards)においてそれぞれ最優秀作品賞と主演女優賞にノミネート、さらにオードラ・マクドナルドとアンドレ・ブラウアーは放送映画批評家協会賞(ドラマシリーズ部門)の助演女優賞と助演男優賞にそれぞれノミネートされるという有終の美を飾った。

米大統領選挙が行われる2024年、必見の作品! シリーズの出発点と終着点を結ぶある出来事とは!? ダイアン・ロックハート最後の決断を見逃すな!!

アメリカで行っている現在進行形の出来事を、風刺的で超現実主義的な描写を通してリアルに描くことで高い評判を得ている本作だが、最終シリーズも人々をギリギリの状態まで追い込むようなアメリカ社会の混乱っぷりをリアルに描いている。まさに米大統領選が行われる2024年、アメリカの「今」を知るために必見の作品なのだ。
そもそも2009年にスタートした本家シリーズ「グッド・ワイフ」はオバマ大統領時代のタイムカプセルのようであり、2017年に開始したスピンオフ作品である本作でもその時代が続くというのがおおかたの見方だった。「グッド・ワイフ」の主要キャラクターの一人だったシカゴのベテラン弁護士、ダイアン・ロックハートを主役に据えた本作は、有能で権力を手にした女性の物語であり、ダイアンがヒラリー・クリントンの就任式を祝うシーンで幕を開ける予定だった。しかしながら周知の通り実際は、ガラスの天井が破られることはなく、政治は鏡の中のさかさまの世界に突入していった。クリエーターたちは予定変更を余儀なくされたのである。そう、「グッド・ファイト」を貫くメインテーマは「再出発」だ。パイロット版では南フランスでの引退生活を目前にして、投資ファンド詐欺の被害にあったダイアンの引退プランは水の泡と帰す。一方でアメリカにおける政治的変化は、番組に新しい目的を与えた。政治的トローリング(インターネット上の挑発的な発言)、打ち砕かれた安穏、無差別的な暴力の時代を描くことだ。その象徴としてオープニングシーンでは、ワイングラス、ハンドバック、家具など煌びやかな贅沢品が1つ1つ砕け散っていく。
そしてファイナル・シーズンでは、シカゴの街にデモの嵐が吹き荒れ、サイレンや爆発音、暴動の騒音が床から天井までローファーム全体をゆるがす。一方で、内戦の危機を予感させるような不穏な情勢の中でも、レディック法律事務所の日常は続いていく。リズはSTRローリーが収益性を高める目的で招き入れた新たな代表パートナー、リシャード・レイン(アンドレ・ブラウアー)の傍若無人ぶりに頭を抱えることに。中絶禁止、投票権の侵害、冷戦の再燃など、時代が巻き戻ってしまったかのような無力感を抱えるダイアンは、メタバースで勧められた薬物治療のドクターを訪ね、幻覚剤を用いた不安症治療を続ける。シーズンが進むにつれて、11/10に起こる出来事への予言めいたカウントダウンが始まり、事務所の外では正体不明のデモがどんどん激化する。2022年11月10日は最終話の放送日でもあった。
ショーランナーのロバート・キングは、物語は「出発点と呼応する象徴的な終着点に向かって進んでいく」と語る。グッド・ファイトに挑み続けたダイアンが最後に行く着く終着点とは!? ダイアン・ロックハート最後の決断を見逃すな!!

ファイナル・シーズンを盛り上げる新旧キャラクターたち。激動の時代を生き抜くパワフルな女性たちの友情にも注目!!

ファイナル・シーズンを彩る新キャラクターとして初登場するのは、テレビドラマ「ホミサイド/殺人捜査課」や「THIEF/シーフ」で2度のエミー賞を受賞、昨年12月に惜しまれつつ逝去したアンドレ・ブラウアー演じるリシャード・レインだ。男性の代表パートナーを好むSTRローリーによって、リズが代表を務めるレディック法律事務所に招聘され、好き勝手にふるまうリシャード。服装に合わせて変わるド派手な眼鏡のコレクションもさることながら、突飛で強烈なキャラクターとそのブランド力が、本シリーズに更なるユーモアをプラスしている。強烈なだけでなく情に厚い面も持つリシャ―ドが、リズやダイアンとどう渡り合っていくのかも見どころだ。さらにあらゆることに“既視感”を感じ始めたダイアンが救いを求める薬物治療の医師ライル・ベッテンコートをテレビドラマ「MAD MEN マッド・メン」などで知られるジョン・スラッテリーが演じる。夫カートとはタイプの異なるベッテンコートに惹かれるダイアン。その恋の行方にも注目だ。
もちろんファイナル・シーズンにふさわしい懐かしの人気キャラクターにも期待してほしい。リズが前シーズンにつきあっていた配信番組プロデューサー、デル・クーパー(ウェイン・ブレイディ)の再登場、アラン・カミング演じるイーライ・ゴールドとマリッサ・ゴールド弁護士親子の競演、「グッド・ワイフ」の人気キャラクター、エルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)が活躍するエピソードも。ちなみに2024年にはエルズベスを主役にしたスピンオフ作品「Elsbeth(原題)」が放送開始予定だ。さらに「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でカリスマ的人気を誇るジョン・キャメロン・ミッチェル演じるフィリックス・ステイプルズが最後に騒々しくてミュージカルなパフォーマンスを繰り広げる。
クリエーターのミシェル・キングは「最後のシーズンで大事にしたかったのは、世界は幸せな場所ではないけれど、この番組のキャラクターたちは幸せになれるということ」と語る。そして、最終シーズンでスポットライトがあたるのは女性キャラクターたちの美しい友情である。全く違うバックグランドを持ちながら、同じゴールを目指す同志として力を合わせるダイアン・ロックハートとリズ・レディック、真逆の性格でありながらお互いを尊敬するマリッサ・ゴールドとカルメン・モヨ。互いを尊重し手を携える女性たちの友情が、先の見えない時代に希望を与えている。

ストーリー

休暇を終えてシカゴに戻ってきたダイアン。街にはデモの嵐が吹き荒れていた。代表パートナーを辞したダイアンは、事務所のアソシエイト・フロアに新たなオフィスを得る。彼女はなぜか、デジャヴのような感覚に襲われ続けていた。
現在、唯一の代表パートナーであるリズだが、STRローリーが外部からリシャードという男性弁護士を新たに招聘。好き勝手に振る舞うリシャードに、リズは先が思いやられる。
リズとダイアンはチャムハムの弁護で法廷へ。チャムハムのメタバース内で性的暴行を受けた女性から訴えられたのだ。試しにメタバースに入ってみたダイアンは、そこで紹介された薬物療法のドクターを訪ねてみる。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ダイアン・ロックハート/Diane Lockhart (声:小宮和枝)

弁護士を引退して南仏に隠居しようと計画していたが、資産運用を任せていた投資ファンドがネズミ講だったと判明し、全ての財産を失ってしまう。彼女の紹介で多くの人がネズミ講の被害に遭ったことが悪評となり、どこからも雇ってもらえなくなってしまう。しかし宿敵だったエイドリアン・ボーズマンから彼の法律事務所に引き抜かれて再就職を果たす。レディック・ロックハート法律事務所の代表パートナーの一人だったが、シーズン5でその座を退くことに。

クリスティーン・バランスキー Christine Baranski

1952年米ニューヨーク州に生まれる。祖父母はポーランドの舞台俳優。ジュリアード音楽院のドラマ部門で演技を学び1974年に卒業。1980年に「Hide & Seek(原題)」でブロードウェイ・デビューを果たす。故ニール・サイモンのコメディ劇「噂」でトニー賞を受賞した経歴を持つ。出演した主なテレビシリーズは、「LAW & ORDER」「ゴースト ~天国からのささやき」の他、レナードの母役を演じた「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」などがあり、人気テレビシリーズとなった「グッド・ワイフ」では全シーズンに渡ってダイアン・ロックハート役を演じた。これまでエミー賞には15回ノミネートされており、「ビッグバン★セオリー」のクリエーターであるチャック・ロリーが手掛けた1995年から1998年まで続いたシットコム「Cybill(原題)」でのマリヤン役でエミー賞コメディシリーズ部門の最優秀助演女優賞を受賞するなど、輝かしいキャリアを築いている。最新出演ドラマは、アメリカの金ぴか時代を描いたHBOドラマ「ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-」。

マリッサ・ゴールド/Marissa Gold (声:石井ゆかり)

ダイアンの古巣ロックハート・デクラーで使い走りとして働いていたが、レディック・ボーズマンに転職したダイアンに自分を売り込み、アシスタントとして雇われる。物怖じせず行動力がある。コロナでレイオフに遭い、人生の新たな帰路に立つことに。司法試験に合格し現在は晴れて弁護士となった。

サラ・スティール Sarah Steele

米ペンシルバニア州生まれ。2004年のアダム・サンドラー主演のラブコメ『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』で銀幕デビュー。その後、「LAW & ORDER」「LAW&ORDER: 犯罪心理捜査班」「ゴシップガール」などのテレビシリーズへのゲスト出演を経て、2011年に「グッド・ワイフ」の3エピソードにイーライ・ゴールド(アラン・カミング)の娘、マリッサ・ゴールドとして出演する。その後、後期シーズンでは2014年から2016年まで同役で準レギュラーを獲得し、合計22エピソードに出演した。舞台の分野でも精力的な活動を続けており、数々のオフ・ブロードウェイ作品に出演している。2014年には、ドナルド・マーグリーズ作「The Country House(原題)」でブロードウェイデビューを果たした。現在ニューヨークを拠点に活動中。

ジュリアス・ケイン/Julius Cain (声:加藤亮夫)

レディック・ロックハート法律事務所のマネージングパートナーであり、ロックハート&ガードナー法律事務所でのダイアンの元パートナー。ある件を告発しようとして逆に贈収賄で冤罪を被ってしまう。共和党支持者。

マイケル・ボートマン Michael Boatman

1964年米コロラド州生まれ。大学時代に演技に目覚め、学生時代はスケッチ・コメディチームに所属して地元のバーやナイトクラブでステージ立っていた。演技指導やキャスティングディレクターとして人気のジェーン・ブロディに師事し、ベトナム戦争映画『ハンバーガー・ヒル』のオーディションを受け、モータウン役を射止めた。同年、シドニー・ルメット監督、リヴァー・フェニックス主演『旅たちの時』にも出演し、ジョージ・クルーニー、ニコール・キッドマン出演の『ピースメーカー』などと続く。テレビでは、米ABC局のシットコム「スピン・シティ」でゲイの黒人カーター・ヘイウッド役をシーズン1から6まで演じ、一躍有名に。「グッド・ワイフ」でのジュリアス・ケイン役を経て本作「グッド・ファイト」でも同じキャラクターを演じるようになった。ゲスト出演を果たした作品は幅広く、代表的な作品には「ゴシップガール」「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「CSI:マイアミ」「グレイズ・アナトミー」「クリミナル・マインド」「マダム・セクレタリー」「ホワイトカラー」などがある。

ジェイ・ディパージア/Jay DiPersia (声:喜山茂雄)

レディック・ロックハート法律事務所の優秀な調査員。シーズン5では新型コロナウイルスに罹患してしまう。

ニャンビ・ニャンビ Nyambi Nyambi

1979年4月26日米オクラホマ州生まれ。ナイジェリア出身の両親の元で生まれ育つ。大学卒業後、さらにニューヨーク大学で演技を学ぶ。インディペンデント映画の端役などを演じながらキャリアを積み、米CBS局のシットコム「マイク&モリー マシュマロ系しあわせ日記」のセネガル人のウェイター役でブレイクを果たす。本作では、シーズン2からレギュラーのポジションを獲得している。OVA『デス・オブ・スーパーマン』『レイン・オブ・ザ・スーパーメン』ではマーシャン・マンハンター役として声優を務めている。映画作は、ビリー・クリスタル監督・主演『幸せは、ここにある』やクライム・コメディドラマ『ブラインドスポッティング』などにも出演している。

リズ・レディック/Liz Reddick (声:近内仁子)

元弁護士で、代表パートナーだったエイドリアン・ボーズマンの元妻。父カール・レディックの死後、ダイアンたちによってレディック・ボーズマン・ロックハート法律事務所の代表パートナーとして迎え入れられる。シーズン5でダイアンが代表パートナーの座を辞したことにより唯一の代表パートナーになる。

オードラ・マクドナルド Audra McDonald

1970年7月3日独ベルリン生まれ。主にブロードウェイの舞台で知られ、トニー賞では6つの賞を受賞し、演技の4部門すべてで受賞した唯一の人物でもある。クラシック・ソプラノとして、ヒューストン・グランド・オペラやロサンゼルス・オペラなどの舞台、ベルリン・フィルやニューヨーク・フィルなどの交響楽団のコンサートにも出演した。2016年にはオバマ大統領から国家芸術勲章を授与され、2017年はアメリカ演劇界の殿堂入りを果たしている。テレビドラマでは「プライベート・プラクティス」のナオミ・ベネット役のほか、本作と同じリズ・レディック=ローレンス役として「グッド・ワイフ」にも出演した。主な映画作品には、アレサ・フランクリンの自伝映画『リスペクト』、エマ・ワトソン主演で実写映画化した『美女と野獣』、メリル・ストリープ主演『幸せをつかむ歌』などがある。2023年に公開された『ビリー・ホリデイ物語 Lady Day at Emerson's Bar & Grill』(2016制作)では主演のビリー・ホリデイ役を務めた。

カルメン・モヨ/Carmen Moyo (声:多田ありさ)

レディック・ロックハート法律事務所の新米弁護士。常に偏見なくクライアントに接し、最高の弁護を提供することに全力を尽くす。スペイン語に堪能で、謎めいた雰囲気を持っている。

チャーメイン・ビンワ Charmaine Bingwa

1985年11月西オーストラリア州のパース生まれ。大学にて音楽学位を取得する過程中に演技コースも修了し、卒業後には俳優エージェントと契約する。オフブロードウェイ舞台「ダウト 疑いをめぐる寓話」での演技で批評家から絶賛され、シドニー・シアター・アワードにノミネートされた。2018年、ニューヨークのアトランティック・シアター・カンパニーに留学、その後ヒース・レジャー奨学金を獲得し、ゲイを公言している有色人種女性として最初の受賞者となった。自身が製作、脚本、監督を担当したテレビシリーズ「Little Sista(原題)」では高い評価を得ている。映画出演作にはネットフリックス映画『平和の木々』のほか、アントワーン・フークア監督のAppleTV+映画『自由への道』があり、同作ではウィル・スミス演じる主人公の妻ドディエンヌ役を演じている。

リシャード・レイン/Ri'Chard Lane (声:中博史)

レディック・ボーズマン&ロックハートを買収したSTRローリーによって、事務所の収益性を上げることを目的に招聘された新たな代表パートナー。ド派手な眼鏡コレクションがトレードマークで、強烈なキャラクターの持ち主である一方で情に厚い面もある。

アンドレ・ブラウアー Andre Braugher

1962年7月米イリノイ州生まれ。名門スタンフォード大学を卒業したのち、ジュリアード音楽院の演劇部門で学び、デンゼル・ワシントンやモーガン・フリーマンも出演していた南北戦争がテーマの1989年の「グローリー」で映画デビュー。1998年に「ホミサイド/殺人捜査課」、2006年に「THIEF/シーフ」でエミー賞主演男優賞を受賞。「ブルックリン・ナイン-ナイン」のホルト署長役では、4度エミー賞助演男優賞候補になった。そのほか「Dr. HOUSE」や「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」などに出演。出演映画作品に「スリー・リバーズ」「真実の行方」「シティ・オブ・エンジェル」「オーロラの彼方へ」「ミスト」などがある。日本で2023年に公開された「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」にも出演。2023年12月に61歳で逝去。

ライル・ベッテンコート/Lyle Bettencourt (声:吉富英治)

あらゆることに既視感を感じ始めたダイアンが通い始める薬物治療の医師。

ジョン・スラッテリー John Slattery

1962年8月米マサチューセッツ州生まれ。アメリカ系アイルランド人の家系に生まれる。テレビドラマ「LAW & ORDER」「ふたりは友達?ウィル&グレイス」「セックス・アンド・ザ・シティ」などで人気を博し。「MAD MEN マッドメン」のロジャー・スターリング役で人気俳優の地位を不動のものに。舞台の分野でも精力的に活躍しており、ネーサン・レインの相手役を務めたニール・サイモンの「23階の笑い」でブローウェイデビューを果たし、ハロルド・ピンターの「背信」のリバイバル公演などにも出演する実力派俳優。

作品基本情報

原題:THE GOOD FIGHT Season 6
データ:今回シーズン6・2022年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン6全10話/HD作品
製作総指揮:ロバート・キング、ミシェル・キング、リドリー・スコット、デヴィッド・W・ザッカー、リズ・グロッツァー、ウィリアム・フィンケルシュタイン、ジョナサン・トーリンズ、ジャクリン・ラインゴールド、ネルソン・マコーミック、クリスティーン・バランスキー
出演:クリスティーン・バランスキー、サラ・スティール、ニャンビ・ニャンビ、オードラ・マクドナルド、マイケル・ボートマン、チャーメイン・ビンワ、アンドレ・ブラウアー、ジョン・スラッテリー
日本語吹き替え:小宮和枝、石井ゆかり、加藤亮夫、喜山茂雄、近内仁子、多田ありさ、中博史、吉富英治