ストーリー
ディーンとサムのウィンチェスター兄弟は、悪魔や悪霊を退治する「ハンター」。母メアリーを悪魔に殺された2人は、幼いころから父ジョンにハンターとして鍛え上げられ、ジョンの親友であるベテランハンター、ボビーの助けも借りながら悪魔退治の旅を続けていた。幼い頃悪魔の血を飲まされたせいで超能力が使える弟サムは、その能力を使うたび、本来の心優しい性格を失い悪魔に近づいていくようで、タフな兄ディーンも心を悩ませていた。
父ジョンや仲間のハンターたちを失いながらも、兄弟は悪魔との壮絶な戦いを繰り広げるが、奮闘空しく魔王ルシファーが復活。大天使ミカエルとルシファーの最終戦争＜ハルマゲドン＞が始まれば、それに巻き込まれる人類は死滅してしまうだろう。サムとディーンは、天使カスティエルと共に死力を尽くして戦い、ついにルシファー、そしてミカエルも地獄の檻に閉じ込めることに成功。その犠牲としてサム自身も道連れに地獄の穴へと落ちて行くが、カスティエルが彼を救い出す。
その後、ウィンチェスター兄弟とカスティエルは、狡猾な悪魔クラウリーと時に対立し、時に手を組みながら、大天使ラファエルや神の最初の創造物リバイアサン、神の書記メタトロンや地獄の騎士アバドンといった敵たちに戦いを挑み、大きな犠牲を払いながらも次々と打ち破っていった。しかしアバドン、そしてメタトロンを倒すことと引き換えにディーンは悪魔となってしまう。
サムの必死の治療により人間に戻ることには成功したディーンだが、そのことをきっかけにいまだかつてない邪悪な存在ダークネスが地の底から解き放たれてしまった。ウィンチェスター兄弟は、神・天使・悪魔・魔女といった全ての勢力と手を結び、ダークネスに立ち向かう。彼らの活躍で、神とダークネスは和解、全ては解決したかに見えた。しかし……。
サムとディーンの前には死んだはずの母メアリーが姿を現した。いったいなぜ彼女は甦ったのか? さらに、封印したはずの魔王ルシファーが舞い戻り、彼が子供がほしいと企んでいることを知って、兄弟はルシファーと再び対峙することになる。人間と超自然的な仲間の協力を得て、かつてないほどに恐ろしい敵との決戦に挑みながら、家族の絆を確かめていくウィンチェスター兄弟。勝つのは誰か? どんな苦痛が待ち受けているのか? 2人の死闘が始まる!
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