レイ・ドノヴァン ザ・フィクサーシーズン6

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舞台をニューヨークに変え、レイが新たな環境で築き上げていくものとは……。
米エンターテインメント界大絶賛の野心作、シーズン6を独占日本初放送!

作品解説

2013年6月30日より、「デクスター」、「HOMELAND」など数々の人気番組を抱えるペイTVの米Showtime局で放送開始し、シーズン7で放送を終えた人気TVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」。ハリウッドのセレブたちのトラブルを、あらゆる手段で手際よく淡々と解決していく凄腕のフィクサー、レイ・ドノヴァン。だが、20年ぶりに仮出所した父ミッキーの出現によって、レイの家族や周囲の人間たちはおおいに翻弄される——。父子の因縁の物語に、華やかなセレブの世界の裏側や濃密な家族のドラマが複雑に絡み合う本作は、スリリングかつ見応えのある注目のシリーズだ。

一流の“仕事人”レイをクールに演じるのは、映画『スポットライト 世紀のスクープ』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に出演するほか、舞台ではトニー賞を受賞したリーヴ・シュレイバー。対するミッキー役で圧倒的な存在感と凄みを発揮しているのは、『真夜中のカーボーイ』や『帰郷』、『ナショナル・トレジャー』シリーズなどで幅広く活躍するオスカー俳優ジョン・ヴォイト。本作でゴールデングローブ賞(テレビ部門)助演男優賞を受賞したヴォイトとシュレイバーの演技バトルに加えて、TV「Lの世界」のキャサリン・メーニッヒ、『おみおくりの作法』のエディ・マーサンなど個性的な実力派キャストが勢ぞろいしたアンサンブルも見どころだ。

クリエーターは、「サウスランド」や『パブリック・エネミーズ』の脚本を手がけた才媛アン・ビダーマン。渇いたタッチにフィルム・ノワールを思わせるハードボイルド調でありながら極めて知的な作風は、傑作TVシリーズ「ザ・ソプラノズ」などに通じるものがある。製作総指揮は「クリミナル・マインド」のマーク・ゴードンなどが名を連ねる。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン6 見どころ

新たな舞台はニューヨーク

前シーズンの終わりでは、ニューヨークでレイがアビーの幻覚を追って川に身を投げた。今シーズン、レイが川に落ちた姿を目撃した警官マックが、レイを助けるところから物語は始まる。ロサンゼルスではなく、ニューヨークに身を置くことを決めたレイは、新天地でマックと関わりを持ち、助け合う関係になっていく。そこに、サムからの仕事の依頼が入り、状況が交錯していく。ニューヨークでレイがどのような人間関係を構築し、仕事をしていくのかが気になるところ。ドノヴァン家の人々は、それぞれが事情を抱えている様子で、レイの父ミッキーは刑務所に入っているが、「ミスター・ラッキー」の製作が進んでいると聞いて、どうにか脱獄し製作に関わりたいと何やら企てている模様。ダリルは、「ミスター・ラッキー」の製作に向けて奮闘中だが……。バンチーは、離婚した後娘の親権を巡って前妻と争っているが、上手くいかず嘆いており、テリーは自身が経営するボクシングジムを順調に運営中。ブリジットとスミティの関係にも徐々に変化が訪れる。ドノヴァン家を中心に様々な事情と人間関係が絡み合う今シーズンは、ニューヨークの街中を中心に物語が展開。製作総指揮のディヴィット・ホランダ―は今シーズンについて、「この作品にとってファッション、メディア、金融や劇場、文化などクリエイティブな面でニューヨークは刺激的だ。レイにとっては新たな挑戦になる。つまり作品にとっても、ドラマチックな展開を見せる新たな機会になる。レイはロサンゼルスに彼自身と家族の生活を築くためにやってきたが、もう家族はそこにはいない。彼は仕事を変え、生活を立て直す場所を探している。彼は娘のブリジットを助けるためにニューヨークに行ったと思っているが、じきに彼自身のためにニューヨークにいることに気付くだろう。」と語った。レイの生活舞台が一転し、物語がどう舵を切るのか必見。

豪華キャストの共演再び

前シーズンに引き続き、サマンサ・“サム”・ウィンズロウを演じるのは、「フュード/確執 ベティvsジョーン」でのベティ・デイヴィス役が高く評価されてエミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされたスーザン・サランドン。舞台がニューヨークに移った今シーズンでもレイに度々仕事を頼み、物語を掻き乱していく。また、今シーズンから登場するのは、レイの命を助けた警官マックを演じるドメニク・ランバルドッツィ。「THE WIRE/ザ・ワイヤー」や「ブレイクアウト・キング」などに出演したことで知られている。最近では『アイリッシュマン』や『スノー・ロワイヤル』などにも出演。レイがニューヨークで新たな生活をしていく上でキーパーソンとなるマック。2人のかけ合いはいかに。さらに、サムが応援する市長候補アニタ・ノヴァクとして登場するのは、「クリミナル・マインド」や「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」などに出演したことで知られるローラ・グラウディーニ。レイとドノヴァン家のこれまでの人間関係が新たなキャラクターによってどう変化していくのか見逃せない。

ストーリー

アビーの幻覚を追いかけてビルの屋上から飛び降りたレイだったが、落ちる瞬間を目撃した警官のマックに助けられる。マックが捕えたフェトゥと共にスタテン島にある警察署の留置場に入れられる。サムが手を回したことにより留置場から出ることができたレイだったが、一緒に来るように言うサムや、ロサンゼルスに帰ろうと言うリーナを拒み、近くにあったバーに入る。そこにマックがやってくる。マックは妻の浮気が理由で離婚協議中で、問題を抱えていることが分かり、レイは命の恩人である彼に協力することに。更に、サムから応援している市長候補のアニタが困っているので助けてほしいと依頼を受けることになる。一方、バンチーはマリアの親権を奪われ、週に一度しか会えなくなり、テレサの家の前で為す術なく酒を飲んでしまう。ダリルはプロデューサーとして「ミスター・ラッキー」の製作を進めている。そんな中、「ミスター・ラッキー」の撮影が2週間後には始まると知ったミッキーは何とか早く刑務所を出ようと、たばこの吸い殻を混ぜた水を飲んで倒れる計画を実行する。レイはボクシングジムで働くテリーを訪ね、学校でいじめられているマックの息子を鍛えてほしいと頼む。そこでブリジットとスミティは顔を合わせたものの、お互いの間にどこか溝を感じているのだった。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

レイモンド・“レイ”・ドノヴァン/Ray Donovan (声:東地宏樹)

ハリウッドのセレブたちの問題を解決する凄腕フィクサー。部下のリーナと共に日々危険な案件を手際よく処理している。最愛の妻アビー、長女ブリジット、長男コナーの家族を何よりも大切にしており、兄テリー、弟バンチーのことも常に気にかけているが、そんな家族が引き起こすトラブルをも解決する羽目になる。しかし、最大の頭痛の種は20年ぶりに仮出所してきた父ミッキー。ミッキーが金銭関係のトラブルを起こしたアルメニア系マフィアのミナシアン一派と抗争になるなど、問題が尽きない。妻アビーを亡くしたショックから抜け出すことができないまま幻覚をみている。娘ブリジットや息子コナーとの間には溝があり……。

リーヴ・シュレイバー Liev Schreiber

1967年10月4日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。1993年にブロードウェイ・デビューし、2005年の舞台『摩天楼を夢見て』ではトニー賞助演男優賞を受賞するなど、舞台俳優として高い評価を得ている。本作ではゴールデングローブ賞主演男優賞に5年連続ノミネートされた。映画は『スクリーム』シリーズ、『ディファイアンス』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、『大統領の執事の涙』など。2005年にはイライジャ・ウッド主演の『僕の大事なコレクション』で映画監督デビューを果たし、本作ではシーズン2の第7話とシーズン4の第1話の監督も手がけた。アカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』では、ボストン・グローブ紙の編集局長役に扮して、共演者たちと共に映画俳優組合(SAG)賞のキャスト賞を受賞。最近では、『犬ヶ島』、『スパイダーマン:スパイダーバース』に声で出演した。私生活では、ナオミ・ワッツとの間にもうけた男の子2人の父親である。

ミッキー・ドノヴァン/Mickey Donovan (声:樋浦勉)
長男テリー、次男レイ、三男バンチーの父親。刑務所に収監されていたが予定より5年早く仮出所し、20年ぶりに家族の前に姿を現す。逮捕される前に付き合っていた恋人クローデットとの間に息子ダリルがいる。テリーとバンチーは父親を受け入れ再会を喜ぶが、レイやレイの恩人であるプロデューサーのエズラは警戒心を露わにする。仮出所後改心したように見えたのも束の間、社会復帰などにはまるで興味がないかのように、ゆすり、殺人、殺人幇助と、再び犯罪に手を染めるようになっていく。家族思いの父親や祖父を演じてみせるが、本当は自分が一番大事な自己中心主義者。ケチな詐欺をはたらいてクビになったネバダ州のカジノで強盗を企むが失敗。それに懲りず、カジノの経営者宅から金を盗み出そうとした際に恋人関係にあった女性歌手を死なせてしまう。

ジョン・ヴォイト Jon Voight

1938年12月29日、米ニューヨーク州ヨンカーズ生まれ。大学卒業後、ニューヨークで演出や舞台美術を学び、オフ・ブロードウェイを経てミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』でブロードウェイ・デビューを果たした。TVや映画に多く出演し、1969年『真夜中のカーボーイ』でアカデミー賞にノミネートされ脚光を浴び、1978年『帰郷』でアカデミー賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭ほかで数々の賞に輝いた。そのほかの出演作は、『暴走機関車』、『ヒート』、『ミッション:インポッシブル』、『ナショナル・トレジャー』シリーズなど多数。2度の離婚歴があり、『トゥームレイダー』で共演したアンジェリーナ・ジョリーは実の娘。本作にて第71回ゴールデングローブ賞(テレビ部門)助演男優賞を受賞。2018年には『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に出演している。

テリー・ドノヴァン/Terry Donovan (声:坂東尚樹)

レイの兄。元プロ・ボクサーで、現在はボクシング・ジムを経営している。パーキンソン病を患っており右腕が常に震えている状態だが、鍛えられた肉体は健在でいまだケンカには強い。見た目は無骨だが、幼い頃のトラウマに苦しむ弟バンチーの面倒をよく見ており、異母兄弟のダリルを受け入れるなど情に厚い。父ミッキーの出現に戸惑いつつも、家族として素直に再会に喜びを感じている。ミッキーやバンチーが持ち込んだトラブルの後始末を手伝うなどするが、自分自身は堅気ゆえ罪悪感を覚えることも。パーキンソン病が悪化したために、レイの家族と一緒に住むことになるが、その矢先、ミナシアン一派に銃撃された際にその場に居合わせて瀕死の重傷を負う。

エディ・マーサン Eddie Marsan

1968年6月9日、英ロンドン生まれ。労働者階級の家庭に生まれ育ち、印刷会社に勤めていた経歴を持つ。舞台で演技を磨き、以後は映画、TV、舞台で数々の賞を受賞する演技派として高く評価されている。マイク・リー監督作の映画『ヴェラ・ドレイク』、『ハッピー・ゴー・ラッキー』に出演し、英国インディペンデント映画賞最優秀助演男優賞を受賞。『M:i:III』、『ハンコック』、『シャーロック・ホームズ』シリーズなどの大作映画やTVミニシリーズ「リトル・ドリット」などに出演。イギリス映画『おみおくりの作法』では主人公のジョン・メイを演じ注目を集めた。最近の出演映画には『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、ショーン・ペンやメル・ギブソンと共演した『The Professor and the Mad Man(原題)』などがある。マシュー・マコノヒー主演『The Gentlemen』に出演予定。

バンチー・ドノヴァン/Bunchy Donovan (声:宮内敦士)

レイの弟。子供の頃に住んでいたボストンの教会の神父から性的虐待を受けたことがトラウマとなり、アルコール依存症に苦しんでいる。神父との件は和解が成立して140万ドル受け取ることになるが気が晴れず、禁酒を破ってバーで飲酒し騒ぎを起こしてしまう。レイとは正反対に父ミッキーの仮出所を喜び行動を共にするようになるが、父が自分に決して良い影響を与えていないことを悟ると、ミッキーに自分のアパートから出て行くようキッパリと言い渡す。ミッキーのせいで刑務所送りになったテリーの代わりにボクシング・ジムの運営を任された際、ジムにトレーニングに来ていたメキシコ人一家の女性レスラー、テレサに一目惚れして結婚。テレサは娘マリアを妊娠・出産するが、産後うつになってしまい、慣れない育児に悪戦苦闘する。今シーズンでは、テレサとの離婚協議の結果マリアの親権を奪われたバンチ―は、深い悲しみに襲われる。

ダッシュ・マイホック Dash Mihok

1974年5月24日、米ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。1990年代からTVや映画に出演。『シン・レッド・ライン』や『世界にひとつのプレイブック』などで個性を発揮。そのほかの代表作は『スリーパーズ』、『ロミオ+ジュリエット』、『デイ・アフター・トゥモロー』、『アイ・アム・レジェンド』など。TVでは「LAW & ORDER」、「フェリシティの青春」、「グッド・ワイフ」、「HAWAII FIVE-0」、「GOTHAM/ゴッサム」などにゲスト出演。トゥレット症候群を患っており、非営利財団の活動に参加している。

リーナ/Lena (声:鷄冠井美智子)

レイの部下。レズビアン。ITを駆使して情報収集や情報操作をすることに長けているが、現場では臨機応変にセレブの広報担当を装ったり、現場の後始末なども迅速に行ったりするキレ者。スレンダーなクール・ビューティだが、口が悪く手も早い。セレブにゆすりをかけてくる人間には有無を言わさぬ迫力で黙らせることもある。レイに救われた過去があり、強い恩義を感じているらしく、レイのことを非難する娘のブリジットに対して、いかに彼が娘のことを愛しているか諭す一面も。ケイト殺害をめぐってレイと絶交状態になり独立を考えていたアヴィに一緒に働くよう誘われ心を動かすが、レイに対する忠誠心ゆえレイの部下であり続ける。ロシア人マフィアのターゲットになった女性の替え玉を務め、追ってきた暗殺者を逆に一撃で射殺する腕と度胸の持ち主でもある。

キャサリン・メーニッヒ Katherine Moennig

1977年12月29日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。母親はブロードウェイダンサー、父親はバイオリン製作者。女優ブライス・ダナーの姪でグウィネス・パルトローはいとこにあたる。ニューヨークのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学び、モデルや舞台を経験して2000年にTV「Young Americans(原題)」に出演。TV「Lの世界」でレズビアンのシェーンを演じて人気を博し、国際的にも知名度を得た。映画では『シッピング・ニュース』、『リンカーン弁護士』、『ファインド・アウト』などに出演。出世作「Lの世界」の続編シリーズとなる「Lの世界 ジェネレーションQ」でも再びシェーン役で出演。

ダリル/Daryll (声:竹内栄治)

レイの父ミッキーが有罪判決を受ける前に交際していた黒人女性クローデットとの間にもうけた息子。テリーが経営するボクシング・ジムでトレーニングを受けているが、ボクサーとしての資質はなく、ものになる見込みはないとテリーは思っている。切れやすい短気な性格で、仮出所してきたミッキーとはすぐに意気投合。ミッキーがかつて自分を陥れた人々に脅しをかけるのを手伝うなど違法行為も厭わないが、利用されているだけだと感じ始め、次第にミッキーとの距離を置くようになる。犯罪者もどきになっていた生活に見切りをつけて運転手の仕事を得るが、コカインの売買に手を出したミッキーの資金作りのために車を抵当に入れられてしまった挙句、アルメニア系マフィアのミナシアン一派によって報復として車を燃やされてしまう。

プーチ・ホール Pooch Hall

1976年2月8日、米マサチューセッツ州ブロックトン生まれ。高校・大学を通してフットボール選手で、ボクサーとしても活躍。2001年に映画『リフト』の小さな役でデビュー。以後、『ストンプ・ザ・ヤード2』、『ジャンピング・ザ・ブルーム ~恋と嵐と結婚式~』などの映画に出演する一方、TVでも活躍。アメリカではコメディシリーズ「The Game(原題)」のダーウィン・デイヴィス役でよく知られている。そのほか「SUITS/スーツ」や「クリミナル・マインド」などの人気ドラマにも多数ゲスト出演。リーヴ・シュレイバーがプロ・ボクサー役で主演している映画『チャック ~“ロッキー”になった男~』では、伝説的なボクサー、モハメド・アリに扮している。

ブリジット・ドノヴァン/Bridget Donovan (声:北原沙弥香)

レイとアビーの長女でコナーの姉。現代っ子らしくドライな一面もあるが、父方の家族をめぐる深刻な問題や、祖父ミッキーと父の不仲を気にかけるなど繊細な心を持つ。勉強に精を出して名門校ベルエア・アカデミーに編入学を果たす優等生だったが、交際していた黒人少年マーヴィンが射殺された場に居合わせたトラウマのために学校の成績が下がり、教師のグレッグ・ドネレンを心配させる。ドネレンも交通事故で妻を亡くしたばかりだと知り、共感を持つようになるが、共感が恋愛感情にエスカレート。レイとアビーに交際を猛反対されて家を出るが、後にドネレンが関係を持った女子生徒は自分だけではないことがわかり、彼に対する熱が一気に冷める。ニューヨーク大学に合格し、ニューヨークに一人で移り住む。母アビーが亡くなってから、レイとの関係は気まずいままで……。

ケリス・ドーシー Kerris Dorsey

1998年1月9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。シンガーとしても活躍。子役として数多くの作品に出演し、ブラッド・ピットの娘を演じた映画『マネーボール』で高く評価された。また、人気ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」のペイジ・ウェドン役でもおなじみ。映画では『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』に出演、TVでは「名探偵モンク」、「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」、「サン・オブ・アナーキー」、「23号室の小悪魔」、「MAD MEN」などの人気ドラマにゲスト出演している。

コナー・ドノヴァン/Conor Donovan (声:浜田洋平)

レイとアビーの息子でブリジットの弟。素直でいい子だが、学校でケンカをするなど内心には何か鬱屈したものを抱えており、祖父であるミッキーのちょいワルなところにすぐに魅了され、レイの思いをよそにすっかりなついてしまう。勧められるままに酒を飲んだり、家族で私立学校を見学した際、有力者の息子に馬鹿にされて殴りかかったり、些細なことでカッとなり同級生を階段で突き飛ばしてケガをさせたりと、問題行動は目に見えて増えている。一方で、誕生日にはバスケットボールの試合に連れて行ってやるというレイの誘いを断って、家族全員を招いて誕生日パーティを開いて欲しいと望む家族思いの面もあるが、レイの仕事の実態になかなか気づかず、ブリジットに呆れられる。

デヴォン・バグビー Devon Bagby

1998年、米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。活動的で幼い頃から芸能活動に興味を持ち、周囲の人々を笑わせることが得意なエンターテイナーぶりを発揮。2011年には多くのコマーシャルに出演し、翌年には「CSI: NY」のゲスト出演を経て、2013年より本作のコナー役を演じ注目を集めている。本作の撮影現場では、リーヴ・シュレイバーやポーラ・マルコムソン、ジョン・ヴォイトといった共演者たちから毎日のように演技の指南を受けているそうである。

サマンサ・“サム”・ウィンズロウ/Samantha Winslow (声:幸田直子)

大手映画会社パシフィック・ピクチャーズのトップを務める映画界の大物。かつての部下たちが盗み出した重要書類を取り戻すために、フィクサーとしての腕を見込んでレイを雇う。

スーザン・サランドン Susan Sarandon

1946年10月4日、米ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。4人の弟と4人の妹がいる大家族で育つ。大学では演劇を専攻し、卒業後、1970年に映画『ジョー』で女優デビューを果たす。同年より2年間は昼メロに出演するが、その後は主に映画を中心に活躍。1981年に『アトランティック・シティ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされ、その後も3本の映画で同賞にノミネートされるが、1995年公開の映画『デッドマン・ウォーキング』で念願の受賞を果たした。TVの出演作では「ER 緊急救命室」、「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」、「フュード/確執 ベティvsジョーン」など。私生活では、1967年に大学在学中に出逢ったクリス・サランドンと結婚するが、1979年に離婚。1985年に交際していたイタリア人映画作家とのあいだに娘エヴァ・アムリ・マルティーノを出産。1988年から2009年にかけてはティム・ロビンスと同棲し、2人の息子をもうけている。リベラル派で政治活動などにも積極的に参加している。

作品基本情報

原題:RAY DONOVAN
データ:シーズン6・2018~2019年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン6・全12話/HD作品
製作総指揮:デヴィッド・ホランダー、マーク・ゴードン、ブライアン・ズーリフ、ルー・フサロ
出演:リーヴ・シュレイバー、ジョン・ヴォイト、エディ・マーサン、ダッシュ・マイホック、キャサリン・メーニッヒ
日本語吹き替え:東地宏樹、樋浦勉、坂東尚樹、宮内敦士、鷄冠井美智子、竹内栄治、北原沙弥香、浜田洋平、幸田直子