LAW & ORDERシーズン21

 

<スパドラ! イッキ見>
【二カ国語版】
第1話~5話:5/11(土)14:00
第6話~10話:5/18(土)10:00
【字幕版】
第1話~5話:5/11(土)24:00
第6話~10話:5/18(土)20:00

 

ニュース

イントロダクション

これを見ずしてアメリカは語れない……。
犯罪捜査ドラマの金字塔、本家「LAW & ORDER」が12年ぶりに返ってきた!
1本で刑事ものと法廷ものの両方が楽しめるフォーマットはそのままに、新旧キャラクターが復活を盛り上げる!
ロングランヒットの1話完結型ミステリー、待望のシーズン21を、独占日本初放送!!

作品解説

犯罪捜査ドラマの金字塔「LAW & ORDER」シーズン20放送終了から12年! シーズン21復活とともにディック・ウルフの新たな伝説が始まる!!

1990年9月より米NBCで放送スタートして以来、高い人気を獲得し続け、全20シーズンにわたるロングランを記録した犯罪捜査ドラマの金字塔「LAW & ORDER」。米テレビ界における2000年代の犯罪捜査ドラマ・ブームの先駆けとなり、今や各局が取り入れているフランチャイズ方式の元祖とも言える。番組のフォーマットはそのままに、舞台となる場所などを変えてシリーズ化していくフランチャイズ方式は「CSI」シリーズの成功が記憶に新しいが、その「CSI」クリエーターのジェリー・ブラッカイマーが参考にしたのが、この「LAW & ORDER」シリーズなのだ。「LAW & ORDER」放送開始から9年目を迎えてシリーズ史上最高の視聴率を記録したことを受けて、1999年には最初のスピンオフ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」を制作。これが本家「LAW & ORDER」に匹敵する成功を収めると、2001年には「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」をスタート。その後も「LAW & ORDER: 陪審評決」、「LAW & ORDER: UK」、「LAW & ORDER: LA」と次々とスピンオフが誕生し、2021年には「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」が始まるなど、現在もなお、一大フランチャイズを展開中である。
その本家「LAW & ORDER」が、2010年にシーズン20の放送を終えて以来、なんと実に12年ぶりに復活! 一時は米ドラマシリーズの最長記録に並んだ「LAW & ORDER」だったが、休止中にスピンオフの「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」にその座を奪われ、2位に甘んじていた。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」も未だ絶好調だが、本家「LAW & ORDER」もすでにシーズン22まで更新されており、最長記録争いに火が付いている。それだけでなく、フランチャイズ方式、最長ドラマシリーズ記録を生み出してきた米テレビ界伝説のクリエーターであるディック・ウルフはまだまだ精力的で、次々と新たな伝説を作り上げている。本家「LAW & ORDER」が復活したことで、2022年秋シーズンの米NBC木曜プライムタイム(夜8時〜11時)は「LAW & ORDER」シリーズが席巻。それだけでなく、米CBS火曜プライムタイム(夜8時〜11時)は「FBI」シリーズが、米NBC水曜プライムタイム(夜8時〜11時)は「シカゴ」シリーズが席巻し、毎晩ディック・ウルフ三昧になっているのだ。さらに、2022年秋シーズンのプレミアウィークでは、「LAW & ORDER」シリーズ史上初、「LAW & ORDER」、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」の3時間にわたる特別クロスオーバーイベントも盛大に行われた。

製作総指揮 ディック・ウルフについて

1946年、ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。20代はコピーライター、CMのプロデューサーとして活躍。TV「NYPDブルー」等の大物プロデューサー、スティーヴン・ボチコのもとで、「ヒル・ストリート・ブルース」の脚本に参加するなど経験を積み、その後プロデューサー兼ライターとして「特捜刑事マイアミ・バイス」の製作に参加。1990年からスタートした「LAW & ORDER」の成功によりTV界での名声を確立した。 以後、スピンオフ・シリーズ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」、「LAW & ORDER: LA」、英国版「LAW & ORDER: UK」や最新作「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」など、一大フランチャイズを展開している。
その他のTV作品には、「シカゴ」シリーズ、「FBI」シリーズなど。映画は、『ノーマンズ・ランド』、『青春の輝き』の脚本のほか、アメリカのロックバンド、ドアーズの軌跡を追う公式ドキュメンタリー『ドアーズ まぼろしの世界』では製作を務めた。2007年にハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェーム」入りを果たし、ハリウッド大通りに星型プレートが埋められた。

受賞歴

「LAW & ORDER」の主な受賞歴は以下の通り。

【エミー賞】
1992年~2002年までの11年連続で最優秀作品賞ノミネート(米TVドラマ最長記録)
1992年/最優秀音響編集賞受賞
1993年/最優秀ゲスト女優賞、最優秀撮影技術賞の2部門受賞
1997年/最優秀作品賞、最優秀撮影技術賞の2部門受賞
1998年/最優秀撮影技術賞受賞

【エドガー・アラン・ポー賞】(ミステリー小説界最高峰の賞といわれる)
1993、1997、1998、1999、2000年でTVエピソード賞受賞

このほかにも多数の賞で受賞、ノミネート。

シーズン21 見どころ

「LAW & ORDER」ファン馴染みのオープニングとフォーマットはそのままに、新旧キャラクターが復活シーズンを盛り上げる!!

「LAW & ORDER」シリーズを通して使われているオープニング・シークエンスとテーマ音楽、そして、刑事による事件の捜査から始まり、容疑者の逮捕、検察による起訴、そして裁判が行われ、判決が出るまでが描かれるストーリー展開も変わらず、前半は犯罪捜査ドラマ、後半は法廷ドラマの要素を含む2部構成というフォーマットは復活したシーズン21でも健在だ。
一方、キャラクターは新旧入り混じっており、続投しているのがサム・ウォーターストン演じるジャック・マッコイ地方検事と、アンソニー・アンダーソン演じるケヴィン・バーナード刑事。御年82歳、サム・ウォーターストンの12年経っても変わらない健在ぶりは見逃せない。新入りキャラクターは、ケヴィン・バーナード刑事の新たな相棒としてジェフリー・ドノヴァン演じるフランク・コスグローヴ刑事が加わり、新たに27分署をまとめるのはカムリン・マンハイム演じるケイト・ディクソン警部補、そして、ヒュー・ダンシー演じるノーラン・プライス検事補とオデリア・ハレヴィ演じるサマンサ・マルーン検事補という顔ぶれとなっている。ゲストキャラクターの中にも顔馴染みのキャラクターが登場し、「LAW & ORDER」シリーズのあちこちに顔を出している、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティ演じるオリビア・ベンソン警部補はもちろんのこと、第1話にはキャリー・ローウェル演じるジェイミー・ロス検事補が登場。今後も顔馴染みのゲストキャラクターの登場が期待される。

ストーリー

「刑事法体系には等しく重要な2つの独立した組織がある。犯罪を捜査する警察。そして容疑者を起訴する検察。これは彼らの物語だ」――オープニング・ナレーションより

マンハッタン、ニューヨーク市警(NYPD)27分署。ケイト・ディクソン警部補のもとで、ケヴィン・バーナードら優秀かつ個性的な刑事たちが日々犯罪の捜査に当たっている。彼ら警察の仕事は、犯罪現場とその周辺を調査して証拠を集め、事件の全体像を推理して容疑者を捕まえること。そこからは検察の仕事だ。

ジャック・マッコイ地方検事が率いる検察チームは警察から提出された証拠を精査して引き渡された容疑者の起訴の是非を決定する。告訴されると裁判が始まる。有罪を勝ち取るために、検察チームは必要なら現場に出向いてさらなる事件の調査・証拠の収集を行っていく。弁護士や裁判官との法廷及び法廷外での駆け引きを経て、いよいよ判決の時。司法制度では白黒をつけられない、または判断が極めて困難な事件も含めて、判決の内容は訴追側にとって納得できるものもあれば矛盾を含むケースも多々あるのだった……。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ケヴィン・バーナード/Kevin Bernard (声:かぬか光明)

シーズン18第14話から登場した刑事。元は内務調査部に所属し、ある殺人事件でグリーン刑事が容疑者となった際に彼を取り調べる。そして、グリーン刑事が退職した後27分署に配属、グリーン刑事の相棒だったルーポ刑事の相棒となった。そのルーポ刑事も退職し、現在はコスグローヴ刑事とパートナーを組んでいる。ロサンゼルス育ちで警察学校卒業後に息子をもうける。しかし息子と息子の母、そして彼女のフィアンセはカリフォルニア州に住んでおり、息子はフィアンセが自分の父だと思っている。

アンソニー・アンダーソン Anthony Anderson

1970年8月15日米ロサンゼルス生まれ。映画『エディ&マーティンの逃走人生』、『ロミオ・マスト・ダイ』、『ディパーテッド』、『トランスフォーマー』などに出演。テレビは、「LAW & ORDER」よりも前に「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」シーズン7に別の刑事役でゲスト出演しており、その後、「LAW & ORDER」シーズン18からケヴィン・バーナード役で出演。最近では「ブラッキッシュ」の主演に加えて製作総指揮も務め、エミー賞主演男優賞に7年連続ノミネート。2020年、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにテレビスターとして星が刻まれた。

フランク・コスグローヴ/Frank Cosgrove (声:咲野俊介)

シーズン21から初登場の刑事。ルーポ刑事の退職後、27分署でバーナード刑事とパートナーを組んでいる。バーナード刑事と人種や性別問題で考えが合わない。捜査中にも無愛想になったりイライラしてしまうことが結構ある。妻と娘がいる。

ジェフリー・ドノヴァン Jeffrey Donovan

1968年5月11日、米マサチューセッツ州生まれ。シングルマザーのもとに生まれ、2人の兄弟とともに経済的に苦しい幼少時代を過ごした。女性教師の良き指導のおかげで演劇部を立ち上げ、奨学金を受け取り、マサチューセッツ大学で演技を学ぶ。さらに、多くの著名人を輩出するニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で修士号も獲得した。テレビ出演は「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」の主演で名を馳せ、プロデューサーだけでなく監督も務めた。「LAW & ORDER」シーズン6とシーズン17にそれぞれ異なる役でゲスト出演したことがあるが、レギュラー出演はこれが初めて。空手道松濤館流の黒帯保持者。

ケイト・ディクソン/Kate Dixon (声:佐々木優子)

シーズン21から初登場の、27分署の刑事たちをまとめる警部補。ヴァン・ビューレン警部補の後任。

カムリン・マンハイム Camryn Manheim

1961年3月8日、米ニュージャージー州生まれ。イリノイ州とカリフォルニア州で育つ。早い段階で演技に興味を持ち、カリフォルニア大学で美術学学士号を、多くの著名人を輩出するニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で修士号を獲得。在学中に手話も勉強し、手話通訳として働いた経験が演技にも生かされている。多くの舞台に立ち、90年代からはテレビにも出演。「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」、「アリー・myラブ」、「ボストン・パブリック」、「Gideon's Crossing(原題)」にエレノア・フラット役で出演し、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」ではエミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演女優賞を受賞。「LAW & ORDER」シーズン1、シーズン3、シーズン4にそれぞれ異なる役でゲスト出演したことがあるが、レギュラー出演はこれが初めて。

ノーラン・プライス/Nolan Price (声:玉木雅士)

シーズン21から初登場の検事補。性犯罪特捜班の局長になるために退いたカッター検事補の後任。元は被告側弁護士だったが検事補にくら替えし、マッコイ地方検事にすぐ雇われた。マルーン検事補と共に働く。

ヒュー・ダンシー/Hugh Dancy

1975年6月19日英スタフォードシャー州生まれ。13歳の時、学校で悪さをした罰で演劇部に行かされ、演技と出会う。オックスフォード大学卒業。イギリスのテレビや舞台で活躍後、映画『ブラックホーク・ダウン』、『スリーピング・ディクショナリー』、『キング・アーサー』などに出演。その後、テレビ「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」や「ハンニバル」での演技が評価され、数々の賞にノミネートされた。映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』への出演が記憶に新しい。

サマンサ・マルーン/Samantha Maroun (声:園崎未恵)

シーズン21から初登場の検事補。地方検事代理になるためにロサンゼルスへ旅立ったルビローサ検事補の後任。プライス検事補と共に働く。ジョージア州で妹がレイプ殺人に遭った際、彼女も警察も犯人が分かっていたにも関わらず起訴できなかった過去を持つ。

オデリア・ハレヴィ Odelya Halevi

イスラエル生まれ。祖父母はイエメンからイスラエルに移り住んだ。テレビは、「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」、「MACGYVER/マクガイバー」などへのゲスト出演経歴あり。映画では、12/2公開の最新作『ブラックアダム』に出演。

ジャック・マッコイ/Jack McCoy (声:牛山茂)

シーズン5から検事補として登場し、シーズン18からは地方検事に昇進して検察のトップに。選挙で勝利したにも関わらず一旦地方検事の座を退くが、州全体を巻き込んだ巨大スキャンダルにより新しい地方検事が退任を余儀なくされ、再び地方検事として戻ってきた。型破りで容赦がなく、部下と意見が食い違うことも少なくないが、陰になり日向になり部下を支えている。バイク乗りでダーツが得意。少なくとも2回離婚しており、最初の妻との間に娘がいる。父は警官だった。

サム・ウォーターストン Sam Waterston

1940年11月15日、米マサチューセッツ州生まれ。イェール大学在学中にパリ・ソルボンヌ大学に留学して演技を学ぶ。その後、多くの舞台に立ち演技派の地位を確立した。一方、60年代からテレビ・映画に出演。テレビは、「I'll Fly Away(原題)」で主演を務めゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞。「LAW & ORDER」ではシーズン5からジャック・マッコイ役で出演し、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: 陪審評決」、「ホミサイド/殺人捜査課」にも同じ役でゲスト出演している。主な映画出演作は、『華麗なるギャツビー』、『天国の門』、『ハンナとその姉妹』、『ウディ・アレンの重罪と軽罪』など。『キリング・フィールド』ではアカデミー賞主演男優賞候補になった。2010年、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにテレビスターとして星が刻まれた。

作品基本情報

原題:LAW & ORDER Season 21
データ:今回シーズン21・2022年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン21・全10話/HD作品
製作総指揮:ディック・ウルフ、リック・エイド、アーサー・W・フォーニー、ピーター・ジャンコウスキー
音楽:マイク・ポスト
出演:ヒュー・ダンシー、カムリン・マンハイム、ジェフリー・ドノヴァン、アンソニー・アンダーソン、オデリア・ハレヴィ、サム・ウォーターストン
日本語吹き替え:かぬか光明、咲野俊介、佐々木優子、玉木雅士、園崎未恵、牛山茂