ストーリー
「刑事法体系には等しく重要な2つの独立した組織がある。犯罪を捜査する警察。そして容疑者を起訴する検察。これは彼らの物語だ」――オープニング・ナレーションより
あらゆる犯罪が起こりうる人種のるつぼ、マンハッタン、ニューヨーク市警(NYPD)27分署。責任感の強い女性警部補アニタ・ヴァン・ビューレンのもとで、サイラス・ルーポら優秀かつ個性的な刑事たちが日々犯罪の捜査に当たっている。彼ら警察の仕事は、犯罪現場とその周辺を調査して証拠を集め、事件の全体像を推理して容疑者を捕まえること。そこからは検察の仕事だ。
ジャック・マッコイ地方検事が率いる検察チームは警察から提出された証拠を精査して引き渡された容疑者の起訴の是非を決定する。告訴されると裁判が始まる。有罪を勝ち取るために、検察チームは必要なら現場に出向いてさらなる事件の調査・証拠の収集を行っていく。弁護士や裁判官との法廷及び法廷外での駆け引きを経て、いよいよ判決の時。司法制度では白黒をつけられない、または判断が極めて困難な事件も含めて、判決の内容は訴追側にとって納得できるものもあれば矛盾を含むケースも多々あるのだった……。