LAW & ORDERシーズン20

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アメリカが認めた犯罪捜査ドラマの最高峰! 刑事ものと法廷もの、二つの魅力を1時間で高密度に凝縮させた、1話完結型クライム・サスペンスの金字塔!!
『スター・ウォーズ』新三部作のアダム・ドライバーがゲスト出演するシーズン20を全話一挙放送!

シーズン20 見どころ

「LAW & ORDER」は毎回、ニューヨーク市警の刑事による事件の捜査から始まり、容疑者の逮捕、検察による起訴、そして裁判が行われ、判決が出るまでが描かれる。つまり前半は犯罪捜査ドラマ、後半は法廷ドラマの要素を含む2部構成となっている。実際の事件に基づく番組の主役はあくまでも物語であり、“脚本が全て”。この徹底したドキュメンタリータッチの作風で、アメリカの刑事法体系を1時間のドラマの枠内でここまでリアルに描き切ったドラマは、数あるドラマの中でも他に類を見ない。クリエーター(製作総指揮/脚本)は、本作の成功により一躍その名を米TV史に刻んだディック・ウルフ。

出演は、映画『キリング・フィールド』のサム・ウォーターストンほか。音楽は、「私立探偵マグナム」「アメリカン・ヒーロー」「ヒル・ストリート・ブルース」「特攻野郎Aチーム」「タイムマシーンにお願い」など、印象的な旋律で米TVドラマ界を彩ってきたマイク・ポスト。

フランチャイズ方式の元祖!

番組開始から9年目を迎えてシリーズ史上最高の視聴率を記録したことを受けて、1999年には最初のスピンオフ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」を制作。これが本家「LAW & ORDER」に匹敵する成功を収めると、2001年には「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」をスタート。その後も、英国版を含め数多くのスピンオフを誕生させるという一大フランチャイズを展開している。番組のフォーマットをそのままに、舞台となる場所などを変えてシリーズ化していくフランチャイズ方式は、TV「CSI」シリーズの成功が日本でも有名だが、ジェリー・ブラッカイマーが参考にしたというフランチャイズ方式の元祖と言えるのが、この「LAW & ORDER」シリーズなのだ。あらゆる種類の海外ドラマが日本で視聴できるようになった今だからこそ、米TV界の2000年代の犯罪捜査ドラマ・ブームのきっかけとなり、フランチャイズの元祖でもある「LAW & ORDER」の真価がよくわかる。刑事ドラマ、法廷ドラマ、そして社会派ドラマとして普遍的な魅力を持つ本作は、米TV史において重要な位置づけとなる海外ドラマファン必見のマスターピースなのだ。

2022年2月、本国アメリカで12年ぶりとなるシーズン21が放送開始されるまでは最終シーズンとされていたシーズン20には、見逃せないゲストが登場する。本国で2010年3月に放送された第15話「一途な女」に、TVドラマ「GIRLS/ガールズ(2012~2017年)」や映画『スター・ウォーズ』新三部作(2015~2019年)で大ブレイクする前のアダム・ドライバーが出演。その後も様々な話題作に出演しアカデミー賞にもノミネートされるなど、演技派俳優として引く手あまたのアダム・ドライバーの、デビュー間もないころの貴重な姿は必見!!

ストーリー

「刑事法体系には等しく重要な2つの独立した組織がある。犯罪を捜査する警察。そして容疑者を起訴する検察。これは彼らの物語だ」――オープニング・ナレーションより

あらゆる犯罪が起こりうる人種のるつぼ、マンハッタン、ニューヨーク市警(NYPD)27分署。責任感の強い女性警部補アニタ・ヴァン・ビューレンのもとで、サイラス・ルーポら優秀かつ個性的な刑事たちが日々犯罪の捜査に当たっている。彼ら警察の仕事は、犯罪現場とその周辺を調査して証拠を集め、事件の全体像を推理して容疑者を捕まえること。そこからは検察の仕事だ。

ジャック・マッコイ地方検事が率いる検察チームは警察から提出された証拠を精査して引き渡された容疑者の起訴の是非を決定する。告訴されると裁判が始まる。有罪を勝ち取るために、検察チームは必要なら現場に出向いてさらなる事件の調査・証拠の収集を行っていく。弁護士や裁判官との法廷及び法廷外での駆け引きを経て、いよいよ判決の時。司法制度では白黒をつけられない、または判断が極めて困難な事件も含めて、判決の内容は訴追側にとって納得できるものもあれば矛盾を含むケースも多々あるのだった……。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

サイラス・ルーポ/Cyrus Lupo

ニューヨーク市警の刑事。情報部に所属し、ここ4年は海外勤務で危険な地域においても大きな事件をいくつも解決してきたが、兄トーマスの訃報を聞き任地から帰国。兄の死に疑問を感じて捜査に加わり、その後27分署に配属される。巡査のころ27分署にいた過去がある。

ジェレミー・シスト Jeremy Sisto

1974年10月6日カリフォルニア州グラスヴァレー生まれ。映画「クライモリ」「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」などに出演。TVでは「シックス・フィート・アンダー」にビリー・チェノウィス役で準レギュラー出演。

ケヴィン・バーナード/Kevin Bernard

シーズン18第14話から登場のキャラクター。元は内務調査部に所属し、ある殺人事件でグリーン刑事が容疑者となった際に彼を取り調べる。そして、グリーン刑事が退職した後27分署に配属、ルーポの相棒となった。

アンソニー・アンダーソン Anthony Anderson

1970年8月15日カリフォルニア州ロサンジェルス生まれ。「ディパーテッド」「トランスフォーマー」や、最新作「スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション」など、映画に多数出演。

アニタ・ヴァン・ビューレン/Anita Van Buren

27分署の刑事たちをまとめるニューヨーク市警の警部補。巡査を5年、麻薬課の覆面捜査官を7年務めた現場たたき上げの女性。自らの職務に強い誇りと責任感を持ち、部下である刑事たちがミスを犯した際にはミスを追及することより捜査の続行を第一に考える強いリーダーシップを持つ。また、危険を顧みず犯罪者と体当たりで渡り合うこともあるなど、心身ともにタフなことでも知られている。

S・エパサ・マーカーソン S. Epatha Merkerson

1952年11月28日、米ミシガン州生まれ。ブロードウェイほかの多くの舞台に立ち、これまでにトニー賞候補のほか数々の賞に輝いている。「LAW & ORDER」のシーズン1でのゲスト出演をきっかけに、レギュラーキャストとしてシーズン4~20でアニタ・ヴァン・ビューレン役を演じた。TV「クローザー」のゲスト出演のほか、『ターミネーター2(ダイソンの妻役)』、『ランダム・ハーツ』、『ブラック・スネーク・モーン』、『愛する人』などの映画に出演している。

ジャック・マッコイ/Jack McCoy

地方検事。前任のアーサー・ブランチが退いた後、検察のトップに立った。自分に断りなく事を進めたがるカッターに手を焼きつつも、陰になり日向になり部下を支える。

サム・ウォーターストン Sam Waterston

1940年11月15日、米マサチューセッツ州生まれ。イェール大学在学中にパリ・ソルボンヌ大学に留学して演技を学ぶ。その後、多くの舞台に立ち演技派の地位を確立した。一方、60年代からテレビ・映画に出演。テレビは『I'll Fly Away』(91‐93)で主演を務め、「LAW & ORDER」ではシーズン5~20までジャック・マッコイ役で出演し、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: Trial by Jury」、「ホミサイド/殺人捜査課」にも同じ役でゲスト出演している。主な映画出演作は、『華麗なるギャツビー』、『天国の門』、『ハンナとその姉妹』、『ウディ・アレンの重罪と軽罪』など。『キリング・フィールド』ではアカデミー賞候補になった。

マイケル“マイク”・カッター/Michael Cutter

地方次長検事。昇進したマッコイの後任。頭脳派で生真面目だが、自分が正しいと思ったことは独断専行で動いてしまうことがしばしばあり、マッコイに釘を刺されることも。

ライナス・ローチ/Linus Roache

1964年2月1日イギリス・マンチェスター生まれ。映画「リディック」「フォーガットン」「バットマン ビギンズ」などに出演。

コニー・ルビローサ/Connie Rubirosa

地方検事補。女性軽視や児童への虐待問題に対して厳しい態度を貫く情熱派。上司のジャック・マッコイ検察官を非常に尊敬している。

アラナ・デ・ラ・ガーザ Alana De La Garza

1976年6月18日オハイオ州生まれ。メキシコとアイルランドの血を引く。テキサス大学で理学療法と社会福祉事業を学んだ後、ニューヨークに移って演技を学び、2001年、TV「All My Children」でブレイク。その後も「犯罪捜査官ネイビーファイル」、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」、「CSI:マイアミ」などのTVドラマにゲスト出演し、2006年、本作のルビローサ役に抜擢された。後にスピンオフ「LAW & ORDER: LA」でも同じルビローサ役で出演。

作品基本情報

原題:LAW & ORDER
データ:シーズン20・2009~2010年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン20全23話/HD作品
企画/製作総指揮:ディック・ウルフ
音楽:マイク・ポスト
出演:サム・ウォーターストン、S・エパサ・マーカーソン、ジェレミー・シスト、ライナス・ローチ、アンソニー・アンダーソン、アラナ・デ・ラ・ガーザ
日本語吹き替え:牛山茂、海本きくえ、桐本琢也、高瀬右光、かぬか光明、平野夏那子