ストーリー
ジークとジャレッドが揉み合った末に拳銃が発砲され、ミカエラは腹部に被弾して瀕死の重傷を負う。ジークはミカエラに促されて逃走、ミカエラは一時危篤に陥るが、搬送先の病院で一命を取り留める。手術中、ミカエラは再び828便に乗り、墜落する飛行機の中で「乗客たちを救え」という“呼びかけ”を受ける。ミカエラの兄ベンは、これが「2024年に死ぬ運命から乗客たちを救え」ということを意味していると考え、乗客たちの現在の居場所を調べては一人一人に話を聞く地道な調査を始める。2か月後、ミカエラは退院。ジークはカナダから絵ハガキを送ってきていたが、彼にも死期が迫っていることを知らせるためには、ニューヨークに呼び戻す必要がある。ミカエラは勤務先の129分署を訪れ、新任のバワーズ署長に自分が撃たれたのは事故なのでジークの捜索を中止してほしいと頼むが、ジャレッドが内部調査で「ジークは故意にミカエラを撃った」と証言していたため要求は一蹴される。その後、828便の乗客だったベイシック夫妻が行方不明になっていると知ったミカエラは、再び「乗客たちを救え」という啓示をうける。一方、グレースは妊娠4か月だが、子供の父親がベンとダニーのどちらなのか分からない。ダニーが子供を望んでいたことを知ったベンは、彼のためにもDNA検査で父親を調べるべきではないかと思いつつも、検査は必要ないという妻の意見を尊重していた。サンビはセラピストに扮した少佐に私生活の悩みを打ち明け、グレースが妊娠したことを漏らすが、カルや呼びかけについて突っ込んだ情報を得たい少佐は「表面的な話しかしないのなら治療はやめたほうがいい」と圧力をかける。まだ不安神経症に苦しむサンビは治療を続けてもらうため、「828便で私たちの身に何かが起きた」と話す。ある夜、ベンは自宅前に白いバンが停まっていることに激昂して「何者だ」と詰め寄ったところを、バンに乗せられ連れ去られる。だが、拉致された先で待っていたのは思いもよらぬ人だった……。ミカエラ、ベン、カルを始めとした搭乗者に聞こえる“呼びかけ”は一体何を意味するのか。