ストーリー
「刑事司法制度では、性犯罪を特に重罪と見なす。ニューヨークにはこの悪しき犯罪と闘うエリート集団がいる。性犯罪特捜班(SVU)の刑事たちだ」――オープニング・ナレーションより
休日のある日、ステイブラーが娘を乗せて車で帰宅している途中、出火現場に遭遇する。すぐに消火活動に協力したステイブラーが目にしたのは、頭を撃たれた男が下半身を燃やされている現場で、その場に居合わせたステイブラーの娘もその悲惨な現場を目撃してしまう。翌朝、チームは前夜ステイブラーが偶然遭遇した殺人事件の捜査を始める。殺されたのは、アンドリュー・クロフトという男で、マイケル・ゴレンという高校生の保護者であることが判明する。マイケルは真面目な青年であったが、トラブルメーカーのジェイソンと付き合っており、ジェイソンの話によれば、マイケルは保護者のアンドリューと仲が悪く、彼を避けるためによくジェイソンの家に滞在していたということを知らされる。
そんな中、クレイゲン警部は別の問題に直面していた。現場の刑事に実施した精神鑑定で、モリス調査委員会はステイブラーとジェフリーズの精神状態が危機的状況にあると判断し、彼らを任務から外すよう言い渡していたのだった……。